爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

環境資源

武豊発電所火災はバイオマス原料からの発火か。

JERA武豊火力発電所の火災はニュースで空からの映像が流れるなど注目を集めました。 その原因はどうやらバイオマス原料からの発火のようです。 news.yahoo.co.jp木質ペレットと呼ばれるバイオマス発電の燃料ですが、それから発火して火災が発生するという事…

電気自動車の評価にLCAを取り入れると大変なことになるという当たり前の話。

バッテリー電気自動車(BEV)は温室効果ガス排出削減と言う点で環境にやさしいなどと言われてきました。 しかしそこに「LCA評価」を取り込むと別の結果が出るという、極めて当たり前の話ですが、これを取り上げる人がなかなかいませんでした。 news.yahoo.co…

世界の電力使用量、AIと仮想通貨で大幅増

AIの使用増加が顕著ですが、それで電力使用量も大幅に増えたという話です。 jp.cointelegraph.com仮想通貨、AI、さらにデータセンターが大量に出力を消費し、それが数年で10倍といった伸び率で増えていくとか。 ただし、IEAのレポートでは電力の供給源とし…

電気料金、エネルギーコストはどうなっていくのか。

電気料金が上がっていき大変だということになっています。 一方では脱炭素化を進めるということで風力発電や太陽光発電へのシフトということが言われます。 しかしそうなっていった場合の電気料金がどうなるのかということはあまり触れられません。 企業の収…

日本がパリ協定を離脱する?杉山大志さんの解説

COP28では各国が化石燃料からの脱却に合意したという報道がなされました。 しかし杉山大志さんによればこれは意図的な曲解であり全く合意などされていないようです。 真相は、「実際に合意されたのは「COP28が各国に化石燃料から移行する世界的な努力に寄与…

EUがウクライナ支援を続けているのはリチウム資源のためか。

ウクライナ紛争ではアメリカがウクライナ支援を行っていますが、EU諸国もそれに同調しています。 NATOの戦略としての加担だと思っていましたが、別の理由があるかもという記事です。 「賀茂川耕助のブログ」で海外記事からの引用で掲載されていた、Phil Butl…

太陽光発電パネルは地震などで破損の場合も感電事故の危険性あり。

能登半島地震では太陽光発電装置の被災も多いようですが、装置が壊れていても発電は行われるため、感電事故の危険性があるようです。 news.yahoo.co.jp 注意喚起が繰り返されているようですが、そこで批判が飛び火したのが東京都の小池知事。 環境重視のポー…

石炭火力廃止を急ぐ本当のところ。

脱炭素化を目指すという動きの中では特に石炭火力発電が目の敵にされ、それを急がない日本が非難されるといった事態になっています。 その世界情勢とはどのようなものなのか。 山本隆三さんという方がWedgeで書いていました。 news.yahoo.co.jp石炭火力廃止…

COP28閉幕、「化石燃料の廃止」とは言えず、「化石燃料からの脱却を進める」でごまかす。

「気候変動対策の国連会議」であるCOP28が閉幕し、最終的な合意文書では「化石燃料の段階的廃止」という文言を入れようとしたものの、結局は「化石燃料からの脱却を進める」という表現に落ち着きました。 www3.nhk.or.jpまあ、そもそも「気候変動対策」など…

知らないことってまだまだ多いですね、「チタンの歴史」

いろいろなところで耳にする「チタン」ですが、その歴史はそれほど長いわけではなく、ごく最近と言える時間内のことだったようです。 gigazine.netGigazineというところで出ていた記事ですが、元はブライアン・ポッターという人が書いたものだそうです。 チ…

EV用の電池の問題点は何か。

電池で動く電気自動車が脱炭素化への大きな役割を果たすと言われていますが、その電池に関しては多くの問題点があるとされています。 それについて、自動車ジャーナリストという池田直渡さんという方が分かりやすい解説をしていました。 news.yahoo.co.jp 現…

「不名誉な化石賞」?COPで恒例のイベントでした。

温暖化問題についてのCOPのバカ騒ぎ。 そこで毎回出てくるのがNGO団体が選定するという「化石賞」です。 化石燃料の廃止に向けた活動を妨げるような国を「化石」だと称して発表します。 今回も日本は堂々の2位。(1位でないのが驚き) それについて木村正人…

エネルギーや温暖化の問題で人々が完全に勘違いしていること その3

エネルギーや環境問題と言っているのに、なぜ経済成長が出てくるのと思われても仕方ないかもしれません。 しかし、ちょっと勘違いの脱炭素化やエネルギー削減といった課題に取り組むにもまず立ちふさがるのが「経済成長の呪縛」ですから、この際考えておくこ…

エネルギーや温暖化の問題で人々が完全に勘違いしていること その2

その2は次の点についてです。 2.「運転中には二酸化炭素を出さない」だけを達成すればよいと思い込み、その装置を作るための鉄板一枚、ボルト一本を作るにもエネルギーを消費しており、そこには大量の二酸化炭素発生が隠れていることを忘れている。 これ…

COP28審議開始、しかし日本の拠出金15億円って桁を間違えてないの。

COP28開催中はこのブログのネタには困らないだろうと思っていましたが、さっそく出てきたのが途上国支援の基金に日本が15億円拠出というものです。 www.yomiuri.co.jp桁がいくつか違うのではないかという額で、ちょうど報道されている自民党各派のパー券裏金…

