爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

八代市立博物館「松井家の茶道具名品選」見てきました。

しばらく休館していた八代市立博物館「未来の森」がようやく再開し、「松井家の茶道具名品選」というものを展示していました。 松井家というのは、肥後細川藩の筆頭家老で代々八代城主を勤めた家で、そこに伝わる文書や品物を保存した松井文庫は数々の貴重な…

有観客で開催で最悪のシナリオに近づくのか。

「開催中止か延期」という声も大きかったはずなのですが、なぜか「観客有か無しか」だけに問題を絞る形にしてしまい、結局は他のイベント並みと称する「50%以下または1万人以下」というユルユル基準でのオリンピック開催が決定してしまいました。 news.yaho…

「ことばでたどる日本の歴史 幕末・明治・大正篇」今野真二著

今野さんは日本語学が専門ということですが、歴史にも深い造詣がおありということで、歴史を「ことば」すなわち文献や史料で詳細にたどるということをされています。 歴史を簡潔に記載するなら不要なのですが、やはり原資料を基に示すとまた新たな発見ができ…

石炭の世界での生産・使用・輸出入の状況はどうか。脱炭素化で生産国は困るのか。

脱炭素化が叫ばれる中、特に槍玉に上がっているのが石炭ですが、もしも石炭使用を止めてしまえば現在の生産国、使用国そしてその貿易というところに大きな影響が出るでしょう。 そこで、その現状をちょっとだけ調べてみました。 https://www.meti.go.jp/shin…

湘南地方の鉄道 3駅の記憶 1,茅ヶ崎駅

また若い頃に戻った夢を見まして、高校の同窓生と修学旅行に出かけるというものですが、「夢の話」で書くにもあまりにも荒唐無稽な内容なのでちょっと控えておきます。 しかし、その中で「藤沢駅に集合」というところがあり、そこに出てきた駅は若い頃の駅で…

EUがバイオマス発電は再エネとは認めないとの姿勢

日経新聞の報道によれば、EUはバイオマス発電は再エネとは認めないということを打ち出したということです。 www.nikkei.comただし、この記事は有料会員しか全文が読めないというもので、最初の部分しか分かりませんので、全体は想像で書きます。 (さすが経…

「アリストテレス 生物学の創造 上」アルマン・マリー・ルロワ著

アリストテレスは古代ギリシャの哲学者ですが、自然の観察も行い、生物の特徴を記載した「動物誌」などの著作もあり、生物学や博物学の始祖ともみなされています。 その後、紀元1世紀にはローマで大プリニウスが「博物誌」を著しましたがその内容は色々なと…

「賀茂川耕助のブログ」より、No.1324「ワクチン接種は慎重に」

ワクチン接種しか打つ手が無くなった政府はとにかく早く国民全員に打たせようとしていますが、賀茂川耕助さんはそれに警鐘を鳴らしています。 kamogawakosuke.info コロナワクチンに対する疑問点などを発している専門家に対しての迫害というものがあるようで…

なぜ変異ウイルスは感染力が強いのか

新型コロナウイルスの変異株が次々と現れ、いずれも感染力が強くなっているということでこれまでのものに置き換わっています。 なぜそんな都合の良い変異株が出来て来るのか、不思議に感じる方も居るかもしれません。 その辺の事情を少し、分かりやすく?説…

本当の「オリンピック開催の最悪のシナリオ」はこうだ。

数日前に横浜市大の奥田名誉教授の話を基に「オリンピック開催の最悪のシナリオ」と題された記事を引用して書きました。 sohujojo.hatenablog.com しかし、開催の強行だけにとどまらず、奥田さんの予測をも上回る「観客1万人まで入れる」というとんでもない…

「大人の道徳 西洋近代思想を問い直す」古川雄嗣著

「道徳」を学校教育での「教科」とするということになり、多くの人は国が国家主義的な価値観を子供に押し付けようとしていると感じたのではないでしょうか。 しかし、教育大学で道徳教育ということを研究し学生に講義している著者から見ると、本当は道徳とい…

いつまで「道路で成長」の夢を見続けるのか。熊本県・市が中長期の道路計画を発表

熊本県と熊本市が、今後20-30年ほどの中長期の新広域道路交通計画を策定し発表したそうです。 kumanichi.comその「イメージ図」とやらを張り付けさせてもらいます。 緑色の路線は前計画からの構想路線ということですので、1993年の計画ということでしょうか…

オリンピック開催の危険性、コロナ感染拡大のシナリオ

どうやらオリンピックは何としても開催されるようですが、その危険性について週刊女性プライムというところで、横浜市大名誉教授の奥田研爾さんの話を基に最悪のシナリオを描いています。 news.yahoo.co.jp選手役員などはワクチン接種、検査を徹底とは言って…

食をめぐる人々の対立はなぜ起きるか、小島正美さんが米映画「FOOD EVOLUTION」を紹介

ゲノム編集食品をめぐり対立が起きていますが、これまでも遺伝子操作食品などでの深刻な対立が起きていたのと同様の状況のようです。 こういった問題について、2016年にアメリカで「FOOD EVOLUTION」というドキュメンタリー映画が作られました。 これは遺伝…

「となりの心理学」星薫著

放送大学で心理学を教える著者は、放送大学で学ぼうとする社会人たちには非常に強い「心理学への興味」があることを感じています。 一方、授業で心理学を習う学生たちにとっては、あまり人気の無いのも心理学だということです。 やはり、ある程度人間関係や…

