爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

政治経済

石炭の世界での生産・使用・輸出入の状況はどうか。脱炭素化で生産国は困るのか。

脱炭素化が叫ばれる中、特に槍玉に上がっているのが石炭ですが、もしも石炭使用を止めてしまえば現在の生産国、使用国そしてその貿易というところに大きな影響が出るでしょう。 そこで、その現状をちょっとだけ調べてみました。 https://www.meti.go.jp/shin…

EUがバイオマス発電は再エネとは認めないとの姿勢

日経新聞の報道によれば、EUはバイオマス発電は再エネとは認めないということを打ち出したということです。 www.nikkei.comただし、この記事は有料会員しか全文が読めないというもので、最初の部分しか分かりませんので、全体は想像で書きます。 (さすが経…

「大人の道徳 西洋近代思想を問い直す」古川雄嗣著

「道徳」を学校教育での「教科」とするということになり、多くの人は国が国家主義的な価値観を子供に押し付けようとしていると感じたのではないでしょうか。 しかし、教育大学で道徳教育ということを研究し学生に講義している著者から見ると、本当は道徳とい…

G7で菅首相が他の首脳たちから置いていかれる写真の題を改変してツイートすると何罪になるか。

G7での首脳たちの記念撮影の際の報道で、共同通信社が配信した写真に添えられた文章「記念撮影を終え手を振る菅首相」というものを、「各国首脳に無視される菅首相」に改変しツイッターで拡散するという事案が発生したそうです。 news.yahoo.co.jp記念撮影の…

「成長戦略見直し案」とやらが出てますが、どんな変化を予測しどう対処しようというのでしょうか。

首相官邸からの「成長戦略見直し案」が発表されていますが、「充電ポイント何万か所」だの、「水素ステーション増設」だの、これから何が変わろうとしているのか、その見通しの幼稚さ、対処と称するプランの貧困には目を覆うばかりです。 www.kantei.go.jp …

農水省「みどりの食料システム戦略」の「化学農薬のリスク50%減」とは何か、永井孝志さんの「リスクの基礎知識」より

農林水産省が「みどりの食料システム戦略」という方針を発表しています。 「有機農業25%を目指す」などと言う取ってつけたようなものであったので批判が上がっているという話は以前にも書きました。 この戦略が5月12日に決定され、詳しい資料が発表されま…

五輪強行開催と見せて、土壇場で中止、そのまま衆院選では。

過半数の国民が今夏のオリンピック開催には疑問を持っているにも関わらず、どうしても開催を強行したいというのがIOC、そして何より政府の姿勢だということが大方の見方です。 菅首相 五輪に強いこだわり「政治生命懸かっている」…開幕1カ月前解除、衆院選…

そんなに国や文明を滅ぼしたいのか。「脱炭素法」成立。

2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを目指すという、「脱炭素法」改正地球温暖化対策推進法が成立(全会一致)しました。 www.yomiuri.co.jp太陽光発電や風力発電などの「再生エネルギー」を推進するというのが主な内容です。 主に西欧社会がこの狂気の暴…

週刊ポストがオリンピックスポンサー企業に開催是非について尋ねてみた

週刊ポスト誌がオリンピックスポンサーに名を連ねる企業に「五輪開催是非」について尋ねてみたそうです。 その相手というのが、大手新聞各社。 オリンピックスポンサーとなっているのは、読売、朝日、毎日、日経、産経と北海道新聞ということです。 news.yah…

「私たちはなぜ石炭を使い続けているのか」、それがエネルギー不足を緩和する一番良い方法だからです。

Forbes Japanというサイトに出ていた記事が「私たちはなぜ石炭を使い続けているのか」というもので、書いたのはそこのコントリビューターという、Enrique Dansという人物です。 スペインの情報システム教授ということです。 forbesjapan.com 「パリ協定目標…

首相無能ぶりをさらけ出す。とはいえ、代わりが居ないんじゃどうしようもないけど。

コロナ対策の不備を問われ、「今が大切な時期」という言葉だけを繰り返すという無能ぶりを改めて国会の場でさらけ出すだけのようです。 news.yahoo.co.jp 彼に事実を教えなければなりません。 本当に「大切な時期」は、去年の今頃だったか、感染が踊り場に差…

「グローバル・タックス 国境を超える課税権力」諸富徹著

グローバル企業と言う、国境を越えて活動する超大企業がさらにその権力を強めているにも関わらず、それを統制し課税すべき国家と言うものはいまだに一国の国境の中だけに留まっていては、企業のやり放題は止めようもありません。 しかし、「トービン税」とい…

熊本市ワクチン接種受付は急遽「年齢別」導入

ワクチン接種の受付で、大混乱を引き起こした熊本市ですが、急遽「年齢別」受付を導入しました。 www.city.kumamoto.jp 「分散予約にご協力をお願いします」ということですので、強制ではないのでしょうが、それ以下の年齢の人が申し込むと怒られるのかな。 …

内閣官房参与の高橋洋一氏の「さざなみ」発言で大揺れ。

内閣官房参与の嘉悦大学教授高橋洋一氏がコロナ禍を「さざなみ」と例えた発言で、さざ波ならぬ大波になっているようです。 www.tokyo-np.co.jp 新型コロナウイルス感染の広がりは、確かに日本は広がりつつあるとはいえ昨年の中国、ヨーロッパ、アメリカ、そ…

