爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「海を渡ったスキヤキ」グレン・サリバン著

著者のサリバンさんはハワイ出身ですが、日本にも滞在経験があるというアジア文学研究者です。 子どものころに母上と訪れた日系人の経営する食堂での、いなりずしや照り焼きビーフの思い出は懐かしいもののようです。 最近では寿司ブームがアメリカ中を席巻…

こんな奴が環境行政を引っ張っているとロクなことにはならない。

小泉環境相が脱炭素を推進するために「家庭への太陽光発電システム設置義務化をも」と発言したそうです。 www.jiji.comポーズだけを最重要視するという手法は父親譲りでしょうが、それよりさらに過激なものとなっています。 このブログで何度も強調していま…

「国境を越えて愛されたうた」竹村淳著

歌というものはその地で生まれたものだけでなく、よそで生まれたものが伝わっていくということもよくある光景です。 この本では、そういった、「国境を越えて」愛されていった歌の数々を紹介しています。 なお、著者の竹村さんは長く中南米の音楽を紹介し続…

注意喚起:「宅配便が未着」という詐欺が来てしまいました。ご注意を。

話には聞いていましたが、SMSで「不在のため宅配便を持ち帰りました」という連絡が入りました。 ドコモのページにもこの注意喚起が掲載されています。 app.dcm-gate.com実際、これとほぼ同じ内容のものでした。 まあ知識として知っていたので、「ああこれか…

五輪幕引きシナリオの開始か、自民党二階幹事長の発言。

ついこの間まで「オリンピック中止など考えられない」と言っていたはずの自民党二階幹事長がオリンピック中止も考慮するという趣旨の発言をしました。 www.jiji.com 国民の多くがその開催に疑問視、つい先日はアメリカ、イギリスのメディアも中止しないとい…

「英国ロックダウン100日日記」入江敦彦著

イギリスは2020年3月23日より新型コロナウイルス感染流行に対する方策として、ロックダウンを開始しました。 ロンドン在住のエッセイスト、入江敦彦さんがそのロックダウン下の生活の様子を毎日綴った日記です。 入江さんは京都出身ですが、現在はパートナー…

道路沿いの花がきれいに咲いています。

朝はまだかなり冷えますが、昼になると暖かくなります。 道路沿いのツツジなどの花が満開できれいなので写真を撮ってきました。 通称「臨港線」という道路の歩道に植えられたツツジです。 白からピンク、さまざまな色で咲いています。 これも同じ道沿いの別…

「ものがたり水滸伝」陳舜臣著

水滸伝は、宋の時代を舞台にしたもので、明代に成立した中国四大奇書の一つとされているものですが、内容はそれまでに街頭の講談などで広く語られていたものと見られています。 講談だけに、荒唐無稽なものですが、この陳舜臣さんの本は内容をかなり合理的に…

熊本地震から5年、復興は進むが次の大地震の不安も。

熊本地震から5年が経ちました。 あの余震というには大きすぎる地震がひっきりなしにやってくる中、避難のために外出着を着たまま横になっていたのが少し前のようにも思います。 しかし、その直後に産まれた初孫がもう自転車を乗り回し、絵本のひらがなを読め…

「ヒトはなぜ、夢を見るのか」北浜邦夫著

なにしろ、「夢の話」といったコーナーをブログにも設けているほどですので、夢についてはかなり興味があります。 この本は、高校生の頃に瀕死の状況に陥いった時にまさかのような夢を見て生き返ったという経験から「意識と夢」についての研究を志し、脳生理…

ここまで来ると悲惨、大阪で聖火リレーは公道は中止、万博公園のみ

爆発的感染拡大となった大阪での聖火リレーは予定の公道での実施は不可能となり、万博記念公園で観客は入れずに行うこととなりました。 www.nikkansports.comこれでもやらなければならないものなのかどうか、多くの人が疑問に思うはずです。 滑稽とか、醜悪…

「世界を変えた 微生物と感染症」左巻健男編著

今まさに、感染症が世界中を覆っているようですが、人類の歴史というものは感染症とともに存在していたようなものです。 この本は2020年8月出版ですので、新型コロナウイルスについての記述も含まれていますが、それだけではなく他の多くの感染症についても…

農水省の「有機農業推進」方針について、松永和紀さんが正面から批判。

農水省が「有機農業推進方針」を発表しましたが、それについて食品ジャーナリストの松永和紀さんが、あまりにも杜撰と批判しています。 wedge.ismedia.jp 「みどりの食料システム計画」と名付けられた案ですが、「食の安全」にはまったく見当された気配も感…

化石エネルギーはなぜ使ってはいけないのか

色々な思惑が重なってのことでしょうが、「化石エネルギー」つまり石油、天然ガス、石炭といった古代の生命活動で貯蔵されたエネルギーを使用するという、これまでの「エネルギー依存文明」の基礎とも言える在り方をひっくり返そうという動きが急激に強まっ…

ミャンマー情勢はますます悪化の一途。どこまで続くのか。

ミャンマーではクーデターに対する抗議デモが続いていますが、それに対しての軍隊や警察の弾圧はさらに凶暴化を強め無差別の銃撃が加えられているようです。 news.yahoo.co.jp他の国でのようにデモが凶暴化して破壊活動を行なうということでもないようです。…

