爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

社会問題

”賀茂川耕助のブログ”より、No.1292インフラの老朽化

日本ではあまり大きくは報じられませんでしたが、5月にアメリカで老朽化したダムが2つ決壊したそうです。 「賀茂川耕助のブログ」では日本に先んじてインフラ老朽化が進んでいるアメリカの状況と、日本の行く末について語っています。 kamogawakosuke.info…

「感染症と文明 共生への道」山本太郎著

今まさにウイルス感染症が世界を覆っているかのような時ですが、この本はそれを扱っているわけではありません。 出版は2011年、SARSまでは内容に含まれています。 著者の山本太郎さんは感染症学が専門のお医者さんですが、実際に感染症対策でアフリカな…

新型コロナウイルス感染者、東京124人、全国で250人、さてどうする。

東京が先行して新規感染者が増加していましたが、移動自粛解除ですから当然のことながら、その他の地域でも増加してきました。 東京が2日連続で100人以上というのも困ったものですが、それ以上に全国で250人というのは恐ろしいことです。 www.yomiuri.co.jp …

大谷義夫医師に対する誹謗中傷について、NHKニュースで解説。

見るともなしにNHKを見ていたら、医師の大谷義夫さんに対する誹謗中傷について報じられていました。 新型コロナウイルス感染拡大が激しかった当初、テレビ番組にも出演が多かった大谷さんですが、そのうちにぱったりと顔を見なくなりました。 その理由はやは…

高速道路完全ETC化?それにしても数字の意味はよく考えなければ。

コロナウイルス感染防止を口実にして、全国の高速道路の料金支払いをすべてETC化しようということです。 www.yomiuri.co.jp 今この時間にも全国の高速道路の料金所では多くの人達が料金収受で働いていらっしゃるのでしょうが、その人件費が高いと思って廃止…

やれやれ、「エコバッグが原因で食中毒の危険」もあるとか。

レジ袋有料化に伴い、バッグ持参の「エコバッグ」が増えるようですが、それが食中毒の原因となる恐れもあるという指摘です。 news.nicovideo.jp農水省がHPの中でも注意喚起をおこなっているようですが、マイバッグを頻繁に洗う人はあまりいないようなので、…

「かぎの話と窃盗リスク」田村祐一郎著

著者は1970年代という、かなり早い時期から大学でリスクマネジメントの講義を始めました。 その当時はまだ「リスクマネジメント」どころか「リスク」自体に対する認識も乏しく、学生の興味をひくためには苦労したそうです。 その中で、外国と日本の違い…

「レジ袋有料化」スタート、実質効果がほとんどない象徴としてだけの制度。

7月1日から「レジ袋有料化」がスタートしましした。 しかし、多くの人がこんな制度は何の役にも立たないことは感じているようです。 diamond.jpダイアモンド・オンラインに垣田達哉さんという方が書いていたのが上記ですが、「レジ袋有料化がプラスチックご…

新型コロナウイルス感染、移動自粛解除は地方での感染者出現を招く

県をまたぐ移動の自粛解除ということで、観光や帰省などでの移動が増加していますが、解除後熊本県で発生した感染者を見ると地方での感染発生の危険性が分かります。 www.nishinippon.co.jp これまで2人の感染者が発生しました。 最初は、福岡で老人ホームに…

「よくわかるクリスマス」嶺重淑、波部雄一郎編

クリスマスといえばキリスト教の行事ですが、日本ではそれとは関係なく商業的なものとして多くの人を熱狂させています。 そのようなクリスマスというものは、歴史的にどういう経緯でできてきたのか、そして世界各地ではどのようなものとなっているのか。 さ…

新型コロナウイルス感染者の増加が続く。都知事選終了までは何もやらないつもりか。

コロナ禍は一段落したかのような雰囲気の中、休業要請が解除とか移動自粛も解除など、すっかり「終わった」感がただよっていますが、東京での感染者検出は連日50人っ前後と多くなっています。 www.nikkei.com 東京以外でも関東や北海道で新規感染者が検出さ…

「医学の近代史 苦闘の道のりをたどる」森岡恭彦著

まだまだ治療の難しい病気はいくらでもありますが、ほんの少し前の状況を考えても多くの病気が治療できるようになっており、寿命も延びています。 特に近代になってからの医学の進歩というものは、非常に大きなものがあったのでしょう。 そのような医学の近…

”賀茂川耕助のブログ”より、No.1291米国こそ人権侵害者

中国が香港の活動を圧迫しようとしている「国家安全法」を制定しましたが、それに対してアメリカが「人権侵害」であると中国を非難しています。 コロナ禍に加えて黒人への暴力が相次ぐアメリカが、他国を非難などとは笑止千万というのが賀茂川さんの意見です…

「流言のメディア史」佐藤卓己著

「フェイクニュース」や「ポスト真実」といった言葉がクローズアップされています。 しかし、そういった事態は今になって始まったものかどうか。 実は80年前の状況をみてもそういったものがいくらでも見られます。 第二次世界大戦が始まった1939年、ドイツの…

伊藤比呂美さんの随想より、人はなぜ簡単に巨木を伐るのか。

こちらの地方新聞に詩人の伊藤比呂美さんが定期的に随筆を書いていらっしゃいますが、今回は道路沿いの巨木の伐採についてです。 伊藤さんは「人と環境」という観点から書いているのですが、私はそこから行政の姿勢の問題点を感じ取りました。 新聞記事です…

