爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

食糧不足による戦争では殺戮に歯止めがかからないと思われるが、すでにガザ地区の様相はそれに近いのか。

戦争での殺戮はどんどんと激化しており、1次2次世界大戦では死者数もそれまでの戦争とは桁違いに増加しました。

しかしもしも今後世界的な食糧不足によって戦争が勃発するならばその殺戮には歯止めがかからなくなるだろうと以前に何度か書いたことがあります。

sohujojo.hatenablog.comこれは戦争の性格から見ても当然であり、敵国と食糧を取り合うのであれば敵国の国民は女性だろうと子供だろうと食糧を争う当事者でありできるだけ殺戮することが目的となるからです。

 

ところが、現在のガザ地区の様相というものはそのような戦争を思わせるようなものとなっているように感じます。

もはやすべての人を殺そうとしているのか。

ハマスだけが敵ではなくガザ地区に住んでいる人間すべてが敵なのか。

ガザ地区での死者の公式発表は2万人とか言われていますが、実際にはそれよりはるかに多い数の人々が死んでいるという話もあります。

 

食糧を争う究極の戦争はまだまだ先の話かと思っていました。

しかしそれは意外にもはや始まっているのかもしれません。

食糧を争うのではなくても、同じように見えるのなら同じことです。