爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「9月入学論」に日本教育学会で当然の反論。

日本教育学会という、教育学を専門に研究されている人々の学会が開かれたそうですが、そこでは今大流行の「9月入学論」について、厳しい意見が出たそうです。 www.asahi.com 特に大きな問題点は、「小学校入学が最高7歳5か月となり、世界でも最も遅くなる」…

新型コロナウイルスCOVID-19の感染について、どうもその現象が人によって大差があるのでは。

多数の検査と強力な隔離でCOVID-19の感染を抑え込んだかに見えた韓国ですが、強制封鎖を解除した途端に大規模な感染が発生したようです。 韓国政府が自らの対処に自信を持っていたようですので、危なく感じていましたが、やはりそうなったかというのが大抵の…

東京都の新型コロナウイルス感染死者数大幅変更って何?

もうそれほど新型コロナウイルスについて書く必要は無くなったと思ったら、また大問題。 東京都の感染死者数が大幅に変わったという、とんでもない話です。 news.livedoor.com「集計方法が変更」くらいで死者数が19人から10倍近くもなるかい。 国政や中央省…

「デジタルカメラ プロの使い方」ロブ・シェパード著

今ではデジカメというよりはスマホ内蔵カメラばかりという情勢ですが、ほんの少し前にはまだフィルムカメラが生き残っていたわけです。 この本が出版された2003年にはまだデジタルに踏み出すことができない人も多かったのか、そういった人向けにデジタル…

だんだん飽きて来たけどまだ「コロナ関連ネタ」大阪府の解除基準

毎日のように新型コロナウイルス感染について書いていてそろそろ飽きてきたのですが、まあほかの話題も無いし仕方ないか。 大阪府が発表した休業要請解除基準については、あの西村とのゴタゴタもあり、少し注目を集めましたが、その内容についてはかえって話…

「財務省の逆襲 誰のための消費税増税だったのか」高橋洋一著

消費税は昨年も増税され、8%から10%に税率を上げられましたが、この本は5%から8%に増税された2014年の直前、2013年に出版されました。 著者の高橋さんは財務省で活躍し、小泉内閣、第1次安倍内閣では改革の先頭に立ったのですが、その後政府を離れ…

新型コロナウイルス感染者、再感染または再燃例が31も。すべてのシナリオが狂う。

新型コロナウイルス感染者は、検査で2回連続で陰性となれば治癒したとして退院することになっていますが、このような手続きを経た人でその後再び発症し、検査で陽性となる「再感染または再燃」例が31も出ているそうです。 www.asahi.com感染者2人の事例が…

大津市保育園児事故から1年、運転に細心の注意を払うのは当然だが、道路構造の問題は。

滋賀県大津市の琵琶湖湾岸の道路の交差点で、右折車と直進車の事故に巻き込まれ散歩中だった保育園児が死傷するという痛ましい事故が起きてから1年が経ちました。 mainichi.jp ちょっと別の興味からその近辺の地図を見ていて驚きました。 あの道路は滋賀県の…

「内田樹の研究室」より「現状分析と展望」

「内田樹の研究室」に掲載されていたもので、内田さんがどこからか依頼されて書いた文章ですが、言い足りないところがあるので書き足したロングバージョンです。 「現状の分析」ということです。 blog.tatsuru.com大事なところは強調して表示されているとい…

出てきた写真

昨年、フィルムスキャナーを購入し手持ちのネガの取り込みをやったのですが、別のところにしまい込んでいて不明となっていたフィルムもいくつかありました。 確かにカメラを持って行った旅行の写真など、あるはずだがと思っていてもそれ以上は探さなかったの…

どうしようもないのが国政だということが明らかになってきた

やるやると言いながら何もできない国に対し、現場に当たって何とかしなければならない自治体が活躍?しなければならない状況が続いています。 大阪府知事が出口の数値提示をした件についても、国がおかしなことを言っているようです。 news.yahoo.co.jp上記…

「9月入学問題」について、大変なことに思い当たった。

社会の混乱に乗じて、この機会に学校の9月入学制に移行してしまおうという主張もかなり大きく見られるようです。 しかし、ふとしたきっきけでその主張の大きな欠陥に気が付きました。 もしも、この9月に入学時期をずらしたとして「その入学者はどの範囲の生…

新型コロナウイルス感染症制圧には「スウェーデン式」が良いのか「中国式」が良いのか。田中宇さん「国際ニュース解説」より

田中宇さんの「国際ニュース解説」、このところ新型コロナウイルス感染の話題ばかりですが、今回はその制圧にむけて「スウェーデン式」が良いのか「中国式」が良いのかという話です。 tanakanews.com中国式というのは、徹底的に都市封鎖を行い感染者の接触を…

「次の震度7はどこか! 熊本地震の真相は『熱移送』」角田史雄、藤和彦著

角田さんは地震の研究を続け埼玉大学名誉教授までなった人ですが、現在の主流のプレートテクトニクス理論では地震や火山噴火の真相はつかめないと考え、「熱移送理論」を提唱しています。 藤さんは、経産省の官僚だったのですが、角田さんの理論に傾倒しその…

PCR検査数が少ないということは認めたけれど。さてどうするの。

緊急事態宣言延長に伴う専門家会議の会見で、日本は「PCR検査数が圧倒的に少ない」ということは認めました。 www.yomiuri.co.jpその理由なども述べていますが、まあ「必要なかったから金をかけたくなかった」ということでしょう。 その対策も触れられていま…

