爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

政治経済

電力供給の不安が続き、原発再稼働や蓄電池による再エネ供給などが話題に上る。

連日のように電力供給不足の危険性について報道され、「クーラーはつけても」他の節電をと繰り返されています。 テレビのワイドショーでもその対処について色々と語られていました。 原発再稼働もやむなしとする人もいれば、それは絶対にダメという人も。 そ…

フィンランドとスウェーデンのNATO加盟が確実、ロシアをめぐり危機が高まる。

これまではロシアとNATOの間で中立を守っていたフィンランドとスウェーデンがロシアのウクライナ侵攻を受けNATOへの加入を申請していたのですが、反対していたトルコが賛成に回ったということで加盟が確実となりました。 それに対しロシアは猛反発をしている…

各党の選挙公約を見ても、エネルギー問題で「エネルギー使用の見直し」をうたうものは無し。それじゃダメだって。

参院選の公約が出そろい、各党の主張の比較といったことを報じていますが、エネルギー問題についてのそれを見ても、「原発の運転か廃止か」に多少の違いはあるものの、他はほぼ同様。 省エネの徹底、再エネへの投資などほとんど数字の違いだけのようです。 w…

アメリカ連邦最高裁で妊娠中絶の容認法を憲法違反と認定、しかしアメリカの「保守とリベラル」の違いって。

アメリカの連邦最高裁で、妊娠中絶を容認した判決を憲法違反と認定したということで全国でデモが頻発するなど大きな騒ぎになっています。 jbpress.ismedia.jp アメリカの連邦最高裁の判事は9名ですが、そのうち6人が「保守派」となっており、彼らの意志は強…

「物価高対策」ってどこが。自民党の参院選公約より。

参院選の公示で選挙戦が本格スタートですが、自民党の掲げる「物価高対策」が出されました。 www.nikkei.com その表を上記記事から引用させて頂きましたが、これが「物価高対策のポイント」? 「農産物の生産コスト削減の支援金」って、それが役に立つのは何…

東京オリンピック費用総額1兆5000億円

東京オリンピックにかかった総費用が1兆5000億円だったということです。 mainichi.jp 上記毎日新聞記事には「全体像が分からぬまま」だと批判していますが、全体像が分かろうと分からぬままだろうと、使ってしまったことは確かでしょう。 招致段階では7000億…

「内田樹の研究室」より「選挙と公約」

内田樹さんのブログ「研究室」より「選挙と公約」という話です。 blog.tatsuru.com この文章は「週刊金曜日」に寄稿したものということです。 内田さんも自民党政権が行っている政策によって明らかに不利益をもたらされている人々がそれでも自民党に投票し続…

何が争点かもはっきりできないまま、どうせ自公政権与党が勝利

参議院選挙の告示も迫りましたが、各政党は街頭演説やテレビ出演と主張を繰り広げています。 ただし、どこがどうなのかよく分からないままです。 おそらく政治家自身も分からないまま話しているのでしょうから、聞いている方も分かるはずもありません。 物価…

日本経済はこのまま底なし沼に入り込むのか。

物価の上昇が進み、それの原因の一つなのかそれとも相関しているだけなのかよく分かりませんが円安も進行しています。 それにも関わらず、日銀の総裁発言は緊張感に欠けるものであり何らの反応も示さないに等しく、さらにそれ以上に政権からの意思表示はほと…

いつまでこの「その場しのぎ」だけの選挙区制を続けるのか。

衆議院の小選挙区での区割り改定案が決定したそうです。 それによると全国140の選挙区で何らかの変更が加えられ、主なところでは10増10減という定数変更が行われます。 これで「1票の格差」は最大の福岡2区と最小の鳥取2区との間の「1.999倍」となるそうです…

キッシンジャーの発言に注目が集まる。

相変わらず日本のニュースではウクライナ軍健闘と伝えられていますが、それに反する話が取り上げられました。 アメリカ寄りの報道に疑問的な立場で書いている、賀茂川耕助さんの「賀茂川耕助のブログ」です。 それが以下の「キッシンジャーの言う通りだ」な…

円安、物価高、じわじわと危機が迫る。

1ドル135円台と、1998年以来24年ぶりの円安になったということです。 news.yahoo.co.jp ウクライナ侵攻以降の石油などの高騰、さらに小麦類をはじめとする食糧高騰に加え、円安により輸入品の価格も上昇し、次々と商品価格が値上げされる事態になっています…

「日銀は国の子会社だから国の借金は心配無用」安倍元首相の認識はこんなものか。

安倍元首相がある会合で語った発言内容だそうです。 news.yahoo.co.jp そのポイントは記事によるとつぎのようなものです。 (1)「(政府の)1000兆円の借金の半分は日銀が(国債として)買っている」 (2)「日銀は政府の子会社」であり、それゆえ、 (3)「60年で(返…

「主権者のいない国」白井聡著

「永続敗戦論」でも目を見張らせるような解析力と表現力を見せて頂いた白井さんですが、その最近の評論などをまとめたものがこの「主権者のいない国」です。 「永続敗戦論」よりさらに的確に鋭く政権の、そしてそれに投票し続ける日本国民の愚劣さを描写して…

「自分で考える集団的自衛権 若者と国家」柳澤協二著

書名には「集団的自衛権」が挙げられていますが、それだけに限った話ではなく、日本の政治体制や官僚の問題まで広く扱っています。 著者の柳澤さんは国家公務員として最初は防衛庁に入庁し、ずっと安全保障・危機管理を担当、官僚生活の最後には内閣官房副長…

