爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

生物

サル痘について分かっていること、忽那賢志さんの解説より

医学関係の解説では非常に分かりやすくまとまっている忽那賢志さんの解説で、「サル痘について分かっていること」というものが掲載されていました。 news.yahoo.co.jp 特にヨーロッパで患者発生が見られるということで大騒ぎになっているようです。 アフリカ…

新型コロナウイルス(Covid-19)再感染が起きていないとしたらその意味は。

新型コロナウイルス感染について、数日前にいくつかの疑問点をあげましたが、その中で「再感染しているのかどうか」ということにも触れました。 国立感染研の発表資料をみても、感染者数の中での再感染が明らかな人の数字というものは出ていません。 わずか…

緑茶で高血圧薬の効果が下がる?ちょっと気になる記事。

緑茶を飲むと高血圧薬の効果が下がるという研究結果が報告されたというニュースがありました。 高血圧で薬を2種類飲んでいる身としてはちょっと気になりました。 www.minyu-net.com 福島医大の三坂さんという方の研究報告で、降圧剤「ナドロール」を緑茶を日…

マスクをしていると熱中症になるのか、リスク学の観点から永井孝志さんのブログより。

早くも蒸し暑さが到来し、またコロナウイルス流行も少し落ち着いたように見えるからでしょうか、「熱中症のリスクがあるからマスクは外しても良いのか」といった話が聞かれるようになりました。 これについて、リスク学者永井孝志さんのブログで論じています…

白米は食べるのが良いのか食べない方が良いのか、栄養疫学者村上健太郎さんのブログより。

白米を食べると糖尿病になるとか、いろいろな話が出ています。 この件について栄養疫学の研究者村上健太郎さんがブログで書いています。 kmnutri.com なお、このレビューは様々な研究者の研究成果の論文を集めて検討したもので、系統的レビューと言います。 …

「Brain Age(脳年齢)」って若いほど良いの?

時間ばかり余ってしまう隠居生活なので、ネットゲームも相当長くやっています。 すると頻繁に他のゲームのCMが入ってきますが、それを避けるために金を払うなどということができるはずもなく、いつも我慢してみていますが。 その中に最近、パズルゲームのCM…

「性格はどのようにして決まるのか 遺伝子、環境、エピジェネティックス」土屋廣幸著

著者は心理学研究者ではなく、産科の病院のお医者さんです。 大きな病院ですので毎日何人もの赤ちゃんが生まれますが、見ているといつも泣いている子もいる一方、スヤスヤと眠っている子もいます。 そういった様子を観察して、また多くの医学論文を読みなが…

「ここまでわかった! 縄文人の植物利用」工藤雄一郎、国立歴史民俗博物館編

縄文時代と言えば人々は狩猟採集の生活を送っていたというイメージがあります。 しかしどうやらかなり早期から植物の栽培などは行っていたようです。 これまでは縄文遺跡からはなかなか植物自体の遺物は発見されず、よく分かっていなかったことが多かったの…

コロナウイルス感染、再感染はどの程度なのか。

コロナウイルス感染は新規感染者がなかなか少なくならず、今年初めまでのような沈静化には至らないようです。 しかし感染拡大以来かなりの人が感染しているはずなのに、まだそれほど爆発的感染拡大が起きるほどに「感染可能性」のある人が残っているのか。 …

ジャガイモの芽や緑になったところは食べちゃダメ。経験した方のツイッターより。

ジャガイモの芽や緑になった部分には毒性のある成分があるので食べちゃダメということは知らない人も居るようです。 実際に食べてしまった経験をツイッターで書いていた方がいました。 togetter.com 「らぴさん」という方の体験の記録ですが、かなり重症とな…

「生物に学ぶ ガラパゴス・イノベーション」稲垣栄洋著

日本独自の商品傾向というものは確かにあるようですが、それを「ガラパゴス化」などと言うことがあります。 その言葉はあのガラパゴス諸島の変わった生物たちを意識して作られたものでしょうが、それを単に「辺境の島の変な現象」とだけ考え、グローバル化の…

「LIFE CHANGING ヒトが生命進化を加速する」ヘレン・ピルチャー著

ほんの1万年前までは圧倒的に野生の生物が多かったのですが、わずかの間にヒトによって影響を受けた生物が急激に増加しています。 家畜や栽培植物、そして近年は遺伝子操作などと言うことも行なうようになりました。 それだけでなく、人類が改変している環境…

散歩の途中で見かけた看板からブログのネタを思いつく「右脳はひらめきか」

いつもの散歩コースを歩いていて、これまでは見かけてはいても気にもしなかった看板に目が留まりました。 古いソロバン教室の看板で、もう何十年も上がったままのものです。 「右脳(ひらめき)人間になるには算盤」というシンプルなものでした。 これまでも…

「進化は種の保存のためではない」そうです。河田雅圭さんの記事より。

ツイッターを見ていたら面白そうな記事を見つけました。 「種の保存のための進化」はどこが間違いか。というもので、東北大学教授の河田雅圭さんという方が公開されたものです。 note.com 多くの人が信じているのが「生物の進化は種の保存のためである」とい…

新型コロナウイルスワクチン4回接種は効果なし?忽那賢志さんの話。

新型コロナウイルス感染について様々な情報発信を行っている忽那賢志さんの記事です。 news.yahoo.co.jp 「4回目ワクチン接種は効果が薄い」という残念な話です。 実は私もつい先週に3回目のワクチン接種を行い、今回は副反応がかなり強く丸一日間寝ていまし…

