爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

環境資源

持続可能社会(定常社会)とはどのようなものか。

「持続可能」という言葉があちこちで語られるようになりました。 以前からこの問題には大きな関心を持っていましたので、多くの人々が興味を持つようになったということは嬉しい限りですが、その実態を見るとまったくの勘違いや方向違いばかりのようです。 …

肉食系男子は持続社会(定常社会)には邪魔なのか。(女子も含む)

私と非常に近い考え方をしていたということで、かつてはお互いのブログを頻繁に行き来していた「雑草Z」さんという方が居ます。 「雑草の言葉」というブログをされていたのですが、何やらトラブルが多発したということで長い間休眠されていました。 しかし、…

漁業監視が衛星からできる?

ヤフーが運営する、海や漁業に関するニュースを流すサイトGyoppyで、衛星から漁船や漁の状態が監視できるという話題がありました。 gyoppy.yahoo.co.jp すでに航空機の状況をリアルタイムで捉えることは可能となっていますが、船でもそれが可能となっている…

2050年温室効果ガス排出実質ゼロにする「グリーン成長戦略」政府方針まとまる、、って何が「まとまってるの」

スガ首相が言うだけ言った「2050年温室効果ガス排出実質ゼロ」に従って、「グリーン成長戦略」なるものが「まとまった」そうです。 news.yahoo.co.jp 「まとまる」なんて言っても、単に色々な希望的技術開発(誰にとって?)を並べただけのものですが。 電気…

電気自動車100%などと、また何も考えずにポーズだけの発言。

スガ首相は諸外国がガソリン車の廃止を早期に実施する構えを見せているのに焦ったか、「2030年代半ばには電気自動車100%」などと言いだしているそうです。 それがどのような社会変革を必要とするのか、多くの人の職を奪い彼らの転職を考えなければならな…

再春館製薬所の「太陽の畑」とはどのようなものか。

熊本でも有数の優良企業、「再春館製薬所」は化粧品で全国的にも知られていると思います。 そこが数年前に実現した「会社の年間使用量に相当する電力を作り出す”太陽の畑”の完成」については、当地熊本では相変わらず頻繁にテレビコマーシャルでも流されてい…

EPR(Energy Profit Ratio)の低いエネルギー源に頼るとどうなるか。

EPR(Energy Profit Ratio)、日本語では「エネルギー収支比」となります。 いろいろなエネルギー源を比較する有効な指標です。 これは、以下のウィキペディアにもあるように、「生産エネルギー/投資エネルギー」すなわち、投入したエネルギーに対し得られる…

福島で洋上風力発電が採算合わずに撤去、このニュースが流れるそばから、風力発電注力との政府発表

福島県沖の海上に作られた洋上風力発電が、まったく採算が合わないとして撤去されるそうです。 news.livedoor.com ところが、このニュースの流れるのと同時に、政府方針で風力発電に注力し2040年までに大型火力発電所30基分に拡充とか。 www3.nhk.or.jp上記…

「リユースは日本にも広がるか」よんばばさんも同じニュースを見ていました。

昨日のテレビニュースで「リユースは日本にも広がるか」という題で、アメリカでステンレス製の食品容器を回収して使うというシステムを広げようという会社が紹介されていました。 これについて、何か書いてやろうと思っていたら、よんばばさんのところで先に…

SDGsという言葉がよく聞かれる。本当に分かっているのか。

SDGS(Sustainable Development Goals)という言葉がよく聞かれます。 imacocollabo.or.jpこれについては今年の初めにもおかしな現象だと思い指摘しました。 今もほとんど想いに変わりはないのですが、ニュースで「子供たちにもこの意義を伝える」なんていう…

「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」でどうなるのか。(続)

政治家の発言などほとんど重さもないもので、「国際的な約束」だろうが何だろうが踏み倒すのが通例ですが、一応はそれを目指したポーズだけは取ろうとするでしょうから、「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」で進もうとだけはするでしょう。 その排出量から…

「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」でどうなるのか。

相次ぐ気象災害を恫喝の種に使って、どうしても二酸化炭素排出を無くさなければならないという、決して証明はされていない科学の仮説から大きな方向性の決定をしてしまっている世界ですが、「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」という目的を日本も決めてし…

ガソリン車禁止など、本当にできるのかどうか。蓄電池の供給次第。

中国もガソリン車を廃止する期日を決定など、化石燃料自動車への風当たりはますます強く、電気自動車化の動きは強まるばかり。 日本の対策の立ち遅れが指摘されています。 news.yahoo.co.jp もちろん、ガソリン車廃止といっても、私が前から主張しているよう…

「バイオプラスチック」はぜんぜん環境にやさしくないという記事

表題のような記事が出ていました。 GIZMODOというサイトで、元記事はそのUS版のようです。 www.gizmodo.jp レジ袋有料化というものが始まっていますが、その素材が「バイオプラスチック」であれば無料配布可能と言うことで、使われているところもあるようで…

「CO2ゼロ加速」だそうで、”技術革新”したところでダメなものはダメ。

我が家でとっている熊本日日新聞の11月1日付け朝刊(我が家は朝刊だけの契約ですが)に載っていた記事に以下のようなものがありました。 (なお、相変わらずネットには一部の記事しか上げられないので、概要は手で書き写します) 「大手電力 CO2ゼロ加速」 …