今になって日銀黒田総裁の発言に反応、結局この日本は「身近な話題」にしか反応できない連中の集合体。

日銀の黒田総裁が、「家計は値上げを受け入れることができる」と発言したことに対し、多くの批判の声が殺到したということで黒田総裁は発言撤回したということです。 news.yahoo.co.jp しかし黒田のやってきたことのすべては日本経済を根本から揺るがせかね…

何が「新しい資本主義」、何が「骨太」、安倍に配慮だけの腰砕け政権。

岸田政権初めての経済財政基本方針「骨太の方針」を策定するにあたり、安倍元首相の意向だけを通すかのような姿勢になっているようです。 www.jiji.com 防衛費の大幅増は安倍のもっとも強く主張していたことですが、それもすんなり入りそうで、ちょうどウク…

「人口減少時代の都市」諸富徹著

日本は全体としてはすでに人口減少が進んでいますが、まだそれは地方の過疎地域のように思われているのかもしれません。 しかし、東京などの大都市であっても今後は人口が増加するわけではなく徐々に減少し始めます。 さらに高齢化も急激に進むようになりそ…

「貯蓄から投資へ」って勝手なことを言う奴。

まだそれほど失策が目立たないためか内閣支持率も高いままの岸田内閣ですが、正体を表わすようなことを言いだしたようです。 なんと「資産所得倍増計画」「貯蓄から投資へ」 これが「新しい資本主義」だと思っているのでしょうか。 news.yahoo.co.jp 貯蓄を…

桜を見る会はまだ続いている。サントリーの不買運動

安倍政権が多数のお友達を招待しただ酒を飲ませた桜を見る会のスキャンダルは無理やり幕引きをはかり収まったかのようですが、まだ余波が続いていたようで。 このところツイッターで「サントリー不買」という文字が目立ったので何があったのかと思っていたの…

「戦争の危機が増したから軍事費を増やす」は正しいのか。

ロシアのウクライナ侵攻という大きな事件が起きて以来、戦争の脅威が増しているから防衛費(もう軍事費と言った方が正確ですが)も増やさなければならないという論調が力を増してきました。 陰謀論的解釈から言えば「それで利益を受ける者がその事態を作り出…

経団連十倉会長インタビュー「脱炭素化を成長の切り札に」だそうです。

経団連の十倉会長がNHKのインタビューに答えたものが朝の番組で流されていました。(ネタの宝庫でいつも参考にさせてもらっています) 「脱炭素化を成長の切り札に」するということで、世界に先駆けて技術開発などを行い、総額400兆円の投資をするとか。 政…

何のために来たのか分からないようなバイデンだが、色々と波紋を広げてくれた。

就任以来初めてのバイデン大統領の韓日訪問ですが、何のために来る必要があったのかよく分かりませんが色々と問題発言を連発してくれたようです。 news.yahoo.co.jp やはりこちらではウクライナ情勢などよりも対中国政策が大事だということでしょうか。 しか…

インフレが進行する懸念、米山隆一さんのツイートより

インフレが進行する懸念がアメリカで強まっているということについて、米山隆一さんのツイートです。 このツイートの元となったYAHOOニュースはそれほど多くのことを述べているわけではなく、上記の文章がほとんどです。 米山さんはツイッターでも色々と発言…

物価高対策に2兆7000億円、すべて赤字国債。いつまで打ち出の小槌をふり続けるのか。

コロナ禍やウクライナ情勢の影響で海外からの原油や穀物価格が上昇し、物価が上がってきていますが、その対策として政府は2兆7000億円の支出を決め、それらの財源はすべて赤字国債で賄うそうです。 www3.nhk.or.jp デフレで困窮した経済を立て直すと称しアベ…

「タックス・イータ― 消えていく税金」志賀櫻著

タックス・イータ―、すなわち税金を食い物にする人々。 日本の財政は極めて厳しい状況にあるとは言われていますが、実際にはそれを食い物にしている人々のために相当な割合の税金が無駄に(あるいはごく一部の人々のためだけに)消費されています。 著者の志…

「〈危機〉の正体」佐藤優、富岡幸一郎著

佐藤さんは言わずと知れた元外交官で政争に巻き込まれ投獄された後現在は著述家、評論家として大活躍されています。 富岡さんはあまり存じ上げなかったのですが、文芸批評家で保守派論客として活躍されているそうです。 しかし、お二人にはそれ以上に重要な…

「コロナ後の世界」内田樹著

内田さんのブログ「内田樹の研究室」はしばしば拝見してそれを種にこちらのブログなども書いていますが、そのブログやあちこちに寄稿したものなどを中心にしてひとまとめにしたのが本書です。 対象期間は2020年あたりのようですので、文章の中にはすでに目に…

経済安全保障法成立、政府の関与が強まるそうだが、無能な政府が何を関与しようというのか。

経済安全保障法が成立しました。 半導体やレアメタルなどの重要な品目を特定の国に依存することにより、供給が滞る事態になった時には我が国の経済に大きな影響が出るのは確かですが、それを避けるために国が関与するということです。 www.fukuishimbun.co.j…

沖縄返還50年

敗戦後アメリカの統治下に置かれた沖縄が日本に返還されたのが1972年、それから50年が経ちました。 ryukyushimpo.jp 私はその当時は高校生でニュースなどで見聞きはしたもののその意味もほとんど分からず、「ドルが円になる」とか「車が右側通行から左になる…