爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

未承認のヨウ素添加食塩を使った製品を自主回収、廃棄。法律違反なのは確かだがそれでも捨てて良いものか。

小島正美さんの「FOOD NEWS ONLINE」で、中国産の茎わかめに日本では未承認のヨウ素添加食塩が使われていたため、それを使用した食品が大量に自主回収、廃棄されていることが紹介されています。 foodnews.onlineこの内容は、記事中にも書かれているようにす…

「世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史」スティーブン・ジョンソン著

人類の文明がどのように進化してきたか。 そこにはそれが無ければ現代文明が無かった、あるいはかなり違ったものになったような重要な発明と発見があります。 そのような6つのもの、「ガラス」「冷たさ」「音」「清潔」「時間」「光」と取り上げそれらがど…

何も良い対策をしていなくても感染者減少、よく分からん。

何が変わったのかよく分からないまま、新規感染者がかなり減っています。 news.yahoo.co.jp今回の感染者急増も、ワクチン接種がかなり進んだにもかかわらず起きており、変異株のためだとか、気の緩みが起きているからとか言われていましたが、それでは現在は…

「中国義士伝」冨谷至著

義士とは何か。 節義と言うものを貫き通し、過酷な運命によって非業の死を遂げてもそれを貫き通す人です。 中国の漢、唐、南宋の時代に節義を貫いた3人の義士の伝記が書かれています。 漢の蘇武、唐の顔真卿、南宋の文天祥は極めて困難な状況にも関わらず、…

中国恒大集団は破綻するのか、中国政府の対応が注目される。

中国の不動産業大手の恒大集団が破綻の危機となり、中国政府がどう対応するのか注目されています。 www.bloomberg.co.jp引用したブルームバーグの記事では「ミンスキーかLTCMか」と経済通でなければ何が何やら分からないような表題が付けられていますが、ミ…

「君は韓国のことを知っていますか?」鈴木崇巨著

日韓関係は非常に悪化し、相互に相手国を嫌いと答える人々が多数を占めるという事態になっています。 日本では慰安婦問題や徴用工問題など、条約締結で解決済みの問題を持ち出して国際法違反だという論調が多くなっています。 本書著者はキリスト教の牧師で…

荒廃農地を太陽光発電にするための条件緩和?

森林ジャーナリストという田中淳夫さんがまた太陽光発電についての情報を披露しています。 blogos.comこれまでは農地に太陽光発電装置設置ということには厳しい条件が付けられていました。 そのためか、山林などを切り払い設置ということがあちこちで相次ぎ…

「時代はさらに資本論」基礎経済科学研究所

マルクスの書いた「資本論」は、最近では再び見直され読む人も増えているということです。 その研究を続けている基礎経済科学研究所は、2008年のリーマンショックの時に「時代はまるで資本論」という本を出版しましたが、このコロナ禍の中で資本主義社会がど…

「内田樹の研究室」より「『複雑化の教育論』まえがき」

内田樹さんのブログ、「研究室」より、「複雑化の教育論」という教育に関する講演の記録を書籍化したものへ「まえがき」として書かれた文章です。 blog.tatsuru.com昨年の夏から今年にかけて各地で講演した内容をまとめたものと言うことですが、編集者が内田…

「NATROMのブログ」より、「裁判事例から学ぶ健康情報の読み方」

今回のNATROMさんのブログは、「裁判事例」についてのものですが、NATROMさん自身が裁判の証人としてかかわったということです。 natrom.hatenablog.com ある企業(一応匿名にしてあります)の販売するA飲料水というものに対し、専門家が批判的な記事を書い…

誤った安心感を与える「人工酵母で雑草からエタノール」

MITの研究者たちが雑草のセルロースをエタノールに変える人工酵母を開発し、バイオエタノール製造に進んで行くそうです。 fabcross.jp 記事中にもあるように、現在のバイオエタノールと称するものはおもにトウモロコシを原料に作られていますので、食料と競…

「上方落語ノート 第一集」桂米朝著

三代目桂米朝は、「上方落語中興の祖」と呼ばれ、人間国宝にもなりましたが、上方落語の様々な話題を数多く蒐集していました。 それを後世に残そうとまとめたのがこのシリーズで、1978年米朝が50歳を越えたあたりの年齢の時期です。 内容は落語だけでなく関…

リスク学研究者永井孝志さんのブログより「デパ地下とロックフェス」

リスク学の研究者でブログ「リスクと共により良く生きるための基礎知識」を連載している、永井孝志さんが最近の話題が集まっている「デパ地下」と「ロックフェス」について比較しています。 nagaitakashi.net 専門家の指摘ではデパートの食品売り場、いわゆ…

「67億人の水」橋下淳司著

世界の多くの地域で水不足が大きな問題となっています。 日本では幸いにも世界でももっとも水資源が豊富な状況ですが、水源の土地を外国人(特に中国人と言われる)が買収し、水を奪おうとしているという噂が流れています。 著者は特に水の問題を中心に活動…

八代市立博物館、今月の展示、「殿の道中絵巻」を見てきました。

八代市立博物館未来の森ミュージアムの今月の展示は「殿の道中絵巻」というものです。 www.city.yatsushiro.kumamoto.jp八代城主松井家は細川藩の家老職でしたが、代々徳川幕府からも直接領地を与えられていたために、代替わりの際には江戸に参府し将軍にお…