賞味期限切れの食品はいつまで食べられるのか。国の取り組みを松永和紀さんが紹介。

消費期限が定められた食品と違い、「賞味期限」は多少過ぎても食べることはできるということは、かなり認識が広まってきたと思います。 しかし、備蓄食料などを再利用するとしても一定の基準が無ければできないということで、政府もそれを調査したということ…

「英語の教養」大井光隆著

英語を理解し話すと言っても、文法だけを覚えているだけでは正確な意味を伝えられません。 その言葉の奥に隠れているものは何か。 そこまで理解して初めて英語を理解できたということになるのかもしれません。 著者の大井さんは、長く出版社で英語の辞書や参…

G7で菅首相が他の首脳たちから置いていかれる写真の題を改変してツイートすると何罪になるか。

G7での首脳たちの記念撮影の際の報道で、共同通信社が配信した写真に添えられた文章「記念撮影を終え手を振る菅首相」というものを、「各国首脳に無視される菅首相」に改変しツイッターで拡散するという事案が発生したそうです。 news.yahoo.co.jp記念撮影の…

リスク学者永井孝志さんの記事より「オリンピック開催・中止の世論は感染状況に左右される」

オリンピックはどうやら無理やり開催されるようですが、「中止すべし」「開催すべし」という意見はメディアでの取り上げ方次第で実際の国民の感覚とずれているかもしれないとは思います。 そこで、リスク学者の永井孝志さんのブログでは、これまでも「リスク…

「傑物が変えた世界史 上」アラン・ドゥコー著

歴史と言うものは大きな流れというものはあるものの、変革の時には並はずれた個人の働きが作用することもあります。 その意味では「傑物が変えた」ということもあるのかもしれません。 この本は歴史家でテレビプロデュ―サーでもあるという、フランス人のドゥ…

飲食業界はもう限界。多くの店が潰れてしまった後には何が残るのか。

度重なる営業自粛、休業要請、時短営業要請などで、飲食業界はいよいよ苦境に立たされているようです。 news.goo.ne.jp必ずしも外食産業だけが感染拡大の場ではないはずですが、やはり大きな部分を占めているのでしょう。 しかしあまりにも長い期間の様々な…

「偽書が揺るがせた日本史」原田実著

現在進行の事実でもいくらでもフェイクがあるということが明らかになっていますが、歴史を文字で記録するということが始まってすぐに「偽物の歴史」を書いた「偽書」というものが現れました。 何らかの思惑や個人的な目的で偽書を作るという行為は数限りなく…

大学入試共通テストの不適切設問問題、国は非を認めないが出版社は動いた。

今年の大学入試共通テストの英語の問題で、人工甘味料が危険であるかのような内容の文章を問題としたとして、日本食品添加物協会から抗議を受けても入試センターは謝罪もしようとはしなかったと言うことは取り上げました。 しかし、大学入試テストの過去問題…

「MIT 音楽の授業」菅野恵理子著

MIT すなわちマサチューセッツ工科大学です。 科学や工学の大学としては最高峰とも言えるところで、ノーベル賞受賞者も多数輩出しているところです。 そこには「音楽学科」というものも設置され、専門の学生も在学しているのですが、それ以外に全学を対象と…

ワクチンをめぐる世間の雰囲気は急激に変化しているのか。

12歳以上の子どもにまで接種しようとする京都府伊根町に脅迫まがいの電話などが殺到という話でした。 こういった状況は神戸市など先行して始めようとした自治体でも見られているようです。 しかし、これに対する世論の反発というものがそれほどは目立たない…

「日本植民地探訪」大江志乃夫著

歴史学者で日本近代史が専門の大江志乃夫は、1995年日本敗戦から50年が経過したころにその機会にかつての日本の植民地を回って見ることを思い立ちます。 その時大江は60代後半でした。 1945年の敗戦時にはまだ学生でしたので、戦前の植民地時代には訪れたこ…

ご注意!「家庭用蓄電池の訪問トラブル多発」、ついでに「注意喚起」の漢字もね。

家庭用蓄電池の訪問販売のトラブルが急増しているそうです。 www.itmedia.co.jp 国民生活センターによれば、2020年度は1314件と、毎年増加しており、ここ5年で4倍以上の相談件数になっているということです。 これには、太陽光発電の買取期間10年が満了し、…

やはり反ワクチン派は居なくなったわけではなかった。京都府伊根町で業務妨害。

日本人の「ワクチンアレルギー」は無くなってしまったのかという記事を書きましたが、やはりそうは行かなかったようです。 日本人の「ワクチンアレルギー」は緩和したのか - 爽風上々のブログ ワクチン接種は他の薬剤より副作用が強いかもしれず、また「まっ…

夢の話「独身寮での生活」

またまた、ひどく若返った夢を見てしまいました。 場所は昔住んでいた会社の独身寮のようです。 周りにはかつて一緒に居た先輩や同僚たちが居ます。 夜になり街に飲みに出かけるかという話になりました。 ぶらぶらと歩いたり、自転車に乗ったりして向かって…

「ドリーム・ハラスメント」高部大問著

「ドリーム」は「夢」そして「ハラスメント」は最近ではセクハラ、パワハラなどでおなじみになった言葉です。 しかし、ドリームとハラスメントとが結びつくとはどういうことでしょうか。 著者のの高部さんは、大学で事務職員として学生のキャリア創造つまり…