爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

環境資源

近藤邦明さんの「環境問題を考える」で、温暖化の虚像批判。

いつも参考にさせて頂いている近藤邦明さんの「環境問題を考える」で、近藤さんが発表された「温暖化の虚像」という冊子の紹介がされています。 PDF版はネットでのダウンロードは自由ということです。 https://www.env01.net/fromadmin/contents/2020/2020_0…

プラスチックはどうなるのか。石油依存社会の行く末。

目次 プラスチックの行く末について 1.プラスチック原料は石油 2.石油供給の不安 3.石油減少時代の諸相 4.まず「包装」をどうするか。 5.妙案はほとんどない。せめて他の用途は絞って石油はプラスチック製造のみに。 プラスチックについての最近の…

レジ袋やストローを規制してもね、プラスチックの使用はさらに広がる

商店街の飲食店の苦境はさらに厳しく、何とか生き残りをかけて弁当販売やデリバリーなどで客をつなぎとめようと必死だというニュースがしばしば流れています。 しかし、その映像を見てかなり引っかかるものを感じました。 結構高級そうなレストランですが、…

お笑い、「水素ステーション設置事業」の運営基準が守られず事業撤退

環境省が推進していた「水素ステーション設置」の事業は、その使用電源に太陽光発電などの「再生可能エネルギー」のみを使うことになっていたのに、一般電力を使っていたとして会計検査院から指摘を受けました。 mainichi.jpどうせすぐにリンクが切れてしま…

里地里山と生物多様性、確かにそれは存在するだろうが。

環境省のHPで「里地里山」と「生物多様性」とを絡めて、だから里地里山を守りましょうといった趣旨の宣伝がされています。 生物多様性というと、言われただけで「守らねば」という反応をするのが普通でしょうが、アマノジャク的性格の私としてはそうは行きま…

「今世紀末には気温が3℃上昇」などと言う話よりよほどありそうな未来。エネルギー供給不安。

いまだに、「今世紀末には地球の気温が何℃上昇するという、〇〇(一応名のある研究機関など)の研究成果がまとまりました」などと言うニュースが流れることがあります。 よほどニュースになりそうな話題がない時の穴埋めなんでしょうが、よくもまあ、飽きな…

「富士山の光と影」渡辺豊博著

富士山などが世界文化遺産に登録されたのが2013年、しかしその時にはクリアすべき条件が付けられていたということはあまり知られていないでしょう。 そして、その条件が守られなければ「危機遺産」入り、そして登録抹消ということも言われていました。 この…

”賀茂川耕助のブログ”より、No.1295プラスチックごみ

賀茂川耕助さんはブログで、先月有料化が施行されたレジ袋など、プラスチックごみについて取り上げています。 kamogawakosuke.info賀茂川さんの主題は、温暖化ではなくごみ問題の方にウェイトを置いたようです。 これまでゴミとしてではなくリサイクル用とし…

マツタケが絶滅危惧種に、自然が荒廃したから?

マツタケがIUCN(国際自然保護連合)によって絶滅危惧のレッドリストに指定されたという報道がされました。 これでマツタケが採れなくなるとかいうことはないようです。 しかし、これは採りすぎたとか、森が荒廃したからとかその理由も言われていますが、こ…

気候変動から気候危機へ、煽る言葉はますますパワーアップするが、やることは他人任せ、政府攻撃だけ?

気候変動と言っていたのが、「気候危機」に。 言葉はますます煽りを強めていますが、どこまで真剣に考えているのでしょうか。 14日付け熊本日日新聞の社説にありましたが、他のメディアの論調もほぼ同様なので、いちおう熊日を例に取り上げてみます。 「気候…

石炭火力発電の廃止はエネルギー供給の破綻につながる。本格的なエネルギー使用削減をする覚悟がないならしてはいけない。

石炭火力発電への逆風が強まり、現存の発電所も旧型のものは廃止していこうということです。 理由は相も変わらず「二酸化炭素排出削減」 本当に取るべきエネルギー政策というものについての検討が無いためにこういった無定見な政策横行になります。 www.asah…

「レジ袋有料化」スタート、実質効果がほとんどない象徴としてだけの制度。

7月1日から「レジ袋有料化」がスタートしましした。 しかし、多くの人がこんな制度は何の役にも立たないことは感じているようです。 diamond.jpダイアモンド・オンラインに垣田達哉さんという方が書いていたのが上記ですが、「レジ袋有料化がプラスチックご…

小島正美さんのFOOD NEWS ONLINE より、「発がん性物質という脅しに敗けない」

毎日新聞記者で、以前から食品や環境に関して科学的にもしっかりとした記事を書いておられた小島正美さんが、少し前から「FOOD NEWD ONLINE」という一般向け解説を書いていますが、そこで「発がん性物質」について解説していました。 foodnews.online 「発が…

伊藤比呂美さんの随想より、人はなぜ簡単に巨木を伐るのか。

こちらの地方新聞に詩人の伊藤比呂美さんが定期的に随筆を書いていらっしゃいますが、今回は道路沿いの巨木の伐採についてです。 伊藤さんは「人と環境」という観点から書いているのですが、私はそこから行政の姿勢の問題点を感じ取りました。 新聞記事です…

「ニシンの歴史」キャシー・ハント著

ヨーロッパの魚食といえばタラといったイメージを持っていたのですが、どうやらそれに負けず劣らず、いや歴史的にははるかに大きい意味を持っていたのがニシンだったようです。 現在でも北欧には多くのニシン料理がありますが、かつてはその範囲はイギリスや…

マイクロプラスチックの土壌と作物への影響、西尾道徳さんの「環境保全型農業レポート」より

土壌などを通して農業を研究しておられる、西尾道徳さんのレポートを時々拝見しているのですが、話題の「マイクロプラスチック」が土壌と作物に与える影響を調査した研究をまとめていたので見てみました。 lib.ruralnet.or.jp引用されている研究論文はドイツ…

「プラスチック代替に紙素材」って本当に環境のためになるの?

