爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

食品問題

野菜ジュースは野菜の代わりになるのか。児林聡美さんが書いていました。

野菜摂取量を食べるだけで満たすのは難しいということで、野菜を食べる代わりに野菜ジュースを飲みましょうというCMが、もちろんジュースメーカーからたびたび流されることがあります。 本当にそうなのか、栄養疫学の専門家の児林さんが書いていました。 foo…

超加工食品(UPF)攻撃が豆腐も?

アメリカ政府が後押ししている超加工食品(UPF)に対する攻撃は、多くの科学者から批判されていますが、中にはその尻馬に乗ってUPFを非難する「科学者」もいるようです。 畝山智香子さんの「野良猫通信」に紹介されていたのが、スペインの研究者と称する者た…

「NATROMのブログ」で、「韓国でキムチの発がん性が話題に」

「NATROMのブログ」で紹介されていたのですが、韓国でソウル大学を中心とした研究グループが「キムチの発がん寄与度が高い」という論文を発表したことが報道され、話題となっているということです。 natrom.hatenablog.com 論文はいたって真面目なものであり…

なぜ日本では生卵を食べても大丈夫なのか。

まいどなニュースというところで、日本の生卵が大丈夫な理由が解説されていました。 日本ではなぜ生卵が食べられるのか 海外で生卵はNG?→海外と日本の卵の違いとは【日本養鶏協会アドバイザーが解説】 解説者は日本養鶏協会のアドバイザーという専門家の信…

「トコトンやさしい プロバイオティクスの本」野本康二著

プロバイオティクスという言葉はまだそれほどは知られていないかもしれませんが、乳酸菌などのような微生物を直接体内に取り入れることで健康状態の改善などに役立つというものです。 発酵食品というものの方が日本ではよく知られていると思いますが、それと…

傑作な事件、「常連だけに出した生牛レバーを客が持ち帰り警察に提出して逮捕」

牛の生レバーの飲食店での提供は食品衛生法で明確に禁止されています。 しかしなかなか根絶できないようですが、今回興味深い事件がありました。 news.yahoo.co.jp滋賀県の飲食店で、加熱していない牛レバーをメニューには載せず常連客向けだけの裏メニュー…

九州の醤油は甘いのか、あちこちで起きたような騒動

九州の醤油は甘いと言われますが、その実際のところは知られていないのかもしれません。 この正月にもあちこちで起きたような話が紹介されていました。 trilltrill.jp東京生まれの女性が九州出身の男性と結婚し、正月に男性実家に帰省。 そこで刺身を出され…

人工甘味料は有害なのか。

畝山智香子さんの「野良猫通信」に紹介されていた海外の論文です。 人工甘味料の有害性について、多くの発表論文をまとめて考察しています。 著者はマウロ・プロエンサという人のようです。 www.acsh.org人工甘味料の有害性については日本でも繰り返し指摘さ…

実は食中毒は冬の方が多い。その注意点について。

食中毒それも細菌性やウイルス性のものは暑い時期が多いような気がします。 しかし実際には発生は冬の方が多く、注意が必要ということです。 フードジャーナリストの山路さんが指摘していました。 news.yahoo.co.jp厚労省の資料によれば食中毒発生の件数、患…

「遺伝子組換え食品 どこが心配なのですか?」アラン・マキュガン著

最近は新しい遺伝子操作の技術も出てきていますが、遺伝子組み換え(GM)という手法での特に農作物の改変ということは既にかなりの歴史を持っています。 ただし、それに対する人々の意識は様々で、特にアメリカなどは広く認めているものの、ヨーロッパそして…

静岡市で焼き肉店で食事のグループがカンピロバクター食中毒

静岡市の焼き肉店で食事をしたグループがカンピロバクター食中毒、保健所は当分の間営業禁止としたそうです。 news.yahoo.co.jpカンピロバクター食中毒は頻発していますが、焼き鳥店などで鳥刺し等からの場合は「当分の間の営業禁止」までは至らず、数日間の…

加工食品の「隠れ塩」に注意、FOOCOM.NET児林聡美さんの記事より。

FOOCOM.NETの専門家通信で栄養疫学の児林聡美さんが「隠れ塩」について書いていました。 foocom.net 日本人は塩分摂取が過剰であり、それが高血圧の原因となっていると言われていますが、実際にどのような食品から食塩を摂っているかということが意外に知ら…

小麦粉を含まないグルテンフリーだから健康的な「そば」なのか。

グルテンフリーと言うだけで健康的といったイメージを振りまかれていますが、「グルテンフリーの健康的な”そば”」という売り込み文句が出ていました。 www.sankei.comグルテンフリーで救われるのはグルテンアレルギーの人だけであり、その割合はさほどのもで…

「加熱不十分な鶏肉のたたき」ってそれが普通じゃないの。

長崎の焼き鳥屋でカンピロバクター食中毒が発生しましたが、その原因食物が「加熱不十分な鶏むね肉のたたき」だったということです。 www.ktn.co.jpしかし「鶏肉のたたき」って、肉の周囲だけを焼いて中は生のままというものでしょう。 「加熱不十分」なのが…

食品中の鉛は危険?たしかにそうなんだが、その裏には色々ありそうで。

食品に鉛が含まれており、「プロテインパウダー」にもあるということが報道され、危機感を煽っています。 news.yahoo.co.jpしかしこういった「何々は危ない」という記事はたびたび目にするようです。 その裏には何があるのか。 たまたまこの記事を目にした同…