「アジサイはなぜ葉にアルミ毒をためるのか」渡辺一夫著

植物でも生存競争は熾烈であり、様々な戦略でより生育範囲を広げようとしています。 そういった樹木の生き残り戦略を、19種の樹木について解説しています。 その性質によりグループ分けして示されていますが、第2章「撹乱を利用せよ」で取り上げられている、…

「免疫力増強」などという怪しげな言葉があふれていますが。

テレビなどをぼんやりと見ていると、最近は特に多く感じるのが「免疫力増強」という言葉です。 免疫力を増強するためには、何々を。といった具合に機能性表示食品や健康食品のCMが次々と流され、その中には日本を代表するような大会社のものも数多く含まれて…

南海トラフの海底に摂氏120度でも生育している微生物

南海トラフの海底を掘削する研究が行われたそうですが、そこから多数の微生物が検出されたそうです。 www.gizmodo.jp そこの温度は120℃以上、非常な高温でありそのような環境に生物が生育できるというのは驚きです。 これまでも高温細菌や超高温細菌といった…

「結局、ウナギは食べていいのか問題」海部健三著

ウナギがどんどんと減少していき、「絶滅危惧種」に指定されるとかいった話題も出るようになりました。 それでも、価格高騰しているとはいえ夏の土用の丑の日あたりにはスーパーでは蒲焼が並んでいますが、「本当にこれ食べていいの」と感じる人も多いのでは…

方向音痴とは何か、JAF MATEの記事より。

日本自動車連盟(JAF)の会誌、JAF MATEの2・3月合併号に、「方向音痴のギモン」という記事が載っていました。 (なお、私は自動車社会からの脱却などということを言っていますが、現在のところJAFの会員であり会誌も毎回読んでいます。矛盾しているのですが…

「機能獲得の進化史」土屋健著

生物というものは「機能」の獲得によって大きく変化していきました。 新たに獲得した機能によって、その生活自体が大きく変わるということも起きました。 そのような「機能獲得」について、化石などに見られる進化の歩みからその最初の頃の様子を語る本です…

宍道湖のワカサギ漁獲量減少はネオニコチノイド農薬のせいなのか。

宍道湖のワカサギ漁獲量が激減した時期が、ネオニコチノイド系という農薬が普及した時期と一致するということで、その因果関係を主張する学説を発表した研究者がいたということから、話題になっています。 それについて、FOOCOM.NETの専門家コラムで斎藤勲さ…

塩野義製薬製コロナワクチン、開発最終段階とか。

新型コロナウイルス用ワクチンを開発中の塩野義製薬では最終段階に入り、3月末の供給開始を目指すそうです。 www.yomiuri.co.jp 3回目接種を早期に実施するという掛け声だけは盛んに聞こえますが、どうも接種数が伸び悩んでいるようで、おそらくファイザーや…

「人を襲うクマ」羽根田治著

山に食物が少なくなったためか、クマが人里にまで出没することが多くなり、人的な被害も出て死者も発生しています。 そのようなクマとの遭遇事例を詳述し、さらにクマの生態学者である山崎晃司さんの解説も加え、被害を少しでも小さく止めようと書かれた本で…

新型コロナウイルスのワクチン接種について

新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株によると思われる新規感染者数の拡大が世界的に起きており、日本でも変異株のためかどうかは不明ですが、感染者増が急激に進んでいます。 そんな中、ワクチン接種も2回目まで終了した人が8割を越えているものの、そ…

新変異株オミクロンは免疫反応でかなりの変化をしているのか。

新型コロナウイルスの新変異株オミクロンの急速な感染拡大で世界的に警戒感が高まっていますが、その免疫反応で注意すべき兆候が見られているようです。 mainichi.jp南アフリカでの感染拡大を調べている医療専門家の話として、今回のオミクロン株の感染者の…

「自粛するサル、しないサル」正高信男著

昨年から続いている新型コロナウイルス感染症の流行では、「自粛」という言葉もかなり飛び交っています。 日本では強制的な都市ロックダウンということが法的にできないのですが、それ以上に「自粛」というものが強力な作用を及ぼすと言われています。 しか…

永井孝志さんの「リスクを考える」ブログより、「はちみつやミツバチはどのような農薬で汚染されているのか」

はちみつがグリホサートという農薬で汚染されているというニュースが流されているということから、リスク学者の永井孝志さんが、はちみつおよびミツバチの農薬汚染について調べています。 nagaitakashi.net こういった話題は時折流されますが、実際にはちみ…

忽那賢志さんのワクチン情報「ブースター接種の副反応の強さ」

コロナウイルス感染症に関する情報源として参考にさせていただいている、忽那賢志さんの最新記事です。 news.yahoo.co.jp ワクチンのブースター接種、すなわち3回目の接種ですが、2回目より3回目のブースター接種の方が副反応が強くなるという噂が流れている…

エキノコックスが愛知県知多半島に定着か、コロナよりはるかに危険かも。

北海道に広く存在し、時折感染した人が出る寄生虫のエキノコックスが、本州にも広がっているのではないかという疑いがありましたが、愛知県の知多半島に存在が確認されたということです。 www.fukuishimbun.co.jp 記事によれば、愛知県の知多半島で捕獲され…