爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

環境資源

まだ水素に未練が残るのか。五輪聖火リレートーチ燃料に水素使用。

オリンピック聖火リレー(とは言うものの聖火”顔見世興行”)、その燃料に福島県の工場で作られた水素を使うことで環境と復興をアピールするとか。 this.kiji.is「水素は燃えても二酸化炭素を発生させない」から環境に良いと言うことですが、その生産体制とい…

明治がアイスクリームに賞味期限設定、こういう「消費者の声」が食品廃棄を増やす。

明治が自社製品のアイスクリームに24ヶ月の賞味期限を設定するそうです。 www.nikkei.comアイスクリーム類はその保存温度を守りさえすれば品質劣化は避けられるということで、賞味期限は設けなくても良かったのですが、「消費者からの問い合わせが多い」と…

ダボス会議が開幕、「環境問題が主要なテーマ」だそうで。

主要国の政治経済の権力者が集うダボス会議が開幕しましたが、今回は「環境問題がテーマ」だそうで、あのグレタさんをはじめとして多くの若者が集結して気炎を上げているそうです。 www.nikkei.com 政治経済のトップが「持続可能な社会」を探れるはずもない…

国連が先頭にたって「石炭悪者化」非常に違和感がある。

COP25では日本を名指ししてまで「石炭悪者化」が主張され続け、その後も国連自らが脱石炭を声高に叫び続けています。 化石燃料には、石炭、石油、天然ガスといったものがありますが、石炭は炭素含有量が高いために燃やした時に二酸化炭素を多めに作り出す…

年頭雑感「2020という数字」、そしてエネルギーの使い方について

2020年がスタートしました。 「東京2020」でオリンピックのことばかりがクローズアップされますが、考えてみれば「2020年代」が開始ということでもあります。 この10年がどうなるか、まあおそらくこれくらいは身体も持ちそうですから、その行…

さすが小泉、日本の政治家は触れたがらない「グレタ問題」に対抗、ただし空振り。

「風見鶏」の系譜を受け継いだ親譲りかどうか、日本の政治家は誰も正面から取り上げようともしない「グレタ・トゥンベリ」について小泉進次郎は一応発言を続けています。 www.asahi.com COP25での失敗が尾を引いているのでしょうか。 しかし「大人たちの糾弾…

「鉄学 137億年の宇宙誌」宮本英昭、橘省吾、横山広美著

鉄というものは現代社会にとって非常に重要であることは誰でも知っています。 少々古い言葉ですが「鉄は国家なり」などということも言われました。 しかし、そればかりではなく鉄は生物の体のためにも必須であり、欠乏すると貧血などの症状が出ることもあり…

「異常気象」は増えているのか、「異常でなかった時代の気象」はいつの話か。

世界的に「異常気象」が増え、人類はその危機にさらされていると言われています。 またそれが「温暖化」の影響であり、さらに「温暖化」は「二酸化炭素濃度の上昇」によるということも、多くの人々が真理かのように考えています。 しかし、「異常でなかった…

「菌が菌が」の大合唱で殺菌剤の売上は上がっているのか

会社勤めの頃には考えられなかったことですが、昼間からテレビを見ることが多くなりました。 その視聴者層は圧倒的に年寄りなのでしょうか、コマーシャルの対象もそういった人々向けのようで、その年頃の人々が好みそうな商品のものが多くなっています。 多…

ノーベル賞受賞の吉野彰さんが講演「持続可能社会の構築に責任」はちょっと無理では。

本年度ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが講演を行い、リチウム電池をさらに発展させて持続可能社会構築に責任を果たすと語りました。 www.nikkei.comリチウムイオン電池の実用化という大きな業績を上げ、現代社会の発展に大きく寄与したその業績は素晴ら…

COP25思考停止報道相次ぐ、一番やるべきことは自動車の削減。

COP25が続き、ほとんど意味のない議論が続いています。 お決まりの、「このまま温暖化が続けば」で計算だけの予測を流すだけの意味のない報道も相次いでいます。 その一方で、「具体的な行動」を求める声は大きいのですが、何が具体的行動なのやら。 ど…

COP25が開幕、日本の石炭火力発電が非難を浴びるか

COP25、国連気候変動枠組み条約第25回締結国会議が、スペインで開幕しました。 産経の報道が独自なので引用しておきます。 www.sankei.com「原発の再稼働が安倍政権の急務」とまで言い切るこの潔さというか、なんというか。 それはともかく、世界的に気…

安倍首相、石炭火力発電推進を理由に国連演説を断られる。頑張れアベ

その施策から行動まで、ほとんどすべてを否定すべき安倍首相ですが、「石炭火力発電推進を理由に国連演説を断られた」というニュースでは、アベを応援し国連を批判すべきでしょう。 jp.reuters.com9月に国連で開かれた「気候行動サミット」では日本政府は安…

松永和紀さんが「ゲノム編集」について分かりやすく?解説

食品問題について詳しい解説をされる松永和紀さんが、「ゲノム編集」について説明されています。 president.jp 「ゲノム編集」技術は医療分野でも可能性が追求されていますが、食品分野では実用段階に近づいており、開発研究が進められています。 しかし、こ…

「電力化亡国論」近藤邦明著

「環境問題を考える」というサイトの主宰者、近藤邦明さんが2012年に出した、核・原発事故・再生可能エネルギー買取制度などの施策が亡国につながるという意見を述べた著書です。 上記「環境問題を考える」で既に議論を掲載されているため、私にとっては…