ノセボ効果、野良猫通信で畝山智香子さんが解説。

プラセボ効果(偽薬効果)というのは有名でしょうが、それと対する概念の「ノセボ効果」について、FOOCOM.NETの野良猫通信で畝山智香子さんが解説していました。 foocom.net プラセボ効果とは、何も有効成分の入っていないものでも体に良いと医師などに処方…

なぜこんなところにまで「グルテンフリー」健康志向を狙った浅薄な報道

鹿児島テレビの報道というものが流れていました。 「米粉を使ったアイスクリームなのでグルテンフリー」というものです。 アイスクリームってもともと牛乳で作るものなので、そこに「グルテンフリー」という言葉が入ってくること自体違和感を感じるのですが…

「日本全国地魚定食紀行」うぬまいちろう著

著者のうぬまさんはイラストレーターということですが、釣りが趣味以上の域に達しているようで、さらにそれらの見聞をいろいろなところに記事として書いているということです。 そのため、日本全国の漁港や釣り場などを歴訪しており、さらにそこで取材として…

「2日目のカレーに注意」ウェルシュ菌による食中毒

ウェルシュ菌という食中毒菌による中毒が多いということで注意喚起です。 news.yahoo.co.jpウェルシュ菌食中毒の典型的な例がたくさん作ったカレーを二日目に食べた時に起きるもので、これにはこの菌の性状が深く関わっています。 ウェルシュ菌というのは、…

畝山智香子さんの「野良猫通信」で、プベルル酸の毒性について解説

小林製薬が発売した紅麹を含むサプリは大きな被害を出しました。 その原因は混入したカビの作ったプベルル酸という物質ではないかと言われ、国の研究所で動物実験を行うとされていました。 しかし、当初の計画のような90日間投与試験ではなく前段階の28…

旭川市の弁当屋で腸炎ビブリオ食中毒、死者も?

旭川市の弁当屋の仕出し弁当を食べた人が腸炎ビブリオ食中毒となり、1人が亡くなった可能性もあるということです。 news.yahoo.co.jp 旭川市の宅配弁当専門店「昼めし屋」の弁当を食べた人が腹痛や下痢を起こし、144人が発症、そのうち1人が死亡したとい…

下関の飲食店でカンピロバクター食中毒、去年も発生させたとして無期限の営業禁止処分

鳥刺しなどを出してカンピロバクター食中毒を発生させたという事案はこのところ頻繁ですが、下関の飲食店では昨年も同様の事故を起こしたにも関わらず再発させたとして、期限を定めない営業禁止処分になったということです。 news.yahoo.co.jp カンピロバク…

「グルテンフリーのそばや」って良い事なの?

「グルテンフリー」というのは絶対的な良いことのように言われる風潮が強まっています。 グルテンは小麦のたんぱく成分で、それに対する強いアレルギー反応を起こすセリアック病というものの患者が一定数あるようですが、それならば他のアレルギー源も同様で…

「加熱不十分な鳥刺し」?何を書いているのか記者本人は判っているのか。

鶏料理でのカンピロバクター食中毒は頻発しています。 それについて岩手の飲食店で発生した件の報道記事です。 news.yahoo.co.jp元記事はIBC岩手放送のニュースということです。 しかし、「加熱不十分な鳥刺し」という表題はなにか変と思わないのでしょうか…

「超加工食品」の問題はさらに拡大。RFKjrが旗振り

超加工食品というものを健康の強敵のように見なして攻撃しようという動きが強まっています。 そもそもその定義すら確かではないものですが、そんなことはお構いなし。 それを強力に後押ししようというのがトランプ政権でアメリカ厚生省(いろいろな訳があり…

生成AIに「乳酸菌の過大評価」について聞いてみました。

日本では乳酸菌というものが多くの健康課題を解決してくれるかのような評価をされていると感じます。 それをさらに過熱させているのが企業での商品化とそのマーケティングでの過剰ともいえる宣伝だとも。 これについて生成AIに尋ねてみました。 ChatGPTに「…

「学校給食の役割と課題を内側から明かす」佐々木輝雄著

誰もが自分で食べたことがあるのでしょうが、それについてほとんど何も知らないというのが学校給食でしょう。 また自分の子どもが実際に食べているが、それでも「給食のお知らせ」などと言う通知が来たとしても何かよく分からないというものかもしれません。…

6月の弁当で注意すべき点。食中毒対策

高温多湿の時期になり、食中毒の危険性も増加しています。 そんな折、「6月の弁当で注意すること」としてテレビで放映されたそうです。 news.goo.ne.jp 多分番組制作上の手法だと思うのですが、「ウェルシュ菌」による食中毒が多発しているということについ…

「知っておきたい!中国ごはんの常識」マルゴ・ジャン文、ジャオ・エン・ヤン絵

中国料理は世界中で味わうことができるようになっています。 その中でも特に家庭料理を中心に紹介した本で、北京出身でフランス在住のジャンさんの文とヤンさんの絵が分かりやすく描かれています。 なお、原著はフランス語のようです。 内容はさほど専門的な…

なぜ「鶏肉の生食」は法律の規制がないのか。

鶏肉の生食(刺身、生つくね、半生チャーシューなど)による主にカンピロバクターによる食中毒は頻繁に発生しています。 しかし牛豚の生食、生レバーは法律で禁止されているのに、鶏肉生食はそういった規制がありません。 それはなぜかという記事がありまし…