爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

野焼きも一段落 今年は事故がなくて良かった

「野焼き」といっても、ゴミを野外で燃やすというものではなく、阿蘇や九重などの高原で「草原を守る」と称して行われているものです。 野焼き【阿蘇北外輪山一帯(北山)】大観峰周辺等 – 阿蘇市ホームページ 今年も2月から3月にかけて行われましたが、なん…

「内田樹の研究室」より、”憲法についての鼎談から”

注目して見ている内田樹さんの「内田樹の研究室」ですが、週刊誌などの各所に掲載した記事や、各地での講演の内容などを記録してありますので、多数に上ります。 いずれも内容が詰まっていて読む価値十分のものですので、なかなか読み進みませんが、4月2日…

カジノ法案で自公が入場料6000円で合意 

カジノ法案成立をめぐり、推進派の自民党と、カッコだけ慎重派の公明党とが、日本人入場料6000円とすることで合意したそうです。 www.nikkei.com 海外からの観光客などは入場無料で、それで落ちる金が目当てということですが、そう上手く行くかどうかは…

我が家の新聞購読紙変更の話

これまでも時々新聞記事について書いていますので、我が家の購読新聞が毎日新聞であったことはバレているかと思いますが、この4月からその紙面が大幅に変更になり、見づらくていけないので購読紙を変更することとしました。 どこが変わったかと言うと、これ…

夢の話「路線バスを乗り継ぎ宮崎から熊本まで」

まるで「路線バスシリーズ」のTV番組のようですが、そんな夢を見ました。 旅は三人組(これも番組とそっくりですが)ただし、上司と先輩、そして自分という組み合わせでした。(自分はまた若いつもり) なぜか宮崎に来ているのですが、熊本に帰るのに自家用…

「星新一 1001話をつくった人」最相葉月著

星新一という名前は今でも多くの人の記憶に残っているでしょう。 日本でのSF小説の先陣を切った人。ショートショートという分野を確立した人。 そして亡くなってからすでに20年以上経っているということが信じられないほど存在感の大きい人と言えます。(…

「合成添加物不使用」という虚偽広告で措置命令。「安心?!食べ物情報」に詳報

渡辺宏さんの「安心?!食べ物情報」で、「合成添加物不使用」と謳って販売していたウインナーソーセージに実はリン酸3ナトリウム水溶液が使われていたとして、消費者庁と公取委は福岡市の生協グリーンコープに措置命令を出したという件が詳述されていまし…

「強い者は生き残れない 環境から考える新しい進化論」吉村仁著

「素数ゼミ」という生物を研究したことで知られる吉村さんですが、昆虫学が専門ではなく生物の進化というものを研究しています。 ダーウィンの進化論は生存競争を勝ち残る適者が進化の主役であるとしていますが、それは間違いであるとしています。 それより…

桜も散りだした

今日の八代市「緑の回廊線」(これが正式名称、だけど皆チャリンコロードと呼びます)の桜の様子です。 だんだん花びらが散り出し、青葉が目立ってきました。 ソメイヨシノは花が満開になるまでは葉は出さないのが、ヤマザクラとは違うところだと思いますが…

夢の話「元上司のお見舞い」

4月1日ですが、エイプリルフールにはまったく関係なく本日未明に見た夢の話です。 会社に入った頃の直属の上司だったHさんは、大学の同じ学科の先輩であったということもあり、公私共に大変お世話になりました。 もう80歳を越えているのですが、まだまだ…

「大人の食育百話」橋本直樹著

食育ということが強く言われ、家庭や学校でも食育を考えた教育というものに取り組まれています。 しかし、その担い手である親や教師、そして専門家たるべき栄養士の人々も、基礎的な知識が無い場合が多く、あやふやな情報などに振り回されることも多いようで…

茨城県庁の引っ越しは業者が見つからず職員が実施

年度替わりを目前にして、色々とニュースが流れています。 隠居の身にとっては、年度も何も関係ないのですが知り合いに公務員や教育関係の方がいらっしゃり、転勤などの話も出ているようです。 今シーズンは運送業者の人手不足もあり、引っ越しができないと…

「聖書でわかる英語表現」石黒マリーローズ著

アメリカやヨーロッパでは現代の新聞やテレビニュースなどでも、聖書のフレーズを使うことが多いようです。 そこには、元の聖書での意味を背景にした表現がなされており、それを知らずに字面だけで訳しているとかなりニュアンスが異なるものになりかねません…

「風評被害」ってこんなところに使っていいの。津波浸水想定区域標識撤去とか。

ツイッターでフォローしている勝川俊雄先生が紹介していた、静岡新聞の報道記事です。 www.at-s.com 静岡市駿河区の、中島学区というところにあった「津波浸水想定区域」の標識を住民自治会からの撤去要望書によって市が取り外したということですが、その理…

「百済の王統と日本の古代」兼川晋著

かなり時代が下っても九州に王朝が存在したという、九州王朝説は正統派学界からはほとんど無視されているような状況ですが、民間の古代史愛好家が集う九州古代史の会などで活動は続けられているようで、本書著者の兼川さんも活躍されています。 本書の冒頭に…

