サバやサケ、イカなどの刺身に潜んでいて食中毒の原因となるアニサキスは多くの中毒患者の発生につながっています。
加熱はもとより、冷凍しただけでもアニサキスは死んでしまうため、不安はなくなるのですが、どうしても生で刺身を食べたいという人が多いため、危険性は消えません。
その対処法として、電撃ショックを与えることによりアニサキスを殺すという方法を熊本大学で研究しており、実用化に向けて開発を進めています。
極めて強い電流ですが瞬間的に流すことにより魚肉にはほとんど影響を与えずにアニサキスだけを殺虫しようというものです。
実はこの研究を行っているところが熊本大学ということで、熊本ローカルニュースでは以前から時折その研究進捗状況が報道されていました。
資金も集まったということで、いよいよ実現化に向けて装置開発に進むのかどうか。
期待を集めているようです。