爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

食品問題

食をめぐる人々の対立はなぜ起きるか、小島正美さんが米映画「FOOD EVOLUTION」を紹介

ゲノム編集食品をめぐり対立が起きていますが、これまでも遺伝子操作食品などでの深刻な対立が起きていたのと同様の状況のようです。 こういった問題について、2016年にアメリカで「FOOD EVOLUTION」というドキュメンタリー映画が作られました。 これは遺伝…

賞味期限切れの食品はいつまで食べられるのか。国の取り組みを松永和紀さんが紹介。

消費期限が定められた食品と違い、「賞味期限」は多少過ぎても食べることはできるということは、かなり認識が広まってきたと思います。 しかし、備蓄食料などを再利用するとしても一定の基準が無ければできないということで、政府もそれを調査したということ…

大学入試共通テストの不適切設問問題、国は非を認めないが出版社は動いた。

今年の大学入試共通テストの英語の問題で、人工甘味料が危険であるかのような内容の文章を問題としたとして、日本食品添加物協会から抗議を受けても入試センターは謝罪もしようとはしなかったと言うことは取り上げました。 しかし、大学入試テストの過去問題…

ああ、やっぱり。ノロウイルス感染は増加と言う報告。

新型コロナウイルス感染が収まらない中、その対策が厳しく取られることにより、インフルエンザなどの流行が抑えられているということですが、それでも「ノロウイルス感染」は増加しているということです。 www3.nhk.or.jp NHK北海道のニュースと言うことです…

小島正美さんの「フードニュースオンライン」でゲノム編集食品に関する記事の連載。

元毎日新聞記者で、食品関係に詳しい小島正美さんが始めた「フードニュースオンライン」でこのところゲノム編集食品について取り上げられています。 ゲノム編集食品とは、従来の遺伝子操作とは異なり他の生物の遺伝子を入れるのではなく、そのものの遺伝子の…

「おいしい健康」サイトの「読む、えいよう」で松永和紀さんが「食中毒を防ぐ」

「おいしい健康」というサイトで科学ライターで食品関係の記事が多い松永和紀さんが「食中毒防止」について書かれています。 oishi-kenko.com 食中毒防止でもっとも効果があるのは、最近は誰でも気を付けているでしょうが「手洗い」だということです。 「食…

「フィッシュ・アンド・チップスの歴史」バニコス・バナイ―著

魚とジャガイモのフライ、フィッシュ・アンド・チップスはイギリスの国民食とも言われますが、他の国のそういった料理とは違って「家庭料理」という性格はないようです。 そこにはイギリスが他の諸国とはかなり違った歴史をたどっているということも関係して…

「昔と比べて今の野菜は栄養価が下がっているのは土のせい」ではない。松永和紀さんの解説より。

「おいしい、健康」というサイトの「読む、えいよう」というコーナーで、科学ジャーナリストとして活躍されている松永和紀さんが書いていました。 oishi-kenko.com 今の野菜は昔と比べて味が落ちているとはよく言われますが、それとともに「栄養価が下がって…

世界は持続可能となり得るか。食糧生産の危険性。

持続可能という言葉が必要以上に使われているように感じることの多い昨今ですが、本当に世界は「持続可能」なのか。 「長期計画」といっても3年から5年くらいしか考えないのが現代ですから、その程度「持続」すればよいというのかもしれませんが、ここは本当…

「海を渡ったスキヤキ」グレン・サリバン著

著者のサリバンさんはハワイ出身ですが、日本にも滞在経験があるというアジア文学研究者です。 子どものころに母上と訪れた日系人の経営する食堂での、いなりずしや照り焼きビーフの思い出は懐かしいもののようです。 最近では寿司ブームがアメリカ中を席巻…

農水省の「有機農業推進」方針について、松永和紀さんが正面から批判。

農水省が「有機農業推進方針」を発表しましたが、それについて食品ジャーナリストの松永和紀さんが、あまりにも杜撰と批判しています。 wedge.ismedia.jp 「みどりの食料システム計画」と名付けられた案ですが、「食の安全」にはまったく見当された気配も感…

「食の安全」はなぜ伝わらないか、小島正美さん「フードニュースオンライン」より

小島正美さんの「フードニュースオンライン」はこのところ1か月以上更新されていなかったのですが、別件でお忙しかったようです。 久しぶりの更新で出てきたのが「食の安全はなぜ伝わらないのか」 具体例はあまり示されていませんが、最初に総括的な内容を持…

福島原発事故から10年、現在の食品の放射能汚染は、松永和紀さんの記事より

「おいしい健康」というサイトの中で、松永和紀さんが書かれている「読むえいよう」という記事がありますが、そこで今回は「原発事故による食品汚染、まだ気を付けるものはありますか」と題して書かれていました。 原発事故から10年が経ちますが、いまだに福…

「食材偽装」森田満樹編著

2013年秋、阪急阪神ホテルズがレストランでのメニュー表示が実際の食材と異なっていたことを公表しましたが、それに続いて各地のホテル、高級百貨店、レストランなどが同様の事例を次々と公表するということになりました。 それ以前にも「偽装表示」という問…

埼玉県で給食での大量食中毒発生、ウェルシュ菌によるもの。

埼玉県の中学校で給食を食べた生徒や教諭など700人が多数食中毒症状となったという報道がありました。 これはウェルシュ菌によるものと見られているそうです。 this.kiji.is ウェルシュ菌とは、細菌の学名でいえば Clostridium perfringens (クロストリジウ…

