爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

政治経済

投資投資とうるさいのは何か裏があるのか。

ネットでゲームをする時間もかなりありますが、MICROSOFTのゲームをしていると必ず画面横にコマーシャルが入ってきます。 CMを消したければ金を払えと出てきますが、そんなものに払う金はありませんので放っていますが、うるさく感じます。 そのCMはどう…

ポーランドがウクライナへの兵器供与ストップ?穀物輸入で何か起きているのか。

ロシアとの最前線に近く、ウクライナ紛争でもウクライナ支援を強力に進めていたとみられるポーランドがウクライナへの兵器供与を制限するかのような態度を取ったそうです。 jp.reuters.com何かごちゃごちゃしてよく分からないような話ですが、ウクライナから…

ウクライナゼレンスキー大統領国連で演説

ウクライナのゼレンスキー大統領が国連で演説しました。 news.yahoo.co.jpロシアもプーチンは出席しないものの対抗してウクライナ支援の欧米を非難するなど舌戦が繰り広げられました。 しかしゼレンスキーの演説の際にはグローバルサウス各国など多くの空席…

全国で地価の値上がり、それが何につながるか。

地価が発表され、各地で値上がりしているということです。 特に値上がりが目立つのが北海道千歳、熊本県大津、これらは両方とも半導体工場の進出。 そしてインバウンド景気が盛り上がる東京浅草の商業地もかなりの値上がりとか。 こういった所はあくまでも実…

岸田政権の内閣改造で女性閣僚を一気に増やす。しかし後からボロボロと。

岸田政権は何の役に立つのか分かりませんが、内閣改造を行ないました。 女性閣僚を一気に5人と増やしたということで、女性問題重視ということを打ち出すつもりだったようです。 www.bloomberg.co.jp しかしその裏で矛盾が増大していたことが後からボロボロと…

内閣改造が「政権支持率の上昇」につながるなんて、誰も思っていません。

大相撲ではずっと前頭の地位で居た人が一度でも三役(小結・関脇・大関)に上がると非常に嬉しいそうです。 引退後に、「元小結」と言ってもらえるのがやはり箔が付くと感じるのでしょう。 それと同程度にしか見えないのが内閣改造での大臣入れ替えです。 引…

G20サミットは米覇権の低下を露呈し非米諸国の力の増加を示した。田中宇さんの国際ニュース解説より。

G20首脳会議はアメリカ側と中ロ側のせめぎあいで内容のないものとなり存在意義が問われたと思っていましたが、田中宇さんの国際ニュース解説ではまた少し違った解釈がされていました。 tanakanews.comアメリカ側はこのサミットでもウクライナ戦争についてロ…

「仮定の質問には答えられない」はやはり言語道断の態度。

あの安倍元総理政権の頃から目立っていた「仮定の質問には答えられない」という文句には非常に腹が立っていて、このブログでも何度か批判したことがありました。 sohujojo.hatenablog.com しかし今の岸田政権でもそれが目立つようになったということで、神戸…

プールの水道を出しっぱなしにした教師に高額の水道代請求

川崎市の小学校でプールの水道の操作ミスで水道を流しっぱなしにした教師に水道代の一部を請求したことについて波紋が広がっています。 news.yahoo.co.jp川崎市の小学校の30代男性教諭がプールの水道の操作をミスし、止まったのを確認しないまま5日間出しっ…

ウクライナの国防相交代、汚職で更迭という話だが、こんなことで大丈夫なのか。

ウクライナではレズニコフ国防相を交代させることとなりましたが、汚職のうわさが絶えず事実上の更迭ということです。 www3.nhk.or.jpウクライナでは以前から政府内での汚職の蔓延が噂されており、戦争体制の中でも続いていることが分かります。 軍関係では…

「人工メタン」こんなもの本当にできると思っているのか。

大阪ガスとENEOSが共同でプラントを立ち上げるという、「人工メタン製造」 いろいろなメディアで報道されていますが、あまりにもあほらしいので無視しようと思っていたものの、数が多すぎるので一応触れておきます。 trafficnews.jpメタンはガス状の燃料とし…

「NATOを知るための71章」広瀬佳一編著

ロシアがウクライナ侵攻を仕掛けたのはNATOの拡大でロシアが危機感を覚えたからだということは聞きました。 また日本もNATOと頻繁に接触するということも言われています。 しかしそもそもNATOというのはかつてソ連が脅威となった頃にヨーロッパ側が手を結び…

旧統一教会に「過料」、これで幕引き?

旧統一教会に対して質問権を行使して調査が行われてきました。 しかし、統一教会側の回答が不十分であるとして「過料」を課すということです。 news.yahoo.co.jp文化庁側からの質問に対し「信教の自由」を理由に回答を拒んだ部分があるということで、これは…

半導体企業進出で浮かれる熊本県だが地下水は大丈夫か

TSMCの工場進出に始まり関係業種の企業も次々と進出が決まり、まるで浮かれているかのような熊本県(ただし北部だけ)ですが、地下水が守れるかどうかという不安もあるようです。 kumanichi.com熊本は阿蘇の伏流水が豊富ということで、熊本市ではその上水道…

「人民元は覇権を握るか」中條誠一著

中国の成長は著しく、とうとうアメリカと事を構えようかというところまで来てしまいました。 しかし政治的な問題はともかく、経済的には上手くすればアジア圏を再編できるかもしれないとも言える段階には近づいているのかもしれません。 この本は少し前の状…

