爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

政治経済

石油価格高騰で石油元売り会社に補助金、これで本当に価格が下がるのか。

石油価格が高騰し、ガソリンも平均で1リットルあたり170円以上という状況が続いています。 その対応として政府は石油元売り会社へ補助金を出して価格を抑制するということを始めるそうです。 www.nikkei.com こういった対応は初の発動ということで、これが本…

「飲食店だけ狙い撃ち」のまん延防止措置に疑問、国会審議

オミクロン株による感染急拡大で多くのところで「まん延防止措置」が取られましたが、そのほとんどは相変わらずの飲食店の時短営業程度の対策のみです。 これについて、国会審議で取り上げられたようです。 news.yahoo.co.jp 確かに感染蔓延の初期の頃には飲…

東洋経済オンラインで、野口悠紀雄さんが「円安のもたらす惨状」を解説

東洋経済オンラインで、経済学者の野口悠紀雄さんが「円安のもたらした惨状」という記事を書いていました。 いまだに「日本は輸出立国」だという神話を信じ続け、円安の方が良いと思う人がいるようですが、実際にはこれで国力が落ち続けているという、極めて…

2021年を振り返る その4 10月~12月

2021年を振り返るも最終回、10月から12月までです。 10月 ★郵便の土曜配達が廃止。 まあ仕方のないことでしょうが。 ★和歌山市の紀ノ川にかかる水道橋が崩落し広い範囲で断水となった。 インフラの老朽化が心配されますが、これからもこういった事故が増える…

またも姑息な対応「外交的ボイコット」ではないが「閣僚は派遣しない」

来年の北京オリンピックには、日本政府は閣僚は派遣しないものの、現職国会議員である橋本聖子オリンピック組織委員会会長は出席させるという、非常に姑息な手段を取ることとしたようです。 www.asahi.com アメリカからの自らの外交ボイコット政策への同調の…

「代議制民主主義」待鳥聡史著

日本の政治の現状は民主主義などとは程遠く、抜本的改革が必要ではとかねてから感じていましたが、それではどうすれば良いのかと言われても何も分かりませんでした。 それを本書の内容を読んだうえで考えてみると、確かにおかしいのは事実ですが、それをどう…

「超一極集中社会アメリカの暴走」小林由美著

アメリカでは「1%対99%」ということが言われてきました。 つまり1%の富裕層が富のほとんどを独占し、99%のその他大勢はどんどん貧困化していくということで、格差の拡大を表しています。 しかし、実際には1%どころか0.1%、いや0.01%のほんの少…

困った話、沖縄米軍基地でオミクロン株新型コロナウイルスでクラスター発生

沖縄の米軍基地でオミクロン株によるクラスター発生ということです。 www.okinawatimes.co.jp 県知事などは米軍基地からの外出禁止などを求めていますが、どこ吹く風でまったく気にも留めずに出放題。 飲酒運転で捕まる奴もいるとか。 基地からの外出禁止が…

菅前総理インタビュー、「緊急時は国に権限集中」って、それが一番危ない。

日経新聞が退陣後初めて菅前総理に単独インタビューしたそうです。 この記事は有料会員限定ということで最初の部分しか読めませんが、最初だけで十分でしょう。 www.nikkei.com なにか、権限が国や地方に分散しているから上手くできなかったかのようなことを…

「人口減少社会のデザイン」広井良典著

千葉大学から現在は京都大学に移られている広井さんは科学哲学、公共政策といった分野の研究者ですが、「定常社会」というものについて書かれているものがあり注目しています。 この本では「人口減少社会」というものをどういう風に考えていくかということを…

国交省のデータ改ざんはGDPの底上げを狙っていたのか。

国交省で基幹統計のデータを2013年から書き換えていたという問題が発覚し、野党などはそれはGDPを高く見せるための意図があったのではと批判しています。 news.yahoo.co.jp それに対し国側はGDPの数値には影響しないなどと言い訳をしていますが、まあ完全に…

中国を牽制などということが本当にできるのか。

北京オリンピックの外交ボイコット、そしてG7での表明でも現れているように、中国の経済や外交政策に対しての強い警戒感から様々な方策で中国を牽制しようとしています。 www.okinawatimes.co.jp その中心がこれまで数十年にわたって常に「威圧的政策」を取…

韓米関係と日米関係は違うのか

ちょっと変な夢を見まして、その中での一場面です。 「韓国は米国の属国としての立場から昨年脱却しました」というニュースが流れる。 その夢のあらすじも不明、その後の展開もありません(そこで目が覚めたので)が、「韓国は米国の属国なのかどうか」とい…

「平成はなぜ失敗したのか」野口悠紀雄著

バブルの崩壊から延々と続いた不況の時代、平成の年号の時代はちょうどそれと重なります。 バブルからの回復を目指してさまざまな施策が行われましたが、そのほとんどは効果を上げることができませんでした。 金融政策の不十分さなどをその原因として見る人…

北京五輪に「外交ボイコット」、形だけの非難の応酬

アメリカに続きイギリス・オーストラリアも北京オリンピックに「閣僚などを送らない」外交ボイコットを行うと発表。 それに対し中国も「反発」しているそうです。 news.yahoo.co.jp新疆ウイグル自治区における人権侵害に抗議する意味を込めて「選手以外の外…

