爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

恥も外聞もない安倍首相のトランプ詣で

G7開催の直前に、安倍首相はアメリカを訪れトランプに懇願の会談をしたそうです。 しかし、あまりにも恥ずかしいためか、あまり報道も無く取扱は軽いようです。 toyokeizai.net 何度も日米首脳会談を繰り返しているとはいえ、その成果はほとんど上がらず、鉄…

微生物の話 乳酸菌 その2

乳酸菌の話といってまず思い浮かぶのは「健康効果」でしょう。 昔から整腸作用があると言われていますし、最近ではいろいろな研究が進み、免疫力増強効果があるとか、内臓脂肪を減らすとか、甚だしいのは制ガン効果があるといった話まであります。 昔からの…

もう一つの「第三の敗戦」田中良紹さんの面白い着目

「第三の敗戦」という言葉はこれまでにも何度も使われているようで、いずれも文句なしの敗戦であった太平洋戦争敗戦と同じほど現在の状況が厳しいということを表現するためにそう表現されています。 ジャーナリストの田中良紹さんが発表された文章は、今度の…

「LPレコードに潜む謎」山口克巳著

私らの年代のものには懐かしい、LPレコードですが、実はLPの歴史というものはわずか30年に過ぎなかったそうです。 SPからLPとなってレコード文化が一気に広まりましたが、やがてCD化が恐ろしい勢いで進み、あっというまに事実上LPレコードは終了してしまい…

「骨太の方針」っていったい何のつもり。

またコリもせず「骨太の方針」と言う名をつけて政策発表のようです。 mainichi.jp 社会保障費の抑制だけしかできずに、何が”骨太”やら、よくも恥ずかしくもなくその名を使えるものです。 骨太の方針とは、2001年に当時の小泉内閣が、規制改革と財政再建…

「この洋画タイトル、英語では何て言う?」東郷星人著

映画のタイトルはその映画の人気とも関わるためにいろいろ考えられて付けられています。 英語圏の映画は当然ながらだいたい英語のタイトルが付けられていますが、それを輸入して日本で封切りする場合、あまり直訳調でもまずいということで、まったく違うタイ…

微生物の話 乳酸菌 その1

しばらくぶりに「微生物の話」です。今回は乳酸菌。 なお、以前に微生物の話として「Lactobacillus plantarum」のことを書きましたが、今回はより広く乳酸菌全体の話とします。 sohujojo.hatenablog.com 乳酸菌は食品にはおなじみの微生物で、酒類でも日本酒…

道路を横断する歩行者の保護について

時々チラチラと見ている、読売新聞のサイトの「発言小町」という、掲示板ですが、そこに「横断歩道以外を渡る歩行者が居て困る」という話題が載っていました。 (面倒なので場所の引用はしません) それに対する意見では「危険な場所を渡る歩行者は自己責任…

ニュージーランドで牛を多数殺処分。マイコプラズマ・ボビスの感染症

「安心?!食べ物情報」で紹介されていましたが、ニュージーランドで病原菌マイコプラズマ・ボビスの牛への感染が明らかになり、多数の牛が殺処分されるそうです。 http://food.kenji.ne.jp/review/review967.html その数は12万頭に上りますが、この菌は非…

「もっと面白い本」成毛眞著

パソコン興隆期の有名人で、日本マイクロソフトの社長を務めておられた成毛さんですが、2000年に社長を退かれたあとはあまりお名前を目にしてはいなかったようです。 その後は投資コンサルタントをされているそうですが、それとともに、「読書」を奨める活動…

地上イージス、果たして必要となるのでしょうか

ミサイル防衛システムとして導入が押し付けられた(トランプ訪日のお土産)地上イージスの設置場所には秋田付近が最適と言うことです。 www.sankei.com もちろん、これを設置すれば攻撃目標になるのは明らかですから地元の反対も予想されますが、それに対し…

「歴史に学ぶもの逆らうもの」吉岡吉典著

著者はすでに亡くなっていますが、共産党の中央委員会委員で参議院議員としても長く活躍されていた人です。 この本は1988年の出版、ちょうど昭和天皇が亡くなり平成に入った頃のことです。 昭和天皇の病状悪化から危篤、逝去までの世相というものは、も…

週刊新潮が低レベルの煽り記事を連載 FOOCOM.NETで瀬古博子さんが指摘

週刊新潮で「食べてはいけない『国産食品』実名リスト」という記事が2週連続で掲載されているそうです。 しかし、その内容は低レベルで、摂取量と危険性との関係も無視し、公的機関の公開データも都合の良いところだけを切り取って使うというもので、実害も…

「自治体ナンバー2の役割」田村秀著

市町村などの自治体のナンバー1は市長等ですが、ナンバー2は「助役」ということです。 この助役については、地方分権を進めるという点から見て、地方自治の変革を目指す中で現状がどのような役割であり、今後どのようにするべきかを検討する必要があります…

議員に選挙制度を決めさせるな。またまたとんでもない議員案

参議院の選挙制度について、自民党参議院議員団が案をまとめたそうです。 www.nikkei.com 島根と鳥取で一人といった「合区」に反対して、この前は憲法も変えてしまえと言っていたのに、それは諦めたもののなんとか議員を出せるようにという、猿知恵丸出しの…

