爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

電力供給の不安が続き、原発再稼働や蓄電池による再エネ供給などが話題に上る。

連日のように電力供給不足の危険性について報道され、「クーラーはつけても」他の節電をと繰り返されています。 テレビのワイドショーでもその対処について色々と語られていました。 原発再稼働もやむなしとする人もいれば、それは絶対にダメという人も。 そ…

フィンランドとスウェーデンのNATO加盟が確実、ロシアをめぐり危機が高まる。

これまではロシアとNATOの間で中立を守っていたフィンランドとスウェーデンがロシアのウクライナ侵攻を受けNATOへの加入を申請していたのですが、反対していたトルコが賛成に回ったということで加盟が確実となりました。 それに対しロシアは猛反発をしている…

「なぜ人は『売れ筋商品』を買ってしまうのか」おもしろ心理学会編

人が商品を選び購入するということは日常的に行われていることですが、そこには色々な理由がありそうです。 そういった行動には心理学的なもの、そして行動経済学的なものが隠れていますので、それらを上手く使って行けば「売れ筋商品」を作り出すこともでき…

各党の選挙公約を見ても、エネルギー問題で「エネルギー使用の見直し」をうたうものは無し。それじゃダメだって。

参院選の公約が出そろい、各党の主張の比較といったことを報じていますが、エネルギー問題についてのそれを見ても、「原発の運転か廃止か」に多少の違いはあるものの、他はほぼ同様。 省エネの徹底、再エネへの投資などほとんど数字の違いだけのようです。 w…

夢の話「電車の切符をなくしてしまう」

またも昔々の夢を見てしまいました。 「夢の話」が続いてしまうようですが、しかしあまりにも鮮明な夢だったので埋もれさせるのは惜しい。 自分は何と高校生、つまり50年も前の話です。 とはいえ、もう大学受験のシーズンに入っているらしく、通学は毎日では…

「思い出の写真 整理・保存・修復・活用法」瀬川陣市著

「団塊世代に贈る」と題された本ですが、私は団塊よりはちょっと下の世代です。 しかし少年時代から撮りだめた写真は溢れかえっており、整理が必要だなとは思っていました。 この本は写真家でもあり、また撮った写真の整理法や活用法などを初心者に講義する…

飛蚊症と耳鳴り

数年前から飛蚊症(ひぶんしょう)と耳鳴りが出てきて、どうにもうっとうしい状況です。 飛蚊症とは眼の中の硝子体が剥がれ落ちて視界の中で邪魔をするというもののようで、ひどくなった時に眼科医に行ったのですが「年のせいですのでそれに慣れるしかない」…

「スマホで子どもが騙される」佐々木成三著

ネットを通じての犯罪に子どもが巻き込まれるという事例が急増していますが、またSNSなどで子ども自身が他を傷つけるような加害者になるということも起きています。 こういったことに子どもが関わることを防ぐにはどうしたらよいのか、埼玉県警でデジタル捜…

サル痘について分かっていること、忽那賢志さんの解説より

医学関係の解説では非常に分かりやすくまとまっている忽那賢志さんの解説で、「サル痘について分かっていること」というものが掲載されていました。 news.yahoo.co.jp 特にヨーロッパで患者発生が見られるということで大騒ぎになっているようです。 アフリカ…

アメリカ連邦最高裁で妊娠中絶の容認法を憲法違反と認定、しかしアメリカの「保守とリベラル」の違いって。

アメリカの連邦最高裁で、妊娠中絶を容認した判決を憲法違反と認定したということで全国でデモが頻発するなど大きな騒ぎになっています。 jbpress.ismedia.jp アメリカの連邦最高裁の判事は9名ですが、そのうち6人が「保守派」となっており、彼らの意志は強…

リステリア菌食中毒が怖いからチーズは食べない?それももったいない話。

毎月一回掲載される、「おいしい、健康」サイトの中の「読む、えいよう」の松永和紀さんの記事ですが、今回は「妊娠中チーズは食べて良い?リステリア菌食中毒を防ぐ正しい食べ方」と題したものです。 oishi-kenko.com 以前からヨーロッパなどではリステリア…

「バルカン 〈ヨーロッパの火薬庫〉の歴史」マーク・マゾワー著

ヨーロッパの東端に位置するバルカン、日本人にとってはあまり親しみのある地域ではなく、なんという国があるかということも知られているとは言えないでしょう。 しかし、「ヨーロッパの火薬庫」と言われるような紛争の多いというイメージはあるかもしれませ…

夢の話「かつて勤めていた研究所を訪ねる」

会社の研究所には30歳前から40代まで勤めていました。 そこを訪問するという夢でした。 時間は現在のようです。つまり私は退職者で隠居生活。 研究所からは転勤で離れ、その後勤めた工場も退職で離れているのではるか昔のことになるのですが、招かれて行くこ…

「医療民俗学序説」畑中章宏著

新型コロナウイルスの感染拡大はパンデミックと言われるほどとなりました。 その対応には即効の薬も無く重症化し亡くなる人も出ました。 こうなると、昔からの伝統的な方法、「まじない・祈祷」などの民俗学的なものが出てくることになります。 こういったも…

新型コロナウイルス(Covid-19)再感染が起きていないとしたらその意味は。

新型コロナウイルス感染について、数日前にいくつかの疑問点をあげましたが、その中で「再感染しているのかどうか」ということにも触れました。 国立感染研の発表資料をみても、感染者数の中での再感染が明らかな人の数字というものは出ていません。 わずか…