「定常型社会」広井良典著

広井さんの本を少し前に読み、その非常に的確な内容には驚くほどであったので、他に著書が無いかと探して少し前の出版の本を見つけました。 なんと2001年出版ということで20年も前の本ですが、その内容は今でも全く古くなく、最先端と思える内容でした。 副…

いやはや、どちらもお粗末な「民主」合戦

「賀茂川耕助のブログ」でアメリカ主催の「民主主義サミット」について触れられていました。 kamogawakosuke.info来週にオンラインで開催される、「民主主義サミット」はアメリカのバイデン大統領が主導して世界110の「参加者」が参加して開かれるそうです。…

「マネーの魔術史」野口悠紀雄著

経済学者野口悠紀雄さんの著書は何冊か読ませて頂き、また色々なところに発表された文章には目を開かされることが多いと感じています。 今回読んだ本は、「マネー」というものに関してかなり本質的なところから、現在の政策についての部分まで、何となくおか…

オミクロン株日本上陸、しかしだからと言って「緊急事態条項を憲法に書け」というのは。

新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株が日本に侵入してきていることが明らかになっています。 www.zakzak.co.jp その発祥の国がどこかは分かりませんが、すでに南アフリカなどアフリカ南部諸国で流行、世界各国でもあちこちで検出されており、かなり感…

立憲民主党、さらに没落の始まり。

立憲民主党がまだマシだった枝野を捨て去り、茶番選挙の末に何やら中途半端な奴を代表に選びました。 news.yahoo.co.jp選挙での敗因は共産党との共闘であったかのような錯覚を植え付け、枝野が「自民党の方ばかり見て」いたのが間違いだったとしています。 …

社会を直すために何をすれば良いか

「新資本主義」などと打ち上げたものの、中身を考えていなかった総理はその後何も発言しないようです。 しかしこちらは色々と本を読んだりして大分考えをまとめてきました。 ここで、総理に先んじて今後の日本の取るべき方向を示してみたいと思います。 なお…

「21世紀日本の格差」橘木俊詔著

「21世紀の資本」という本が世界的にヒットしたピケティは大きな焦点となりました。 格差というものが改めて話題となったのですが、さらに格差についての動きが出ています。 それが2015年のノーベル経済学賞にアンガス・ディートンが選ばれたことであり、彼…

石油高騰に対して日本などが備蓄分を放出、それに対して産油国も対抗処置とか。

石油価格が急騰し消費国側はかなり厳しい状況となっています。 それに対して、アメリカや日本が石油備蓄を取り崩して放出し価格を抑えようとしていますが、それに対して産油国側は対抗処置をとるということです。 www.bloomberg.co.jp石油輸出国機構(OPEC)…

”賀茂川耕助のブログ”で、ラリー・ロマノフ氏の「嘘の上に築かれた国ー米国はいかにして豊かになったか」を連載中

「賀茂川耕助のブログ」で、引退したビジネスマンで最近はアメリカと中国に関する本を出版されているという、ラリー・ロマノフという人の「嘘の上に築かれた国」という文章を連載しています。 kamogawakosuke.info アメリカが自由と夢の国などと言うのは、ま…

COP26閉幕、「石炭廃止」を明記できなかったことで、議長が涙。

グラスゴー(”イギリスの”と言うと違和感を覚える人も居るようです。”スコットランドの”)で開かれていたCOP26は、最終合意案の取りまとめに苦労したようで、会期を延長してようやく合意に達し、閉幕したようです。 news.yahoo.co.jpその場で、議長を務めた…

中国共産党「歴史決議」採択、習近平が長期政権樹立か、しかし何がやりたいのか。

中国共産党は第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)で「歴史決議」を採択しました。 www.bbc.com これは1945年の毛沢東、1981年の鄧小平時代に次ぐ3回目のもので、習近平の主席体制を確固たるものとしたものです。 主席在任を2期10年までとする規定はす…

SDGsの経緯、ちょっとだけ分かった気がする

いろいろと詰め込み過ぎて変な形になってしまったような「SDGs」ですが、それがなぜこんな風になっているのか。 ちょっと調べてみました。 「SDGsの経緯」で検索すると、国連開発計画(UNDP)のページが出てきました。 www.jp.undp.org もう堂々と「SDGs…

SDGsのどこがおかしいか。

SDGsについては何度か取り上げていますが、よくお邪魔する雑草Zさんの「雑草の言葉」の中でもまた触れられていましたので、こちらでも別の観点から書いてみたいと思います。 zassou322006.blog.fc2.com 下の絵はよく見られますが、おなじみの絵ですね。17…

「ポスト資本主義」広井良典著

あとがきで著者が書いているように「ポスト資本主義という本書のタイトルから、(特に一定以上の上の世代の人の中には)”資本主義の打倒”という意味での”革命”的な内容の本と想像するかもしれないがそれは正しくない」そうです。 そうではなく、著者の専門で…

COP26では石炭火力発電に批判集中、しかし批判している連中も本当にその資格があるのか。「自然エネルギー認証」の必要性がある。

イギリスで開催中のCOP26では、予想通り石炭火力発電に批判が集中、その廃止時期を明らかにしていないということで日本を集中攻撃しているようです。 私は何度も繰り返しているように、この先のエネルギー逼迫状況では石炭火力発電が最後の頼みの綱となると…