「スクラップエコノミー」石渡正佳著

石渡さんは千葉県庁で産業廃棄物行政を担当し、「産廃Gメン」として活躍されたという方ですので、この本も「スクラップ」について廃棄物の観点から見たものと思いましたら、なんと国家経済や国の政策について非常に広く大きい見方を繰り広げられるという、良…

訃報 熊本のアマチュア写真家 麦島勝さん逝去

熊本以外ではほとんど知られていない方だと思いますが、熊本県八代市のアマチュア写真家の麦島勝(むぎしま・まさる)さんが先日亡くなりました。 mainichi.jp 麦島さんは、若い頃からカメラに興味を持っていたそうですが、終戦直後から自分の周囲の日常の生…

「日本民族の誕生 環日本海古民族と長江流域文化の融合」安本美典著

在野の古代史研究家である安本さんが非常に大きな観点から日本民族の古代の成立について語っています。 著作は何冊もあるものの、既成古代史学会からは無視同然の扱いといったところでしょうか。 しかし、この本を見ても関連する研究者の意見には丹念に目を…

茅ヶ崎で老女が暴走運転、一人死亡

このところ頻繁に報道される、老人ドライバーの暴走による事故ですが、それが馴染みのある場所で起きると一層衝撃も強いものです。 www.yomiuri.co.jp 事故の場所はJR茅ヶ崎駅から少し北に行き、国道1号線(旧東海道)に出たところです。 つい最近も書いた…

「知ってるようで知らない ものの順序」ことば探偵団

いろいろな雑学を並べてある、軽い読み物です。 一応、「順序」というものに絡めて説明されていますが、必ずしもそればかりでも無いようです。 通夜・告別式での拝礼の順序といったものから、結婚祝い、香典の額の順序、会議室・応接室の席順といったものな…

「とっても甘いトマト」って大丈夫なの、あまりにも甘すぎる野菜横行

夕飯を済ませてから夕方の番組をぼんやりと見ていると、「栽培法にこだわったすごく甘いトマト」の紹介。 だいたい、いつもはこの番組を見終わってから風呂に入るのですが、気に入らないので途中で早めに風呂に入りました。 果物も甘い甘いの大合唱ですが、…

加計学園がまたも面白いことを言い出した 「首相にあったというのは嘘です」

安倍首相と加計学園理事長の交友関係の深さがさらに印象付けられることが起きました。 愛媛県の記録に、加計理事長が安倍に面会し獣医学部新設について話し合ったという事があったのに対し、安倍は完全否定だったのですが、これは加計学園担当者が交渉を有利…

「実践 日本人の英語」マーク・ピーターセン著

日本を訪れる外国人も増え、彼らが日本語を話す場面もよく目にするようになりましたが、驚くほど上手な人もたまには居るものの、多くは「片言の日本語」を話しています。 それと同じか、もっとひどい状況が我々が英語を使う時に起きているということで、著者…

JAF(日本自動車連盟)の会員機関紙「JAF MATE」の記事

自動車社会からの脱却こそが課題と主張してはいますが、それでも我が家にも自家用車が1台あるために、以前からJAF(日本自動車連盟)には会員として加盟しています。 これは、出先などでの急な故障の場合にはどうしてもJAFのロードサービスが重宝なためで、…

「グルテン戦争」バカバカしいことをやるのは日本人だけではないようで。畝山智香子さんがScienceの記事を紹介

いつも海外の食品問題の紹介をされている、畝山智香子さんが、Scienceに掲載された記事を引用しています。 2018-05-24 - 食品安全情報blog 元記事は、Kelly ServickさんというScience のStaff writerが書いた記事です。 www.sciencemag.org 最近では日本でも…

トランプの悪あがき、世界中にトラブルを撒き散らす

北朝鮮との会談の中止が発表され、まあどうせ開いてもしょうがない程度のものですから驚きもしませんが、緊張が高まるでしょう。 それにしても、またも経済関係で驚きの施策です。 www.nikkei.comなんと、「安全保障を理由に」輸入自動車に25%の関税をかけ…

「ノーベル賞の真実 いま明かされる選考の裏面史」アーリング・ノルビー著

ノーベル賞に日本人が選出されるかどうか、毎年大騒ぎをしていますが、その選考ということについては日本ではほとんど話題になることもないようです。 本書著者のノルビーさんはスウェーデンのカロリンスカ研究所の教授を長く務め、ノーベル賞の生理学・医学…

「反道徳社会日本」に向けて

誰の目にも明らかなことを、知らぬ存ぜぬ、会っていない、聞いていないと言い続けることで平穏化を待つという、道徳のまったく逆の位置にいるものが社会の最高位に居るという日本になってしばらく経ちました。 (”社会の最高位”が首相であると言う立場です。…

「残念和食にもワケがある 写真で見るニッポンの食卓の今」岩村暢子著

家庭での食事の様子を写真に撮ってもらうという手法で、「食DRIVE」という活動を長く続けている、岩村さんの昨年末に出版された近著です。 少し前に同様の趣旨の本を読みましたが、その中でも最近の家庭の食事の様子に少なからぬショックを受けました。 sohu…

まったく往生際の悪い連中 日大も首相官邸も

日大アメフト部の悪質反則事件で、当事者の宮川君が記者会見で詳細に経緯を語りました。 thepage.jp刑事告発も考えられる中、その勇気には感心しますが、それ以上に彼にこのような事態をもたらした指導者たちの罪の重さを感じます。 それでも、日大側は暴力…