あの安倍元総理政権の頃から目立っていた「仮定の質問には答えられない」という文句には非常に腹が立っていて、このブログでも何度か批判したことがありました。
しかし今の岸田政権でもそれが目立つようになったということで、神戸学院大学の上脇教授がなぜそれがいけないかを解説したということです。
news.yahoo.co.jpそれによれば、「仮定の質問」にも2種類あり、荒唐無稽な仮定、たとえば「宇宙人が攻めてきたらどうするか」もありますが、現実問題で行くとおりかの選択肢があるようなもの、例えば台湾有事や韓国の政権交代などはそのどちらの場合に対しても十分に考慮され検討されなければならないものであり、それを「仮定の質問には答えられない」などと言う文句で門前払いするのは憲法に定められた国民の知る権利を侵すことになり、民主主義の根幹を揺るがすことになるからです。
しかし政治家のこのような態度も問題ですが、それをただ聞くだけのメディア記者も情けない限りです。