爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

太陽光や風力発電の電力が使い物にならないものだとは思っていたけれど、「砂電池」とは。

太陽光発電風力発電の電力は安定性が乏しく、品質の悪いもので使いづらいものだということはある程度は知れ渡っていると思います。

そのため、なんとかして平準化することが必要なのですが、それを電力会社に押し付けようとしてひどいことになっています。

蓄電池を大量に備えろなどと言う暴論も飛び交っています。

 

その泥沼状況を解消する?

という話が北欧から舞い込んできたようです。

gigazine.netフィンランドのスタートアップ企業が開発したというのが「砂電池」

巨大な塔の中に砂を詰めてそこにクズ電力を流して温度を上げて蓄えるということです。

 

ただし、「電池」とは言うもののそこから再び電気にして取り出すのはほとんど非効率的なのでしょう、熱のまま使うのが良いようです。

 

そんなの「電池」でも何でもないじゃない。

 

まあ電気エネルギーの一番の弱点は(二番以降もたくさんありますが)熱源としての利用であり、そこを補うことになるのかどうか。

かなりのエネルギーロスはありそうです。

 

やはりあちらの方でも風力発電などのクズ電気の増加で首が回らなくなっているということでしょう。