「リンゴの歴史」エリカ・ジャニク著

リンゴは人類が最初に栽培した果樹とも言われています。 そのためか、古代の神話から現代にいたるまで頻繁に登場し、その重要性も確かなものです。 そのリンゴの歴史から現在の栽培状況まで、さまざまな視点から書かれています。 リンゴの原産地はカザフスタ…

「『食品の科学』が一冊でまるごとわかる」齋藤勝裕著

毎日食べる「食品」を見ると「科学的」なことが詰まっています。 それを一つ一つ考えていくと、かなり科学にも強くなれそうです。 著者の齋藤さんは、食品化学が専門というわけではなく有機化学の大学教授ですが、一般の人に科学を分かり易く説明したいとい…

「食の終焉」ポール・ロバーツ著

本書副題にあるように「グローバル経済がもたらしたもうひとつの危機」というものが本書内容を良く表しています。 グローバル経済は金融や資本といった方向でも様々な問題を世界中に引き起こしていますが、本書で提起されている「食糧問題」に対しても大きな…

またも食当たり、ただし今回はちょっとこれまでとは違った。

年に数回程度ですが激しい下痢となる食当たりを経験します。 これまでも何回かそれについて書いていますが、昨日の事例はそれとはまた少し違ったものとなりました。 sohujojo.hatenablog.com これまでは夕食に酒を飲みながら食べた場合がほとんどだったので…

農薬の残留基準を越えたらどうなるか、リスク学の永井孝志さんがさらに詳しい解説。

先日起きた福岡での残留農薬が基準越えのシュンギクが発生した事例について、速報はお伝えしましたが、リスク学の永井孝志さんがさらに詳しい解説を書かれていました。 nagaitakashi.net このような件が発生した場合、色々な記事も出ますが内容がでたらめな…

農薬の残留濃度基準値決定の方法について

福岡市で起きた春菊の農薬汚染事件について、福岡市の発表があまりにも過剰に危険性を強調しているのはなぜかと言うことはすでに記しました。 sohujojo.hatenablog.com おそらく市の担当者やその上司も残留農薬の基準値というものが何かということを知らない…

誤使用で高濃度農薬汚染の春菊が出荷、しかしそれについての福岡市発表は問題。

福岡県久留米市から出荷された春菊が福岡市に流通し、それから農薬イソキサチオンが高濃度で検出されたという事例が発表されました。 news.yahoo.co.jp イソキサチオンは春菊への適用はなく、どうやら農家が隣の畑のタマネギに撒いたものを春菊にも誤使用し…

中国が輸入冷凍食品のウイルス検査を続けている

中国が輸入冷凍食品などのウイルス検査を実施しており、そこでコロナウイルスが検出されたとして輸出国の衛生管理などを求めるといったことで貿易障壁が生じていると、FOOCOM.NET専門家コラムで森田満樹さんが紹介されています。 www.foocom.net 中国がこの…

兵庫県赤穂市の飲食店で出された魚料理で「パリトキシン」中毒発生

赤穂市の飲食店で「紋クエ料理」として出された魚料理で、8人の人が食中毒となったそうです。 www.kobe-np.co.jpこの魚には猛毒の「パリトキシン」という物質が含まれていた模様です。 パリトキシンとは下記ウィキペディアの記述によれば、非ペプチド系の毒…

「大豆食品が前立腺がん死亡リスクを高める」小島正美さんのフードニュースオンラインより

小島正美さんが連続して食品関連のニュースを書いておられる「フードニュースオンライン」で、大豆食品の摂取が前立腺がんによる死亡リスクを高めるという研究結果が発表されたという件について触れていました。 foodnews.online国立がん研究センターが行っ…

エネルギー依存がなぜ危険か、食糧生産もエネルギーに過度に依存

歴史上世界の多くの人々と苦しめてきた飢餓は今ではほとんど心配されていないように見えます。 アフリカなどで飢饉があっても、それは内戦や政情不安のためであり、平和が戻れば大丈夫といった思い込みがあります。 http://www.toyomori.org/g/2014/08/22/%E…

日本食品標準成分表改訂版公表、エネルギー算出法が大きく変わる

食品の栄養などの成分の表示の元となる、食品標準成分表の改訂版(八訂)がまもなく公表されるようです。 FOOCOM.NETに森田満樹さんの解説が掲載されていました。 www.foocom.net 今回、特に大きく変わるのが「エネルギー値の算出方法の変更」だそうです。 …

「鶏刺しの加熱不足」でカンピロバクター食中毒

熊本市の焼き鳥店で「鶏刺し盛」というメニューでカンピロバクター中毒が発生し、市は同店を2日間の営業停止にしたそうです。 www.47news.jp 焼き鳥の専門店でもカンピロバクターという食中毒原因菌の性状をほとんど知らず、「うちの鶏は新鮮だから大丈夫」…

「メイド・イン・ジャパンの食文化史」畑中三応子著

このところ、日本食(和食)を礼賛する風潮になっています。 和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたということもそれを強めているようです。 しかし、実際の日本の食というものはその「和食の特徴」とはまったく逆とも言える状況です。 「多様で新鮮な食…

小島正美さんの「フードニュースオンライン」より「低温調理は食中毒にご注意」

小島正美さんが食品についてのニュースをあれこれ解説している「フードニュースオンライン」ですが、今流行の「低温調理」についてです。 foodnews.onlineレストランでもこれを売り物にしているところも出ているようですし、家庭向けに調理器具や解説本もあ…