爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

ニュース

田中宇さんの「国際ニュース解説」より「イランとイスラエルの冷たい和平」

イランとイスラエルの直接攻撃でどうなるかと思ったのですが、今のところ続いての戦闘はないようです。 田中宇さんの「国際ニュース解説」でその辺のところが説明されていました。 tanakanews.comイスラエルに対するイランの攻撃に反撃したイスラエルですが…

熊日新聞コラムより、江川紹子さんが「米司法の透明性」について書いていました。

我が家の購読新聞は地方紙の熊本日日新聞ですが、そのコラムの「江川紹子の視界良好」でジャーナリストの江川紹子さんが「米司法の透明性」を書いていました。(2024・4・25) 有料会員でないと読めないと思いますので概略を紹介しておきます。 米大リーグの…

まあ期待はしてなかったけど、思ったよりひどい政治資金規正法改革案

政治資金パーティーの裏金問題の対策として自民党が規正法改革案というのを出しました。 しかし野党の言葉を借りるまでもなく「国民にとってゼロ回答」でしょう。 www.tokyo-np.co.jp収支報告書を会計担当者に任せたという言い訳があったから、そこだけ変え…

家の周囲で宅地造成が続く

私の家は熊本県八代市の中心部から数Kmのところにあります。 これまではかなり広く水田が残っており、我が家のすぐ前も大きな水田だったのですが、その4分の1ほどが宅地造成されました。 このあたりでは続々とそういった場所が増えています。 とはいえ、八…

「内田樹の研究室」より「居場所がない」

内田樹さんが日本の若者の現状について書いています。 blog.tatsuru.comそのキーワードは「居場所がない」 よくその言葉を聞きますが、内田さんの見るところまったく「居場所がない」ということは無いはずです。 しかしそこに居たとしても安穏には感じられな…

「消費者庁が本腰」って、そこだけか。「No.1広告」

「〇〇でNo.1」と叫ぶような広告が目につきましたが、それが事実でないとして消費者庁が「本腰」を入れたそうです。 xtrend.nikkei.com例の「景品表示法違反(優良誤認)」というものでの措置命令ですが、わずか2週間あまりの間に12社の「No.1広告」につ…

初めから一時金のつもりで貰ったものなのに、今更無くなるといって問題視?

高レベル放射性廃棄物の処分地選定で、文献調査を受けるだけでも20億円が交付されるという変な?制度での混乱があちこちで起きていますが、早い時期にそれを受け入れて金を貰った自治体でそれが無くなるという極めて当たり前の話が報道されていました。 ww…

「内田樹の研究室」より「ポスト日米安保の時代」

久しぶりに内田樹さんのブログ「研究室」からです。 題が「ポスト日米安保の時代」 blog.tatsuru.comいよいよ「もしトラ」が迫ってきました。 これでどうなるのか、内田さんがとあるビジネスマンの会合で話をしたそうです。 トランプが前に大統領だった時に…

地震相次ぐ、高知と愛媛で震度6弱

昨夜11時過ぎですからもうすっかり眠っていた時間ですが、スマホの緊急地震速報が鳴り響いて目が覚めてしまいました。 熊本地震から8年ということでテレビ番組もあれこれ見たばかりで、あの速報の音は記憶を呼び覚ますものでした。 ほどなくゆさゆさと揺…

クジラやイルカの漂着は地震の前兆ではない。

様々なトンデモニュースを流してくれるNHK朝の番組ですが、今回のものはまともなものと思いました。 「クジラやイルカの漂着は地震の前兆ではない」というものです。 www3.nhk.or.jp東日本大震災や熊本地震、能登半島地震などの大きな地震の前にイルカやクジ…

イスラエルとイラン、報復の連鎖が広がり続ける

イランが支援していたハマスやヒズボラ、フーシなどがイスラエルに対する攻撃を続けているとして、イスラエル軍はシリアのイラン大使館を空爆し多くの人を殺傷しましたが、それに対してイランはイスラエルをミサイルや無人機で攻撃しました。 それに対してさ…

熊本日日新聞掲載の「読者の声」で「市電を廃止して渋滞緩和を」という困った意見

熊本日日新聞には編集部に寄せられた意見を掲載する「読者の声」というコーナーがあります。 そこに数日前に掲載されたのが「市電は延伸するのではなく廃止して交通渋滞を緩和しろ」というものでした。 熊本市は最近は非常に交通渋滞が激しくなっています。 …

リニア新幹線が遅れたのは川勝知事のせいばかりではない。プレジデントオンラインの記事より。

リニア新幹線の工事に反対してきた静岡県の川勝知事が辞任したことにより、工事が進展するかのようなムードになっていますが、そんなものではないという経済ジャーナリストの磯山友幸さんの記事がありました。 president.jpそもそもリニア新幹線は静岡県には…

小林製薬の紅麹サプリ事件、原因は本当にプベルル酸なのか。

小林製薬の紅麹サプリを食べて腎臓疾患となり死亡者まで出たという事件で、その原因物質が青カビがつくる「プベルル酸」という物質ではないかという話が、やや唐突に出てきましたが、今のところそれを疑うといったものはあまり出てこないようです。 私も一応…

「脱炭素化」に原発は必要なのか不要なのか。ブルームバーグに載っていた記事に正反対のものが。

「脱炭素化」という言葉ばかりが独り歩きし、その中身は千差万別、玉石混交(本当は石とも言えないガラクタ)、魑魅魍魎とも言うべき有様です。 ブルームバーグの記事で全く正反対ともいえるものがありました。 www.bloomberg.co.jp電事連副会長の佐々木氏が…