「読破できない難解な本がわかる本」富増章成著

著者の名前やその本の存在自体は分かっていても、ほとんどの人が読んだことがないという本があります。 人類の精神史上、重要な存在であることは分かるのですが、その内容は難解で素人には歯が立たないというものです。 この本はそういった「難解な本」をご…

「法人税増税」というバイデンの発言はやはり実現不可能か。

200兆円にもなるという、コロナウイルス感染対応費用の捻出のために法人税を増税するというバイデン大統領の発言には半信半疑でしたが、やはり言葉だけだったようです。 jp.reuters.co 記事中には「インフラ投資計画の財源」とあり、完全なコロナ対策だけと…

横浜の巨大風力発電施設「もとを取れるなどとは思っていません」という正直なお言葉。

横浜市の港近くに巨大な風力発電設備があるそうですが、その見学会があったという記事です。 kaden.watch.impress.co.jp「ハマウィング」と言うそうですが、高さ180mの巨大なもので、横浜周辺の人ならだれでも見たことがありそうなところだということです。 …

ワクチン接種はまだ当分先のよう。

月一回の診察と投薬のためにかかりつけの医院に行ってきました。 患者も少なく先生も暇そうだったのでワクチン接種の見通しなど尋ねてみました。 熊本県南の田舎町ですが、医療従事者の接種もまだ進んでいないそうですが、高齢者施設入居者に対しての申込書…

「ユーモアのレッスン」外山滋比古著

英文学者ですがエッセイなども多く書かれていた外山さんの「ユーモア」について語られたエッセイです。 最初には「ユーモア」という言葉についてというところから入っています。 英語では「ヒューマー」に近い発音です。 humour という綴りですので、そう発…

田中宇さん「国際ニュース解説」より、「対米従属は間抜けな戦略」か

田中宇さんの「国際ニュース解説」の要約の中の一文です。 このニュースは有料記事ですので、最初の要約部分しか読めませんが、その中の一節が面白いものでした。 (この後どのような文章の展開になるのか、有料会員になっていませんので分かりませんが) ◆…

エネルギー産生比(EPR)どころの話ではない、電動重機の効率

風力発電や太陽光発電は環境中に設置する必要があるために、土木工事の必要性も大きいものですが、どうやらそのエネルギー投入についてきちんとした考慮が足りないのではないかという疑問を抱きました。 それが、今広く流通している「EPR」(エネルギー産生…

熊本城復旧、公開間近

5年前の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城の天守閣の復旧工事が完成し、26日の一般公開開始を前にして報道陣に公開されたそうです。 熊本城天守閣公開へ準備万端 常設展示で修復作業を解説 (msn.com) 地震直後から熊本城の被害状況は逐次報道されていま…

通っていた小学校など、初公開

熊本市のFM局で、市内の小・中・高校の校歌を全校放送するという企画があったそうです。 kumanichi.comそれを取り上げた新聞記事で「熊本市の学校校歌は”阿蘇”がぞろぞろ出てくる」という記述があるのを見て、私自身が通った学校はどうだったかと思い返して…

ワクチン予約はかなり大変

東京都八王子市で全国に先駆けて新型コロナウイルスのワクチン接種の予約が始まったということで、ニュースなどで報道されています。 www.yomiuri.co.jp 対象となる高齢者が16万人ほどのところに、今回のワクチン数が1000ちょっとということでは、あっ…

「呉漢 下」宮城谷昌光著

中国漢王朝の時代、王莽に簒奪された皇位を取り戻した劉秀(後漢光武帝)に従って全国を統一した呉漢の物語、その下巻です。 上巻の時にも書きましたが、「呉漢」という人名についてまったく聞いたことも無く、いつの時代の人かも分からないまま読み始め、劉…

夢の話「茅ヶ崎駅に急ぐ」

夢の前半はもう印象が薄く忘れてしまいましたが、なぜか茅ヶ崎駅に急がなければならなくなっています。 家から駅までは歩いて10分。 しかし電車の時間までもう十数分しかありません。 気ばかり焦るのですが、ようやくぎりぎりになって家を出ます。 家から…

「内田樹の研究室」より「日本のイデオクラシ―」

「イデオクラシ―」とは、idiot(ばか、間抜け)とdemocracy (民主制)とからの造語で、衆愚政治をさらに激化させたものを指します。 内田樹さんの「研究室」では、日本の政治はすでに衆愚政治などと言う程度ではなく「イデオクラシ―」と化しているとしてい…

「SDGsと農業」というテレビ番組の予告を聞いて「きっと有機農業だろう」と思ったらどうやら違いそう。

テレビを見ていたら「SDGsと農業」というテーマの番組をやるという予告があり、「どうせ有機農業とSDGsの話だろう」と考えて、「その間違いを指摘してやろう」ということで、あれこれ調べてみたらもっとひどいものに行き当たりました。 (なお、結局そ…

「いつになったら宇宙エレベーターで月に行けて、3Dプリンターで臓器が作れるんだい!?」ケリー&ザック・ウィーナースミス著

「夢の技術」というものがありますが、SFに出てくるような技術の中でもあたかも「実現性が高い」かのように言われているものがあります。 そういった技術はどういったもので、その開発の現状はどうなっているのか。 そして、もしもそれが実現したら世界はど…