爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

フリーラジカルも悪いばかりではない。抗酸化物質の摂りすぎも悪影響。

フリーラジカル」といえば体の中でガンの原因となったり老化を進めたりと悪いばかりのように言われています。

フリーラジカルを抑制する効果があるとされているのが、抗酸化性物質でこれを含むと言われるサプリメントを摂取することが健康のためのように言われています。

しかし、それも度を越すと逆に悪影響が出るということをGigazineが掲載していました。

gigazine.netフリーラジカルは酸化作用を強く持つためにガン発生の原因となるなど悪影響が指摘され、それを中和する作用のある抗酸化物質、ビタミンCやE,ポリフェノールが良いとされてきました。

しかし食物からそれらを摂るだけに止まらず、サプリで摂取するということも行われるようになると逆にその悪影響が出てくるようです。

 

ビタミンCやEの過剰摂取は問題だということは知られていましたが、それがフリーラジカルの過度の抑制のためかもしれないということのようです。

 

フリーラジカルも低濃度であれば体の中で有益な作用をしています。

細胞の成長を助けたり、免疫作用の強化をするなどの他、細胞間のコミュニケーションにも関わっているとも見られています。

 

フリーラジカルと抗酸化物質のバランスをうまく取るにはやはり適切な食生活で食品から抗酸化物質を摂取するようにし、サプリなどで大量に摂るのは避けるべきなのでしょう。