もう「高島屋ぐちゃぐちゃケーキ事件」で名が残りそうな情勢ですが、高島屋の経営者が「責任は高島屋にあるが原因追及は困難」と表明したことでさらに批判を集めています。
これについて、東北大学特任教授という増沢隆太さんの監修で記事が出ていました。
biz-journal.jp2900個を販売していてそのうち800個が破損というのですから、工程上のどこかに原因があったのは明白ですが、それを特定せずに原因追及は困難というのでは、もはやそういった商売には関われないということを言ったに等しいことでしょう。
再発防止策を取るためにも原因が分からなければどうしようもないはずです。
そういったトップの対応のまずさというものも明白ですが、それ以上にやはり「なぜ」ということに興味が向きます。
私もかつて一時期品質管理部門を担当しており、商品クレームの原因調査もやったことがありますが、とんでもない現象でどうしてこんなことにと思うようなことでも、やはりきちんとした因果関係があってこその発生です。
それが分かるまで粘り強く取り組むということも必要なことでしょう。