安倍の「私をはじめ政治家の関与は否定された」という安心コメント それじゃいけないということに気がついていない

佐川証人喚問で、安倍をはじめとした政治家の関与が否定されたと、首相が安心のコメントです。 www.tokyo-np.co.jp 「あとは国民が判断」とは、国民も舐められたものです。 しかし、「政治家の関与が否定」されたということが、かえって大問題であるというこ…

「マッコリの正体」ホ・シミョン著

韓国の伝統的濁酒、マッコリは最近では日本でも女性を中心に人気が上がり、よく飲まれているようです。 本書は、現在韓国のソウルで「マッコリ学校」という、マッコリについて様々な面から教えてくれる学校の校長を務めているという、ホ・シミョンさんが書か…

佐川証人喚問 まあ全然期待はしていなかったけどね

佐川前国税庁長官に対する国会の証人喚問が実施され、国民の期待を表すかのようにテレビ各局が放映する中、予想通りの結果となりました。 toyokeizai.net 自民党の提灯持ち質問で総理や夫人の「指示はなかったですね」ということを確認した後はほとんど何も…

「内田樹の研究室」より、”受験生の皆さんへ”

「内田樹の研究室」では、”受験生の皆さんへ”という題でサンデー毎日に掲載したものを載せていました。 受験生のみなさんへ (内田樹の研究室) 中高生だけでなく、小学生にも読んで欲しいと書かれていますが、その内容は厳しいものです。 日本の大学の現状は…

「漢字の〈うんちく〉」岩男忠幸著

漢字は元々は象形文字から変化してできたのですが、その後はそういった文字を組み合わせて意味の合った文字を新たに作られるようになりました。 そのような組み合わせ文字が現在の漢字の9割を占めているそうです。 この本は、そういった元の文字構成成分の意…

花見決行

ポカポカ陽気に誘われて、平日にもかかわらず(というか初めから土日は外して)家内と二人で花見をしてきました。 いつもの八代城跡に食べ物とビールを持って出かけると、さすがにかなりの人出。 学校休みの子ども連れや老夫婦二人(私らもそうか)小さな子…

毎日新聞「時代の風」で藻谷浩介さんが非常に分かりやすい指摘 「森友学園」国会審議について

毎日新聞のオピニオン欄「時代の風」で藻谷浩介さんが森友学園問題を巡る国会審議について、非常に分かりやすい指摘をされています。 mainichi.jp 読めなくなるかもしれないので、ちょっと長めに引用します。 一部の与党議員や評論家が繰り返す「首相は知ら…

夢の話「本屋に行く」

最近は図書館で本を借りて読むばかりで、ほとんど本屋に行くことも無くなってしまいました。 夢でしか行かなくなった、本屋です。 そこはどうもかつてよく行っていた、湘南地方の有名な本屋のようです。 (本店は横浜、各地に支店) 専門書も文芸書も揃って…

「くらべる地図帳」浅井建爾著

地理が関係する問題の理解には、地図に図示したほうが分かりやすいということがよくあります。 この本は地理学者という著者が、そういった例をたくさん集めて示し、地図というものの有効性を分かってもらおうという趣旨で書かれたようです。 その最初のペー…

森友問題を「佐川事件」に矮小化してはいけない

近藤邦明さんの「環境問題を考える」にも取り上げられていますが、官僚の法を曲げてでも安倍首相に媚びようとした森友問題を単なる「佐川事件」に矮小化して幕引きを図ろうという動きが強まっています。 http://www.env01.net/fromadmin/contents/2018/2018_…

ジャガイモ食中毒を防ぐ FOOCOM.NET専門家コラム 瀬古博子さんの記事

ジャガイモの食中毒なんて、そんなに起きているのかと思いますが、毎年数回発生しています。 それもほぼすべてが「学校での中毒事件」なのです。 FOOCOM.NETで瀬古博子さんが取り上げています。 www.foocom.net ジャガイモには芽の部分や日光があたって変色…

「日本人の源流 核DNA解析でたどる」斎藤成也著

国立遺伝学研究所の斎藤さんの本はこれまでにも2冊読んでいますが、最新のDNA解析技術を用いた検討で日本人の遺伝的構造を探るという、最新の情報を基に一般向けに分かりやすい内容となっています。 この本も2017年10月の出版というもので、最近急激に進歩し…

「J.G.バラード短編全集5 近未来の神話」J.G.バラード著 柳下毅一郎監修

ニューウェーブSFを主導したと言われるJ.G.バラード(1930-2009)の短編作品をすべて収めた短編全集が、東京創元社から刊行されました。 バラードの短編は1956年から1996年まで、98篇が発表されていますがそれを5冊に収めています。 本書はその第5巻、1977…

”賀茂川耕助のブログ”を読んで No.1213 頻発する米銃乱射事件

毎日のようにとまでは言わずとも、おそらく毎週1回はニュースに出てきているアメリカでの銃乱射事件頻発について、賀茂川さんが書いています。 kamogawakosuke.info このようなひどい状況でも何もしようとしないのがアメリカ政府ですが、よく言われるような…

「侠骨記」宮城谷昌光著

宮城谷さんの本は以前は読んでいましたが、このところ少しご無沙汰していました。 久しぶりに手に取ったこの本は、1991年に著者が「夏姫春秋」で直木賞を受賞した頃に出版された初期の作品群の一冊です。 著者の作品には、中国古代を扱ったもの、著者故郷の…