「東アジア仏教史」石井公成著

日本から見て仏教が伝わった歴史と言えば、鎌倉時代の東大寺の学僧、凝然(ぎょうねん)がまとめた「三国仏法伝通縁起」などの見られる、天竺(インド)→震旦(中国)→本朝(日本)という図式がもととなり、それにせいぜい百済を加えた仏法伝来の道筋を示す…

何と言われても「自分は正しい」、安倍のことではありません。トランプでした。

世界一の感染者と死者を出していても、まだ「自分は正しい」と言い続けているそうです。 this.kiji.isウイルスの起源も中国の研究所であると強硬に主張し、責任転嫁と自己正当化に終始しています。 これで大統領選挙にも勝利したら大したものですが、どうな…

「インターネットにおける 誹謗中傷 法的対策マニュアル」中澤佑一著

インターネットでのトラブルは頻発しています。 誹謗中傷、名誉毀損、営業妨害、などから商標権侵害や知的財産不正使用などいつでもどこでも起こりそうなものです。 ネットは匿名ではないなどと不法行為に対する歯止めの主張はされていますが、もしも被害を…

ウイルス感染者減らず。「まだ足りない」と考えるか「やり方が違っていた」と考えるか。

新型コロナウイルスの新規感染者検出は、全国的には落ち着いてきたように見えるものの、東京だけは減らないようです。 数日間は50人以下に減りこのまま減少傾向が続くのかと思ったら、またこの2日は160人以上という、「元の木阿弥」状態です。 緊急事…

「ぼくが映画ファンだった頃」和田誠著

昨年亡くなった和田誠さんはイラストレーターとして多くの印象的な絵を残しましたが、子供の頃からの映画ファンでもあり、それが高じて実際に映画を監督して作ってしまったということもありました。 そのような筋金入りとも言える和田さんが、映画について色…

「新しい生活様式」っていったい何でしょう。緊急事態を延長しそれを求めるとか。

5月6日までと言われていた緊急事態はまったく解除できる様子もなく、「長丁場の対応」となり「新しい生活様式」で行かなければならないそうです。 www.huffingtonpost.jpまあ、新規感染者が若干減りつつあるようですが、まだまだ安心できる状況ではないの…

「学校9月入学」を今論じる愚

こんな大変な時期なのに、学校9月入学などという面倒なことを言い出す人たちが居ます。 社会全体のスケジュールを組み替えなければならない大ごとで、それを議論する余裕など今の社会にあるわけもないのに、政府や地方自治体の長などが口に出すだけでも混乱…

PCR検査を増やせという主張ばかりが多いけれど

感度が70%にも届かないという、PCR検査による新型コロナウイルスの検出ですが、今のところこれしかその感染を知る方法がないため、もっと増やせといった主張ばかりが多くなっています。 これについて、検査の当事者の仙台医療センター、臨床検査科の西村…

「英単語の世界 多義語と意味変化から見る」寺澤盾著

英語の単語には同じ言葉に多くの意味のある「多義語」というものが多いと感じます。 これには英語という言語がたどってきた複雑な過程から由来するものもあり、また日本語にも見られるような意味変化というものが関わっていることもあります。 英語の歴史と…

この時期に「色付きマスク禁止」なんて言っているバカ学校があったそうで。

またまた日本人であることが嫌になるようなニュースです。(2月の話ですが、今まで気づきませんでした) 学校などで「色付きマスクはだめ」と言い出していたところがあったとか。 まあ、幸い?学校自体休校になっているので、それ以降は言われていないのでし…

新型コロナウイルス感染、再感染例が相次ぐ。感染制圧のシナリオが根底から狂う。

韓国で、コロナウイルス感染者で完治と判定された人の再発例が相次いでいるそうです。 日本でも熊本で感染者で完治と判定された人が帰宅し、また再発、さらに家人に感染者が出たという事例がでました。 今回の新型コロナウイルス感染も、これまでの感染症の…

「21世紀の民俗学」畑中章宏著

民俗学といえば伝統行事や風俗、言い伝えの妖怪などを扱うものといったイメージで、あまり21世紀にはそぐわないように思いますが、現代の様々な出来事は民俗学的に扱う方が分かり易いというものも多いようです。 民俗学者の畑中さんが、ネットメディアのWIRE…

「9月入学、新学期」などと言っても簡単には行かない。

学校再開が当分できそうもないということで、9月新学期への変更ということが出てきました。 www.jiji.com社会はさまざまなサイクルで動いているのですが、学校や会社などの組織の年間スケジュールというものはその基本とも言えるもので、そう簡単には動かす…

「旅客機から見る 日本の名山」須藤茂著

飛行機から見る地上の光景というものが大好きで、乗る時には必ず窓側の座席を取り、離陸時から着陸時までずっと外を見ている私ですが、天候に左右されることもあり、なかなかこれはという風景を見ることができません。 そのわずかな例を先日公開しましたが、…

「武器が語る日本史」兵頭二十八著

日本刀の切れ味は世界でも有数のものという話もありますが、一方では戦場ではほとんど役に立たなかったという話も聞きます。 乏しい知識ですが、世界各国、そして歴史の古今を映画の描写など見ても、戦争の光景というものは似ているようで違うところが多いよ…