「内田樹の研究室」より「政局についてのインタビュー」

内田樹さんのブログ「研究室」に掲載されたものです。 5月7日付けですが「政局についてのコメントは”なまもの”なのではやめに載せる」と書かれていました。 もう「自民選挙3連敗」などは記憶から消えかけていますので、そうなのでしょう。 blog.tatsuru.com…

「なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議」半藤一利編・解説

偕行社(かいこうしゃ)と呼ばれる陸軍将校の集会所がありました。 終戦とともに解散したのですが、その後陸軍OB有志により再開され旧陸軍軍人そして現在では陸上自衛隊の元幹部の懇親や通信連絡の活動を続けています。 そこで発行され会員に配布されている…

「日本型ポピュリズム」大嶽秀夫著

ポピュリズム型政治家といえば、大衆迎合型の政策を唱え人気を取るというものというような感覚で見ていましたが、それについて政治学者の大嶽さんが解説したものです。 ただし、2003年出版の本ですので、それ以降のそのタイプの政治家は触れていません。 今…

温室効果ガス46%削減なんて言っても具体策は何もなし

菅総理が唐突とも言えるように「2030年に温室効果ガス46%削減」などと言いだしていますが、やはり具体策は何もないようです。 news.yahoo.co.jp「46%」などと、一見細かく検討したような数字を出したようですが、実際はIPCCが呼びかけた「30年までに45%削…

「水素」へとなだれ込むカネ。無駄になるのは目に見えている。

ダイアモンドオンラインで特集が組まれているようですが、「水素」へと注目が集まっています。 diamond.jp 「1100兆円がうごめく」そうで、いかにも経済界というものの性格を表している表題です。 その冒頭の言葉が特徴的です。 「脱炭素の切り札として、世…

「ワクチン確保」と言いながら「来年までかかる」とはどういうことか。

首相訪米の際にファイザー社に電話して頼み込み、「9月末までに国民全員分のワクチンを確保した」と報じられましたが、その一方で下村自民党政調会長が、「高齢者のワクチン接種は来年までかかる」と発言したと報じられています。 www.tokyo-np.co.jp 首相の…

日米首脳会談で語られたのは「小型原発」?

菅総理訪米で行われた日米首脳会談について、経済学者の高橋洋一さんが掲載した記事に興味深い点がありました。 gendai.ismedia.jp 「脱炭素」を日米で主導などと言っていますが、その中味の中でも主要部分が「小型原発」推進だということです。 現在の原発…

菅首相、ファイザー社との直接対話でかえって大恥かき。

ワクチン供給の遅れで再び感染拡大、危機感を募らせた菅首相はバイデン詣でのついでにファイザー社と直接対話をしようと頼み込んだものの、あっさり断られ何とか電話で話すことができたようです。 news.yahoo.co.jpこれで9月末までの必要数確保したと成果を…

こんな奴が環境行政を引っ張っているとロクなことにはならない。

小泉環境相が脱炭素を推進するために「家庭への太陽光発電システム設置義務化をも」と発言したそうです。 www.jiji.comポーズだけを最重要視するという手法は父親譲りでしょうが、それよりさらに過激なものとなっています。 このブログで何度も強調していま…

五輪幕引きシナリオの開始か、自民党二階幹事長の発言。

ついこの間まで「オリンピック中止など考えられない」と言っていたはずの自民党二階幹事長がオリンピック中止も考慮するという趣旨の発言をしました。 www.jiji.com 国民の多くがその開催に疑問視、つい先日はアメリカ、イギリスのメディアも中止しないとい…

農水省の「有機農業推進」方針について、松永和紀さんが正面から批判。

農水省が「有機農業推進方針」を発表しましたが、それについて食品ジャーナリストの松永和紀さんが、あまりにも杜撰と批判しています。 wedge.ismedia.jp 「みどりの食料システム計画」と名付けられた案ですが、「食の安全」にはまったく見当された気配も感…

ミャンマー情勢はますます悪化の一途。どこまで続くのか。

ミャンマーではクーデターに対する抗議デモが続いていますが、それに対しての軍隊や警察の弾圧はさらに凶暴化を強め無差別の銃撃が加えられているようです。 news.yahoo.co.jp他の国でのようにデモが凶暴化して破壊活動を行なうということでもないようです。…

「法人税増税」というバイデンの発言はやはり実現不可能か。

200兆円にもなるという、コロナウイルス感染対応費用の捻出のために法人税を増税するというバイデン大統領の発言には半信半疑でしたが、やはり言葉だけだったようです。 jp.reuters.co 記事中には「インフラ投資計画の財源」とあり、完全なコロナ対策だけと…

田中宇さん「国際ニュース解説」より、「対米従属は間抜けな戦略」か

田中宇さんの「国際ニュース解説」の要約の中の一文です。 このニュースは有料記事ですので、最初の要約部分しか読めませんが、その中の一節が面白いものでした。 (この後どのような文章の展開になるのか、有料会員になっていませんので分かりませんが) ◆…

「内田樹の研究室」より「日本のイデオクラシ―」

「イデオクラシ―」とは、idiot(ばか、間抜け)とdemocracy (民主制)とからの造語で、衆愚政治をさらに激化させたものを指します。 内田樹さんの「研究室」では、日本の政治はすでに衆愚政治などと言う程度ではなく「イデオクラシ―」と化しているとしてい…

内閣支持率が落ちそうで落ちないのは野党のせい?

数々のスキャンダルがあってもそれほど世論調査の内閣支持率が落ちないのは前政権同様のようですが、その理由としては「野党に政権を任せられないから」という説明がされています。 「政権担当能力」が野党にあればすぐにでも政権交代になっても良いと言わん…