プラスチックのゴミが環境を汚染しているということが明白となり(今までもなかったはずはないのですが)、プラスチック製品の使用をやめ(といっても包装資材やストローといった小物ばかり)紙素材に替えようという話があちこちで持ち上がっています。 www.…

「石油最終争奪戦」石井吉徳著

この本はかつて読んだ時に非常に感銘を受け、それ以降の自分の考え方に大きな影響を受けたものです。 環境問題などに興味を持つようになったのは、太陽光発電や風力発電がうさん臭いということに気づきだしたころからだったのですが、その内に「オイルピーク…

「有機質液肥」っていったい何なの。

当方で購読している新聞は県内のみが営業範囲の地方紙なのですが、それに時々入ってくるのがその新聞社の別部署で作られていると思われる生活情報誌というものです。 いつもは他愛のない内容ながら、県内各地の観光案内やレストラン、パン屋の紹介など、地元…

水素エネルギーとは何か、そして何でないか

水素製造拠点が福島県の原発事故被災地にできたとか、大げさな報道がされています。 www.nikkei.com 「太陽光パネルで発電した電力で水素を製造する」とのことです。 そのために 同施設では太陽光発電設備で発電した電気を使って水を分解し、水素を製造する…

トヨタの燃料電池、太陽光発電、風力発電システムで、「化石燃料を使わずに航行できる船」

上記のようなフランスの船の紹介が、様々な問題山積みでニュースが満載のはずの朝のテレビで長々と時間を使って報道されていました。 化石燃料をまったく使わずに航行できる「自給自足の船」ということですが、前から書いているように、装置の製造に化石燃料…

SDGsって何だ。

SDGsという言葉を聞くようになりました。 と言っても、テレビのCMで熊本出身の某プロ野球選手が「僕はレジ袋を貰いません」なんて言っているだけのことなんですが。 しかし、熊本市もなにやらSDGs推進都市となったとか、どこかの企業が参加したとか、そう…

代替肉がブームって、豆そのまま食べりゃいいのに。

アメリカなどでは植物タンパクを加工したり、細胞培養で作る肉類がブームになっているようです。 www.hopeforanimals.org動物細胞を培養して増殖させる「培養肉」(クリーンミート)は、商業的に成り立つか疑問が強いものですので、無視しておいて、大豆やえ…

「世界の起源 人類を決定づけた地球の歴史」ルイス・ダートネル著

現在の人類の社会というものは、これまでの地球の歴史によりできあがっていると言えます。 それはどういうものなのか、非常に広い範囲の事柄を取り上げています。 著者のダートネルさんの専門は「宇宙生物学」 なにやら得体のしれない学問ですが、そこから見…

まだ水素に未練が残るのか。五輪聖火リレートーチ燃料に水素使用。

オリンピック聖火リレー(とは言うものの聖火”顔見世興行”)、その燃料に福島県の工場で作られた水素を使うことで環境と復興をアピールするとか。 this.kiji.is「水素は燃えても二酸化炭素を発生させない」から環境に良いと言うことですが、その生産体制とい…

明治がアイスクリームに賞味期限設定、こういう「消費者の声」が食品廃棄を増やす。

明治が自社製品のアイスクリームに24ヶ月の賞味期限を設定するそうです。 www.nikkei.comアイスクリーム類はその保存温度を守りさえすれば品質劣化は避けられるということで、賞味期限は設けなくても良かったのですが、「消費者からの問い合わせが多い」と…

ダボス会議が開幕、「環境問題が主要なテーマ」だそうで。

主要国の政治経済の権力者が集うダボス会議が開幕しましたが、今回は「環境問題がテーマ」だそうで、あのグレタさんをはじめとして多くの若者が集結して気炎を上げているそうです。 www.nikkei.com 政治経済のトップが「持続可能な社会」を探れるはずもない…

国連が先頭にたって「石炭悪者化」非常に違和感がある。

COP25では日本を名指ししてまで「石炭悪者化」が主張され続け、その後も国連自らが脱石炭を声高に叫び続けています。 化石燃料には、石炭、石油、天然ガスといったものがありますが、石炭は炭素含有量が高いために燃やした時に二酸化炭素を多めに作り出す…

年頭雑感「2020という数字」、そしてエネルギーの使い方について

2020年がスタートしました。 「東京2020」でオリンピックのことばかりがクローズアップされますが、考えてみれば「2020年代」が開始ということでもあります。 この10年がどうなるか、まあおそらくこれくらいは身体も持ちそうですから、その行…

さすが小泉、日本の政治家は触れたがらない「グレタ問題」に対抗、ただし空振り。

「風見鶏」の系譜を受け継いだ親譲りかどうか、日本の政治家は誰も正面から取り上げようともしない「グレタ・トゥンベリ」について小泉進次郎は一応発言を続けています。 www.asahi.com COP25での失敗が尾を引いているのでしょうか。 しかし「大人たちの糾弾…