近藤邦明さんの「環境問題を考える」で、温暖化の虚像批判。

いつも参考にさせて頂いている近藤邦明さんの「環境問題を考える」で、近藤さんが発表された「温暖化の虚像」という冊子の紹介がされています。 PDF版はネットでのダウンロードは自由ということです。 https://www.env01.net/fromadmin/contents/2020/2020_0…

プラスチックはどうなるのか。石油依存社会の行く末。

目次 プラスチックの行く末について 1.プラスチック原料は石油 2.石油供給の不安 3.石油減少時代の諸相 4.まず「包装」をどうするか。 5.妙案はほとんどない。せめて他の用途は絞って石油はプラスチック製造のみに。 プラスチックについての最近の…

レジ袋やストローを規制してもね、プラスチックの使用はさらに広がる

商店街の飲食店の苦境はさらに厳しく、何とか生き残りをかけて弁当販売やデリバリーなどで客をつなぎとめようと必死だというニュースがしばしば流れています。 しかし、その映像を見てかなり引っかかるものを感じました。 結構高級そうなレストランですが、…

お笑い、「水素ステーション設置事業」の運営基準が守られず事業撤退

環境省が推進していた「水素ステーション設置」の事業は、その使用電源に太陽光発電などの「再生可能エネルギー」のみを使うことになっていたのに、一般電力を使っていたとして会計検査院から指摘を受けました。 mainichi.jpどうせすぐにリンクが切れてしま…

里地里山と生物多様性、確かにそれは存在するだろうが。

環境省のHPで「里地里山」と「生物多様性」とを絡めて、だから里地里山を守りましょうといった趣旨の宣伝がされています。 生物多様性というと、言われただけで「守らねば」という反応をするのが普通でしょうが、アマノジャク的性格の私としてはそうは行きま…

「今世紀末には気温が3℃上昇」などと言う話よりよほどありそうな未来。エネルギー供給不安。

いまだに、「今世紀末には地球の気温が何℃上昇するという、〇〇(一応名のある研究機関など)の研究成果がまとまりました」などと言うニュースが流れることがあります。 よほどニュースになりそうな話題がない時の穴埋めなんでしょうが、よくもまあ、飽きな…

「富士山の光と影」渡辺豊博著

富士山などが世界文化遺産に登録されたのが2013年、しかしその時にはクリアすべき条件が付けられていたということはあまり知られていないでしょう。 そして、その条件が守られなければ「危機遺産」入り、そして登録抹消ということも言われていました。 この…

”賀茂川耕助のブログ”より、No.1295プラスチックごみ

賀茂川耕助さんはブログで、先月有料化が施行されたレジ袋など、プラスチックごみについて取り上げています。 kamogawakosuke.info賀茂川さんの主題は、温暖化ではなくごみ問題の方にウェイトを置いたようです。 これまでゴミとしてではなくリサイクル用とし…

マツタケが絶滅危惧種に、自然が荒廃したから?

マツタケがIUCN(国際自然保護連合)によって絶滅危惧のレッドリストに指定されたという報道がされました。 これでマツタケが採れなくなるとかいうことはないようです。 しかし、これは採りすぎたとか、森が荒廃したからとかその理由も言われていますが、こ…

気候変動から気候危機へ、煽る言葉はますますパワーアップするが、やることは他人任せ、政府攻撃だけ?

気候変動と言っていたのが、「気候危機」に。 言葉はますます煽りを強めていますが、どこまで真剣に考えているのでしょうか。 14日付け熊本日日新聞の社説にありましたが、他のメディアの論調もほぼ同様なので、いちおう熊日を例に取り上げてみます。 「気候…

石炭火力発電の廃止はエネルギー供給の破綻につながる。本格的なエネルギー使用削減をする覚悟がないならしてはいけない。

石炭火力発電への逆風が強まり、現存の発電所も旧型のものは廃止していこうということです。 理由は相も変わらず「二酸化炭素排出削減」 本当に取るべきエネルギー政策というものについての検討が無いためにこういった無定見な政策横行になります。 www.asah…

「レジ袋有料化」スタート、実質効果がほとんどない象徴としてだけの制度。

7月1日から「レジ袋有料化」がスタートしましした。 しかし、多くの人がこんな制度は何の役にも立たないことは感じているようです。 diamond.jpダイアモンド・オンラインに垣田達哉さんという方が書いていたのが上記ですが、「レジ袋有料化がプラスチックご…

小島正美さんのFOOD NEWS ONLINE より、「発がん性物質という脅しに敗けない」

毎日新聞記者で、以前から食品や環境に関して科学的にもしっかりとした記事を書いておられた小島正美さんが、少し前から「FOOD NEWD ONLINE」という一般向け解説を書いていますが、そこで「発がん性物質」について解説していました。 foodnews.online 「発が…

伊藤比呂美さんの随想より、人はなぜ簡単に巨木を伐るのか。

こちらの地方新聞に詩人の伊藤比呂美さんが定期的に随筆を書いていらっしゃいますが、今回は道路沿いの巨木の伐採についてです。 伊藤さんは「人と環境」という観点から書いているのですが、私はそこから行政の姿勢の問題点を感じ取りました。 新聞記事です…

「ニシンの歴史」キャシー・ハント著

ヨーロッパの魚食といえばタラといったイメージを持っていたのですが、どうやらそれに負けず劣らず、いや歴史的にははるかに大きい意味を持っていたのがニシンだったようです。 現在でも北欧には多くのニシン料理がありますが、かつてはその範囲はイギリスや…