やっぱりそうか。新型コロナの抗体は長続きしない。

感染症の専門家、忽那賢志さんの記事は何回か引用させていただいていますが、今回は「新型コロナウイルスに対する抗体は長続きしない」という大変な内容です。 一般的に、感染症に罹患し回復した人は一定の期間は感染しなくなることが多く、例えば麻しん(は…

新型コロナウイルスは風邪の一種?田中宇さん「国際ニュース解説」より

新型コロナウイルスの感染については、非常に楽観的な見方をしている田中宇さんの「国際ニュース解説」ですが、そのまとめのような文章が掲載されました。 tanakanews.com これまでも都市封鎖などの対策は過剰であり、それによって経済が崩壊するリスクの方…

「事大主義 日本・朝鮮・沖縄の『自虐と侮蔑』」室井康成著

「事大主義」という言葉は、最近では韓国の政情に関わるものであるような感覚を持っていましたが、実は色々な場面で使われてきたもののようです。 「事大」つまり、「大」に「事える」(つかえる)という言葉自体は中国の古典にあるもので、孟子の一節にあり…

新型コロナ感染拡大で、多くの病院が赤字、ここを支えるのが一番必要なのでは。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全国の病院が赤字となり、特に感染者の多かった東京では非常に厳しい状況のようです。 特に、コロナウイルス感染者を受け入れた病院の赤字額が大きく、何らかの対策が急務でしょう。 gemmed.ghc-j.com記事中にもありま…

新型コロナウイルス抗体保有率は極めて少ない。今後の感染再燃に通じるのかどうか。

厚労省が今月初めに実施した一般人の抗体保有率調査で、東京でも0.10%とかなり低いレベルであったことが分かりました。 www.jiji.com これまでの東京での感染者率は0.03%に当たるそうなので、それに比べれば若干は高いものの、これでは自然抗体保…

「農家が教える どぶろくのつくり方」農文協編

かつては農家がそれぞれ作ったと言われる「どぶろく」ですが、明治時代に酒税を取るようになりそれが重要な国家収入となったために、自家醸造を厳しく取り締まるようになってしまいました。 世界的にも販売する目的以外の自家醸造をこれほど厳しく制限してい…

「NATROMのブログ」より、新型コロナウイルスなど存在しないという人も居るそうです。

NATROMのブログで紹介されていましたが、「新型コロナウイルス」など存在しないという珍説を唱える人がいるそうです。 natrom.hatenablog.com 一応、徳島大学名誉教授ということですが、大橋眞という人が発表しているのが「新型コロナウイルス否認」という珍…

「給付金私も貰っていいの」と悩む老人もいる。

国民全員に10万円ずつ給付と言う、特別定額給付金ですが、それを「私がもらっても良いのか」と悩む方がいらっしゃるという話です。 www.moneypost.jp70代の年金生活の夫婦ですが、裕福とは行かなくても生活に困らないだけの年金も蓄えもあり、贅沢をしよ…

人種差別に反対する運動が広がる。歴史上の人物は誰もアウトでは。

アメリカで警察官に殺された黒人男性の事件に対する抗議活動が広がる中、世界中でかつて奴隷制度に加担したりした人物の銅像などが倒されるといったことが相次いでいます。 www.yomiuri.co.jp形だけは平等となった社会でも実質的差別が残っているのは明らか…

「内田樹の研究室」より「書評・白井聡『武器としての資本論』」

内田樹さんの「研究室」というブログはいつも注視していますが、白井聡さんの新著「武器としての資本論」について書評を書かれています。 blog.tatsuru.com内田さんも現在マルクスについての著書出版を準備されているそうですが、白井さんに先を越されてしま…

「婦国論 消費の国の女たち」小原直花著

著者の小原さんは、伊藤忠ファッションシステムという企業戦略や商品企画といった分野でのコンサルティングを行う会社で、女性の消費行動を分析するという活動を行ないその成果をまとめたということです。 いくつかの視点から分析をしているのですが、やはり…

やっぱり出ちゃった。「医療従事者支援」の弁当で大量食中毒発生。

京都の話ですが、「医療従事者支援」ということで無料で提供された弁当で、多数の食中毒者が発生したそうです。 www.jiji.com京都府長岡京市の病院に、無償提供された弁当が原因となり、医師や看護師など53人が食中毒の症状を発したということで、患者から…

助成金受給事業委託の問題で、一番大きいのは「事業遂行の能力の低いところに委託した」こと、それで受給の大幅遅延が起きている。

コロナ感染対策としての助成金などの受給事業の委託に関し、その選定や委託先の問題点などが国会でも追及されています。 委託先と政治家や官僚との癒着や、金の流れの不透明さなど、疑惑も数々ありますが、今その事業で一番問題になっているのは「実際の助成…

「Googleをお使いのあなた おめでとうございます」が出ちゃいました。

今朝、いつも通りにGoogleで検索を始めたところ、いきなり「Googleをお使いのあなた おめでとうございます」と表示され、アンケートと称して使用状況を入力していったら「当選」と来ました。 ここで「なにかおかしい」と気付いてそれ以上の入力はしませんで…

「民法改正を考える」大村敦志著

2020年4月に改正民法が施行されましたが、この本はそれが法制審議会で検討されていた2011年に民法学者の東京大学法学部教授の大村さんが、改正についてだけでなく民法というものの歴史や世界的な傾向など広く解説をしたものです。 民法とは法律の体系のなか…