「遊牧の人類史」松原正毅著

遊牧民といえば大草原で羊を追っている風景を思うと共に、かつてはユーラシア大陸を席巻したモンゴルの旋風が思い起こされます。 しかし遊牧という生活様式がいつ頃から起こったのか、そういった歴史については遺跡もほとんど無く、自らが記録した史料も無い…

「物価高対策」ってどこが。自民党の参院選公約より。

参院選の公示で選挙戦が本格スタートですが、自民党の掲げる「物価高対策」が出されました。 www.nikkei.com その表を上記記事から引用させて頂きましたが、これが「物価高対策のポイント」? 「農産物の生産コスト削減の支援金」って、それが役に立つのは何…

「貝と羊の中国人」加藤徹著

著者の加藤さんは中国文化の研究者で特に京劇が専門ということです。 中国社会や中国人というものを考察してきたというわけではないようですが、中国にも長く滞在しておりそこで見聞きしたことから中国について考えるようになりました。 その見方は一般的な…

東京オリンピック費用総額1兆5000億円

東京オリンピックにかかった総費用が1兆5000億円だったということです。 mainichi.jp 上記毎日新聞記事には「全体像が分からぬまま」だと批判していますが、全体像が分かろうと分からぬままだろうと、使ってしまったことは確かでしょう。 招致段階では7000億…

「この本を書いたのは誰だ? 統計で探る”文章の指紋”」村上征勝著

人の書く文章にはその人なりの癖がどうしても出てしまうものでしょう。 同じ人の書いた文章だと言われても違和感を感じることはあります。 その「違和感」が感覚だけでは説得力はないのですが、そこに統計学の手法を取り入れて分析をすると裁判などでも使え…

海外からのバイオ発電用木質ペレットの輸入急増、こんなものはただの「森林破壊」

バイオマス発電の発電所の建設が急増し、それに伴い海外からの発電用木質ペレットの輸入も急増しているようです。 news.yahoo.co.jp このままで行けばペレット価格も跳ね上がる「ウッドショック」が再来するかもという危惧があるという記事ですが、問題はそ…

「黄土の群星」日本ペンクラブ編、陳舜臣選

黄土すなわち中国の平原です。 中国の歴史に題材をとった小説12編を選んだというものです。 その12人の著者は、宮城谷昌光、中島敦、伴野朗、桐谷正、安西篤子、井上靖、藤水名子、森福都、司馬遼太郎、田中芳樹、井上裕美子、陳舜臣という面々です。 その作…

「内田樹の研究室」より「選挙と公約」

内田樹さんのブログ「研究室」より「選挙と公約」という話です。 blog.tatsuru.com この文章は「週刊金曜日」に寄稿したものということです。 内田さんも自民党政権が行っている政策によって明らかに不利益をもたらされている人々がそれでも自民党に投票し続…

「歴史と統計学」竹内啓著

数学に一分野に確率と統計というものがありますが、これらは社会学的にも多く利用されるという特性があります。 その発祥と発展も、歴史的に国家や社会の運営という面から見ていかなければならないようです。 国の政治を行なう指針として人口や生産と言った…

何が争点かもはっきりできないまま、どうせ自公政権与党が勝利

参議院選挙の告示も迫りましたが、各政党は街頭演説やテレビ出演と主張を繰り広げています。 ただし、どこがどうなのかよく分からないままです。 おそらく政治家自身も分からないまま話しているのでしょうから、聞いている方も分かるはずもありません。 物価…

日本経済はこのまま底なし沼に入り込むのか。

物価の上昇が進み、それの原因の一つなのかそれとも相関しているだけなのかよく分かりませんが円安も進行しています。 それにも関わらず、日銀の総裁発言は緊張感に欠けるものであり何らの反応も示さないに等しく、さらにそれ以上に政権からの意思表示はほと…

新型コロナウイルス(Covid-19)の感染状況について雑感。

新型コロナウイルス(しかし流行拡大から3年がたつのにまだ”新型”というのもどんなものか)は新規感染者が徐々に減りつつあるとはいえその減少傾向はゆっくりとしたもので、まだまだ警戒が続いています。 実は先日、以前勤めていた会社の退職者たちの親睦会…

「禅語入門」久須本文雄著

禅は「不立文字」という言葉が示すように文字で書けないものを師から伝えられるものなのでしょうが、それでも禅語という言葉が多く残っています。 本当のところは参禅で掴むしかないのでしょうが、それに至るところは言葉で示すということなのでしょうか。 …

いつまでこの「その場しのぎ」だけの選挙区制を続けるのか。

衆議院の小選挙区での区割り改定案が決定したそうです。 それによると全国140の選挙区で何らかの変更が加えられ、主なところでは10増10減という定数変更が行われます。 これで「1票の格差」は最大の福岡2区と最小の鳥取2区との間の「1.999倍」となるそうです…

「国家と歴史 戦後日本の歴史問題」波多野澄雄著

中国や韓国との関係悪化の際には日本の歴史認識について先方から非難を受けるということが続いており、どうしても「歴史問題とは何なのか」ということを考えさせられます。 この本はかつての日本人にとっては「大東亜戦争」であったあの時代の戦争というもの…