「暇と退屈の倫理学」國分功一郎著

暇で退屈、よく感じることですが、それについて哲学的な考察を行います。 哲学者の國分さんが書く本ですから、簡単なはずはないですが、新書サイズながら437ページの本はかなりの分量でもあり、読み通すのは大変なものでした。 しかも、結論の部分に、「この…

アルミの削りくずを水と反応させて水素発生、できるのは確かだがそんなもの実現できるはずもなし。

福岡工業大学というところで、アルミ加工工場などから生じるアルミの削りくずを使って水と反応させ「クリーンエネルギーとして期待される」水素を発生させるという研究?(ままごと?)をやっているそうです。 www.jc.fit.ac.jpこんなものがニュースで流れて…

「司馬遷の旅」藤田勝久著

中国の前漢の時代の司馬遷は、「史記」と呼ばれる歴史書を中国で初めて執筆し、中国の歴史の父とも言える人です。 史記の中には、司馬遷が各地を旅し、そこで様々な逸話を聞いたという表現も見られます。 しかし、それが事実なのか、あるいは既に書かれてい…

TBSの番組での出来事、自民党総裁選で騒ぐのは仕方ないことなのか。

いつも楽しく拝見しているよんばばさんのブログ「あとは野となれ山となれ」でTBSの番組について触れられていました。 hikikomoriobaba.hatenadiary.com 夜のドラマの方はまったく興味がないのですが、昼の番組での出来事は私も時々見る番組ですので、興味あ…

「図説 テューダー朝の歴史」水井万里子著

河出書房新社から出版されている「図説」シリーズの一つで、イギリスのテューダー朝の時代の歴史を詳説しています。 テューダー朝は15世紀にヨーク家とランカスタ家が争ったばら戦争の後、ランカスタ家の傍流の出であったヘンリ7世がイングランド王として即…

輸入食品の安全性について松永和紀さんの記事

「おいしい健康」というサイトの中で、科学ジャーナリストの松永和紀さんが連載しているのですが、そこで輸入食品の安全性について説明されていました。 oishi-kenko.com 「おいしい健康」というのは、どうやら栄養士や食について関心の高い人向けのようで、…

忽那賢志さんの記事より「行動制限緩和についての2つの不確定要素」

いつも大変参考になる忽那賢志さんの記事ですが、今回は「行動制限緩和に関して2つの不確定要素」というものです。 news.yahoo.co.jp政府は9月9日に行動制限緩和についての考え方を示しました。 徐々に新規感染者が減少しており、おそらくは選挙を睨んでの…

自民党の派閥はどうなっているのか。倉山満さんの解説より。

かつての自民党は派閥というものがあたかも党内の一つの政党のように振る舞っていたように感じていましたが、今回の総裁選挙に向けての動きなど、まったく統制も取れないように見えます。 そもそも、衆議院が一区で4‐5人の議員を選出するという中選挙区制で…

「日本人を縛りつける 役人の掟」原英史著

著者の原さんは通産省の役人から規制改革担当大臣補佐官まで勤めた後、現在は政策コンサルタントをしているということで、役人のやり口についてはよくご存じなのでしょう。 規制改革と称して色々なことが行われているように見えますが、実際には大事な部分は…

正気か、バイオマス発電用の植物を「自力調達」

バイオマス発電用の植物を発電所構内で栽培する「栽培試験」を始めたというニュースです。 東北電力秋田発電所構内で、バイオマス発電の燃料となる植物の栽培試験を始めたそうです。 kahoku.news東北電力では現在でも石炭火力発電所で木材チップを燃やす「混…

新型コロナウイルス変異株、名前がどんどん分からなくなってきた

新型コロナウイルスは変異株の出現が相次ぎ、デルタだミューだと続いていますが、さらに色々な名前が出てきて何が何やら分からなくなってきました。 www.tokyo-np.co.jp検疫で出ているのが「イータ株」さらに「カッパ株」も出ているとか。 コロナウイルスは…

「人間の本質にせまる科学 自然人類学の挑戦」井原康雄、梅崎昌裕、米田穫編

人類学といえば日本では「文化人類学」の方が盛んなのですが、自然人類学も広い範囲の学問領域であり、研究が進められています。 この本は、その自然人類学の概要をとらえることができるように、各分野の専門家がそれぞれの領域をコンパクトに解説し、その結…

「褐炭から水素を作る」って、化石燃料を使わないことになるのか。

「褐炭から作った水素」を使ってドローンを飛ばすという実証実験が行われたそうです。 news.yahoo.co.jp記事中では「燃やしても二酸化炭素を生じない水素は次世代クリーンパワーとして期待される」と書いてありますが、それを「褐炭から作る」ということに何…

八代の歴史、「徳淵の津」中世からの港

久しぶりに「八代の歴史散歩」です。 今回は、戦国時代以前からの港であった「徳淵の津」を見てきました。 戦国時代に八代を訪れたルイス・フロイスの「日本史」には八代は肥後の国でももっとも栄えた町であると書かれていて、古麓の城下町、宮地の門前町と…

次の首相には誰が良いか、J-CASTニュースで読者アンケートをして「意外な人の名が」出たとか、意外でもなんでもないけど。

自民党総裁選の動向が注目され、そちらばかりに話題が集中してしまうようで、本当に大丈夫なのと不安になりますが、J-CASTニュースで読者アンケートを取り、次の首相には誰が良いかと言う調査をしたそうです。 www.j-cast.com総数が1000人ちょっとということ…