中国最大の不動産企業でも多額の赤字、中国国内から人の眼をそらせたいのもこのためか。

中国の不動産大手の恒大集団の巨額の赤字についてはこれまでも多くの報道が為されており中国の不動産業の不振、そしてその影響の大きさについては言われてきました。 しかし今回の報道では中国不動産業界で最大と言われる碧桂園でも今期巨額の赤字となったと…

思わず目を疑う間抜けぶり「デフレ脱却のチャンスが訪れているという経済財政白書」

政府の経済財政白書(”白痴”書?)が出されたそうですが、その中で「デフレ脱却のチャンスが訪れている」とあったそうです。 www3.nhk.or.jp 今はまだデフレでしたっけ。 こんなに物価が急上昇するのはデフレとは言えないでしょう。 簡単な定義を見ても、「…

政府はやはりガソリン補助金支給の延長を選んだ。石油の奴隷から抜け出すことをあきらめ。

ガソリン価格が高騰していることを受け、政府はガソリン補助金支給の政策を延長することとしました。 現状では1リッター180円以上となっていますが、170円台に止めるようにされるということです。 response.jp補助金でしのいでいる間に状況が変わりまた原油…

処理水排出への中国の激しい反応、ただしまったく想定外というのはちょっと情けない。

福島原発からの汚染水の処理水の排出に踏み切ったのですが、それに対して主に中国が激しい反発をしており各方面に大きな影響が出ています。 中国政府が日本産海産物の輸入にあたり過度な放射線検査をしたという所から始まり、さらに輸入の全面禁止となりまし…

BRICS首脳会議に6か国新規参集。

日本ではあまり重要視されていないBRICS首脳会議ですが、これまでのBRICS5か国に加えて6か国が招聘されたという田中宇さんの「国際ニュース解説」でした。 tanakanews.comあらたに加盟したとされているのが、アルゼンチン、サウジアラビア、UAE、イラン、エ…

宇都宮にLRT(次世代型路面電車)開業。自動車偏重の社会が変わるのか。

宇都宮にLRTが開業したそうです。 国内では新規の路面電車開業は75年ぶりとか。 www.shimotsuke.co.jpかつては多くの町に路面電車がありましたが、自動車の数が増えたため「自動車渋滞の原因になる」などと言われて次々と廃止されていきました。 しかしここ…

「人の痛みを感じる国家」柳田邦男著

およそ現在のこの国とは逆の言葉「人の痛みを感じる国家」というのが題名となっていますが、もちろん中身はそうでない国や社会を鋭く指摘するものです。 この題としてのはやはり柳田さんの意図があるのでしょうか。 本書に収められている文章は、新潮45に2…

プリゴジンは粛清されたのか。

ロシアのワグネルの創始者プリゴジンが飛行機の墜落で死亡しました。 www.sankei.com不可解なワグネルの乱の後、拘束されるでもなくあちこち動き回っていましたが、やはりプーチンの怒りを買っていたのでしょうか。 ここまで都合よく飛行機事故が発生するわ…

金利政策は今でも有効なのか。

記録的な円安が続き、物価高と言った影響が強く出ていますが、輸出企業の業績が上がって社会全体が潤ってくるという雰囲気は全く見えてきません。 一方、アメリカではどんどんと金利を上昇させているのにインフレが落ち着く気配も見えずさらに金利が上がると…

「比較のなかの改憲論」辻村みよ子著

民主党政権を倒し再び政権を取り戻した頃の安倍晋三は思い上がりも甚だしく、持論であった改憲論を前面に押し出し今にも実行するかのような構えでいました。 なぜ改憲が必要かということを打ち出す中で、他国の憲法や憲法改正との比較ということを例にするこ…

米日韓三国協力の「制度化」は働くのか。

この会談を速報した時点ではこの点についてはそれほど注目していなかったのですが、ニュースなどでの報道は「制度化は政権交代しても有効とするため」などと強調されており、さすがのバイデンも選挙には全く自信を持っていないことがはっきりしました。 main…

日米韓三国同盟は強化のようだが。

アメリカの世界戦略というものは、どうも敵を自ら作り上げそれを自ら強化し、それに対する自衛と称して武力の増強に邁進するというもののようですが、それに巻き込まれた日韓がなかば強制的に同盟強化となっているようです。 www.nikkei.comしかしその裏でア…

あまり騒がれていませんが、円安はさらに進行

ガソリンが上がったという話はしょちゅう出てきますが、その原因の一つとも言える円安が進んでいてもあまり話題にもなりません。 www.nikkei.com1ドル146円というのは昨秋に政府が慌てて介入した水準を下回っています。 もう円安慣れしてしまったのでしょう…

戦争はいけない、誰もが口を揃えるがその先は千差万別

「戦争をしてはいけない」とは現代ではほとんどすべての人が言うことです。 それを言う限りにおいてはほぼ同一です。 戦争をして利益を獲得しようなどと言うことを(思っていても)広言した場合はほぼ世界中で社会から排斥されます。 しかし、その先の行為に…

河野太郎の正体曝露、もうこんな奴は政治家として認められない。

河野太郎デジタル相が記者会見で発言したという内容です。 www.nikkei.com保険証の廃止は「法律で決まっているから」従えという超ウルトラ問題発言。 医療関係者が「どう思うかではなく決まったことはきちんとやれ」とのこと。 一時は自民党の中では少しはマ…