日米首脳会談で日米の同盟強化、いつまで沈みかけた泥船についていくの。

岸田首相がアメリカへ行きバイデン大統領と首脳会談を行いました。 どちらも危うい指導者ですが、それでもここで決まった内容は簡単には崩せないものでしょう。 やはり「日米同盟強化」ということになります。 news.yahoo.co.jp月面着陸に日本人も入れるなど…

サプリの不都合を指摘、ただしアメリカの話

小林製薬の紅麹事件で、機能性表示食品や健康食品サプリといったものに対する目が厳しくなっています。 しかしサプリメントに関してはアメリカの方がはるかにひどい状況です。 日本もそれを追ってしまったかのようです。 アメリカの状況について、GIGAZINEに…

「2531年佐藤さん問題」

ベルギー在住の「ちびころばーちゃん」ことShohojiさんが書いていたことですが、「2531年佐藤さん問題」というのがあるそうです。 shohoji.hatenablog.com 選択的夫婦別姓を求める団体というのがあって、そこが東北大の吉田教授という方に依頼し、このま…

ライドシェア、東京で開始

ドライバー問題について書いたばかりですが、東京でタクシーのライドシェアが開始、出発式が行われたというニュースが流れました。 www3.nhk.or.jp都内で開かれた出発式には斉藤国交大臣や河野デジタル大臣が出席、斉藤大臣がニコニコ顔で質問に答えていたの…

ドライバー不足問題

2024年問題と言われてきた、バスやトラックなどのドライバー不足の問題ですが、言われ続けてきた割にはほとんど対策も取られないまま影響が表れてきました。 貨物の取扱量減少が危険だと言われてきたのですが、どうやらバスの運転手減少の方が先に表れて…

太陽光発電EPR10の意味、そして化石燃料エネルギーのすごさとそれに頼る危険性

太陽光発電のEPRが10を超えたということについて考えている内に、そんなものでは到底不十分だろうということに思い当たりました。 そしてそれに比較した時に化石燃料による火力発電の莫大な力というものにも改めて驚いたと言えます。 今さらそんなことに気…

熊本の大学で入学式相次ぐ。半導体関連の学部の人気も高い。

この一週間、熊本県内の大学では入学式が相次いでおり、毎日のようにテレビでもその様子が報道されていました。 その中でも注目を集めたのが半導体関連の新設学部への進学者が多いことです。 国立の熊本大学では情報融合学環が新設されましたし、工学部にも…

パー券裏金事件、自民党の処分は出たが。

パー券裏金事件で自民党の関係議員処分が出ました。 まあどうせこんなものだろうと思っていたのですが。 news.yahoo.co.jp 「自民党議員」であることにこの上もない価値を感じている人間にとっては「離党勧告」というのは重い処分だということでしょうが、そ…

原発の電力を用いて水素製造に乗り出すのか。

水素水素とうるさいことですが、原発の電力を用いて水素を作り出すということが進んでいます。 www.nikkei.com 「原発と水素」というと、嫌でも福島原発事故の際の水素爆発を思い出してしまいますが、そうではなく水素製造に原発の電力を用いて水の電気分解…

今年の桜はあっという間に満開から散り始め

開花が非常に遅れた今年のソメイヨシノですが、開花後の気温上昇であっという間に満開からすでに散り始めているようです。 ちょっと前に開花が始まったと書いたような気がする八代城址ですが、今日行ってみたらすでに満開から散り始めている花もありました。…

「水素社会は夢じゃない」? 川崎重工は社運をかけているようです。

水素というものに対して期待する動きが強まっています。 気候変動が実感として感じられるようになり、その原因と考えられる二酸化炭素放出が少ない(実際は単に”見えない”)ものへの転換が必要とされてきましたが、それの第一歩として広められた太陽光発電や…

紅麹サプリ事件、原因物質候補としてプベルル酸が浮上

小林製薬の紅麹サプリによる薬害(薬じゃないけど)事件の原因物質特定には長期間かかると言われてきましたが、突然「プベルル酸」という名前が上がってきました。 そんな化合物など聞いてこともないという人がほとんどでしょう。 もちろん、その化合物が腎…

ようやく認識された危険性、「機能性表示食品」制度そのものに問題点があった。

小林製薬の紅麹サプリによる被害が徐々に明らかになり、その大きさに驚かされます。 製造上の問題点や異常発覚の後の小林製薬の対応のまずさなども出てきていますが、そもそも「機能性表示食品」という制度自体にこういった危険を生む要因があったということ…

「ベニコウジ色素」と「小林製薬の食品原料紅麴」は別物。FOOCOM.NETで森田満樹さんが解説。

小林製薬の紅麴サプリによる健康被害はさらに広がりを見せていますが、案の定というかなんと言うか、食品添加物の「ベニコウジ色素」をも危険視する風潮が始まっており、それについて食生活アドバイザーの森田満樹さんがFOOCOM.NETで詳しく解説されていまし…

紅麹事件、被害も影響も広がる

小林製薬の紅麹サプリによる健康被害は死者発生も判明、供給を受けていた商品の回収も広がるという事態になっています。 news.yahoo.co.jp 長期間飲み続けていた人が腎障害で亡くなったという死亡事例が2件判明、入院患者も増え続けているということです。 …