COP28が始まる。強欲同士の化かしあいという猿芝居が見られる。

COP28がなんとアラブ首長国連邦のドバイで開幕します。 石油生産の中心地ともいえる場所でその削減を目指すことができるのか。 newswitch.jp議長となるのはUAEの産業技術大臣というスルタン・アル・ジャベルという人物だそうですが、彼はUAEの国営石油企業の…

エネルギーや温暖化の問題で人々が完全に勘違いしていること その1

エネルギー問題や地球温暖化について、世界中で意識が高まっているようで、それ自体はちょっと前の風潮を考えると大した変化だと感心します。 しかしその中には大変な勘違いをしている場合も多く、またそれが社会の主流となってしまっているかのように感じま…

CCS(二酸化炭素地下貯留技術)は二酸化炭素濃度削減の切り札なのか。

CCS、すなわち二酸化炭素を地中に貯留することが大気中の二酸化炭素濃度を削減するための切り札であるかのような幻想を振りまく人がいます。 化石燃料の燃焼はやはり無くすことはできないため、必ず大気中の二酸化炭素濃度は上がり続けることになるため、な…

「グリーン資本主義」佐和隆光著

最近は脱炭素化という言葉が社会のどこでも聞かれるようになり、政界でも経済界でも皆がそちらに向かって走り出そうとしているかのようです。 ただしその方向性も手段も極めて怪しく、せいぜいグリーンウォッシュとしか言えないものも多いようですが。 しか…

「ホワイト水素」とは何なのか。

エネルギーの不安が強まる中、水素に期待を寄せる人も増えています。 しかし現状では安く作るには化石燃料から製造するという、まったく方向違いの方法で、グリーンとやら言う水素は「再生可能エネルギーによる電力で水を電気分解」という非常にコストの高い…

資源エネルギー庁は国民にエネルギーの真実を伝えるのではないのか。「ガソリンに代わる新燃料はCO2」???

資源エネルギー庁はエネルギーに関する真実を国民に伝え、エネルギーの現在と将来を間違わないように判断させる助けをしなければならないはずです。 しかし、なんと「ガソリンに代わる新燃料はCO2から」などと言うトンデモ説を堂々と公表しています。 www.en…

中国で「火力発電所爆増」だとか。

火力発電からの撤退スケジュールが遅すぎるとして「世界中から」非難を浴びていると言われている日本ですが、「中国では火力発電爆増」ということです。 jbpress.ismedia.jp 石炭火力発電が二酸化炭素排出量が多いとして非難を浴び、特に日本は石炭火力発電…

軽EVのCMが目立つが。補助金が大きすぎるしまだまだ価格が高すぎる。

軽自動車クラスのEVのテレビCMが目立ちます。 価格については触れていませんが、「補助金が最大55万円」などと言ってますので、少なくとも100万円台ではないでしょう。 ちょっと見てみたらサクラという車で230万から300万円とありました。 ガソリン車の軽自…

発電設備「出力制御」が急増、「環境問題を考える」で解説

太陽光発電などの不安定な発電の増加により発電量が急増した場合停電などの危険性が高まるため一時的に発電を止める出力制御ということが必要となりますが、これが急増しているそうです。 近藤邦明さんの「環境問題を考える」で解説されていました。 www.env…

トヨタは全固体電池でEV市場逆転を狙うのか

トヨタをはじめ日本の自動車メーカーはEV化で中国などに後れを取っていると言われていますが、電池を「全固体電池」とすることで逆転を狙うということです。 このたび出光興産と協業化を行ない実現を急ぐということですが。 それにしても専門のチームを設け…

アマゾンの森林破壊、由々しき事態だが誰がそれを批判できるのか。

アマゾンの原生林を開墾し森林破壊が進んでいるということです。 木を切り倒した後そこに火を放って燃やすため煙の害がひどく原住民の健康被害も大きいとか。 それで何をするかというと、牛を放牧して食肉とするためです。 つまり先進国の食肉需要がこういっ…

風力発電先進のヨーロッパでも問題が続出

風力発電が先行していると言われているヨーロッパですが、様々な問題が出ているようです。 ロイターの記事です。 Nina Chestneyという、エネルギー分野に詳しいジャーナリストが書いています。 jp.reuters.com挙げてある問題点は、供給網の混乱、設計上の問…

グリーンランドが温暖化するのは困ったことなのか。

またもトンデモ報道の宝庫NHKの朝の番組から。 グリーンランドが温暖化し氷河がかなり溶けているそうです。 めでたしめでたしとは行かないようで、色々と危機的と例を挙げていました。 もっとも、温暖化し氷河から地面が出てきたためにレアアース鉱山の開発…

「多様性の維持」は絶対正義なのか。

よく見ているテレビ番組に「所さんの目がテン」というものがあります。 日本テレビ系の日曜朝の番組で、科学というものを主題として様々なテーマを取り上げています。 その姿勢は中々しっかりとしたもので、少し前ですが「レタスの睡眠誘導効果」ということ…

「水素を自前で調達」まったくやらない方がマシの環境破壊技術

トンデモ科学の宝庫、NHKの朝の番組で紹介されていたものですが、「脱炭素」のシンボルのように考えられている水素を使って温浴施設の加熱をするということで、その水素も「自前で調達」してやろうという話です。 それに使うのは「廃棄物の」アルミニウム、…