爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

投資投資とうるさいのは何か裏があるのか。

ネットでゲームをする時間もかなりありますが、MICROSOFTのゲームをしていると必ず画面横にコマーシャルが入ってきます。

CMを消したければ金を払えと出てきますが、そんなものに払う金はありませんので放っていますが、うるさく感じます。

 

そのCMはどうやらこちらの興味対象に合わせて自動的に選ばれているようなのですが、最近多いのが株式投資に関わるものです。

「株で毎月1000万円儲けた人が教える初心者でもできる技」だとか、「1万円を1000万円に株で増やす」といったものが、素人っぽく見えるモデルの笑顔をバックに表示されています。

私が株投資に興味があるはずもないのですが、おそらく経済ニュースを良く見るのでそれが反映されているのでしょう。

本当に興味のあるものが出るのだったら、きれいな女性の姿がどんどんと出てきてよさそうなのですが。

 

それでもこれだけ株式投資のCMが多いのもやはり株式市場の盛り上がりというものを反映しているのでしょう。

バブル期の株価に近いところまで上昇しています。

どうやらマンション価格なども高騰しているようですが、前のバブルとどこが違うのかとも思いますがまあそれはここでは触れません。

 

それもこれも、やはり株式を中心に金を集めたいという政府の方針があるからかもしれません。

岸田がまたも株投資誘導の政策を発表しています。

news.yahoo.co.jpさらに海外の資金を日本株式に呼び込もうという手段でしょう。

日本人にも株を買わせ、それにさらに海外資産が参入すればさらに株式相場が上昇し、それによって「日本人の家計資産が増加する」という思惑です。

 

そんなにうまく行くわけもありません。

海外の資産運用会社が日本人に金を儲けさせようと投資するはずはありません。

逆に彼らは日本の家計資産を吸い取ろうとして来るはずです。

バカな日本人が家計資産を株式市場に差し出したタイミングで投げ売りし総取りを狙っているのでしょうか。

 

非常に危険な事態が予想されます。

「家計資産を株で倍増」どころか「なけなしの老後費用が紙くずに」なりかねないでしょう。

そうなった時に政府はどうするのか。

その時にはもはや破産者救済の資金も無く、生活保護の資金すら政府に残っていない状態になるかもしれません。