「地球の歴史(下) 人類の台頭」鎌田浩毅著

地球の歴史全3巻の下巻です。 この下巻の最後に「長めのあとがき」が置かれ、著者が本書を著した気持ちが書かれています。 これを最初に読んだ方が良いのかもしれないと思いますが、「あとがき」である以上は最後に置かなければならないのでしょう。 理科4教…

「田中宇さんの国際ニュース解説」で連続して地球温暖化問題を取り上げた

田中宇さんの「国際ニュース解説」、だいたい国際政治ネタがほとんどで、しかも独自の視点から解析されているため、非常に面白いものの、ホントかいなと感じさせるものも多く、眉にツバをつけながら楽しませていただいています。 しかし、最近の2題は地球温…

「温暖化は憂うべきことだろうか」近藤邦明著

ネットのサイト「環境問題を考える」主宰の近藤邦明さんの著書で、おそらくこれが最初の出版の作品です。 上記サイトでは、二酸化炭素温暖化説の批判と並んで、いわゆる自然エネルギーと呼ばれる太陽光発電や風力発電の批判も精力的に為されています。 この…

「地球の歴史(中)生命の登場」鎌田浩毅著

「地球の歴史」三部作の中巻は、40億年前の生物の出現から、古生代末期まで、生物と地球とが相互に影響し合いながら進化していった時代を扱います。 初めの章(第5章)は「地球と生命の相互作用と共進化」とあります。 地球は大きなプラットフォームであり、…

「誰も答えない! 太陽光発電の大疑問」近藤邦明著

ネット上で「環境問題を考える」というサイトを運営し、自然エネルギーや二酸化炭素温暖化といったものについて、科学的な考証をしている近藤さんの書かれた著書です。 この本では、特に「太陽光発電」を中心にその欺瞞性を取り上げています。 太陽光自体は…

”賀茂川耕助のブログ”を読んで、No.1268 16歳の怒りのスピーチ

16歳のスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさんの行動については、これまであまり触れていませんでした。 しかし、賀茂川耕助さんがブログで取り上げましたので少し書いておきます。 kamogawakosuke.infoまあ、その前フリではあの日本の環境大臣の…

「少子化」の何が問題なのか

少子化の動きはさらに大きくなり、人口減少が現実に目に見えるほどになるということで、その危険性を声高に叫ぶ人が多くなっています。 jbpress.ismedia.jp 上記記事のように、少子化が進めば「日本消滅」の危険性もあるといった論調ですが、さてどうでしょ…

「電力化亡国論」近藤邦明著

著者の近藤さんは、エンジニア勤務のあと自営業を営んでいるということですが、それよりもネットでホームページ「環境問題を考える」というサイトを運営し、多くの環境に関する発信を続けられている方です。 環境問題を考える 実は、私も環境問題に関心を持…

「再読:そして最後にヒトが残った」クライブ・フィンレイソン著 その中の「気温の歴史的変動」についての図

去年読んだ本ですが、再読です。 そして、その中のある図が非常に面白かったので紹介します。 第6章、運命のさじ加減 ヨーロッパの石器文化 という中で、気候と人類の生活環境について書かれているものですが、そこに下記のような図が掲載されていました。 …

祝吉野さんノーベル賞受賞、ただし、蓄電池頼みの今後の状況は楽観できない

本年度のノーベル化学賞は、リチウムイオン電池開発の業績に対して、旭化成の吉野明さんなど3人に贈られました。 その努力と産み出したリチウムイオン電池の社会への貢献は素晴らしいものであり、企業での研究であることも含め称賛に値するものです。 ただ…

「もうすぐいなくなります 絶滅の生物学」池田清彦著

生物学者ですが、いろいろなところに顔を出して思い切った発言をしている池田さんですが、この本では本職の生物学について書いています。 地球に生命が誕生した38億年前から今までの間に、6回の大量絶滅があったそうです。 それは大隕石の衝突であったり、急…

石炭火力発電の敵視はエネルギー供給難の時代がやってきた時に窮地に陥る原因となる

温暖化対応について検討される中では、石炭火力発電が敵視されることが多いようです。 そのため、石炭火力発電を継続しようとする日本に対して批判されることもあります。 これに対し、あの坊っちゃんは迎合発言をしているようです。 www.nikkei.com 化石燃…

「食卓からアサリが消える日」三輪節生著

著者の三輪さんは長く新聞記者をされていました。 ほとんど九州・山口の地域だったそうですが、そこは特にこれまでは自然の恵みに恵まれた地域で、海産物などは独特のものも多くそれを生かした料理も名物となっていました。 しかし、多くの地域でそのような…

ブラジル大統領が国連で演説「アマゾン火災はブラジルの国内問題」

アマゾンの熱帯雨林での火災発生は、どうやら農地化をしようと火をつけたのではないかとして、国際社会が批判を強めていますが、それに対しブラジル大統領は反発して演説をしました。 www.newsweekjapan.jp「アマゾンは地球の肺」などということも嘘だと言っ…

二酸化炭素排出ゼロにしたら、気候変動は無くなると思いますか。

国連での気候変動に関する討論が進み、例の北欧の少女も大演説を行ったようです。 少し前のマララ・ユスフザイさんと並べて論じる報道もありましたが、マララさんとは比べ物にならないでしょう。 彼女も言っていましたが、気候変動を止めるために一刻も早く…