爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

社会問題

首都直下地震や南海トラフ地震などの番組が放送されたが、一番やるべきことは何か。

NHKで集中して「首都直下地震」を題材とした番組や南海トラフ地震対策のものが放送されました。 www.nhk.or.jp まあほぼ内容も想像できるのでほどんと番組を見ることもありませんでしたが、やはり多くの人が衝撃を受けたことでしょう。 最悪の場合何万人…

COP25思考停止報道相次ぐ、一番やるべきことは自動車の削減。

COP25が続き、ほとんど意味のない議論が続いています。 お決まりの、「このまま温暖化が続けば」で計算だけの予測を流すだけの意味のない報道も相次いでいます。 その一方で、「具体的な行動」を求める声は大きいのですが、何が具体的行動なのやら。 ど…

「『責任』はだれにあるのか」小浜逸郎著

責任という言葉は何かあるたびに飛び交います。 しかし、その実態が何かということはあまり考えられていないようにも感じます。 「任命責任は私にある」と言い続けながら何も行動を取らない人もいますし。 そのような責任というものについて、評論家の小浜さ…

「自分で耐震診断ができる本 木造住宅編」保坂貴司著

地震の時に建物が壊れてしまうということは非常に怖ろしいものです。 これまでも多くの地震が起こり建物倒壊により被害者が出てきました。 そのため、建物の強度を上げるような建築基準の改定が繰り返され、徐々に被害が減ってきています。 この前の熊本地震…

OECDの学力調査で、日本の文章読解力が急落

OECDが加盟国を中心に実施している学力調査(PISA)で、日本の15歳の読解力が急落し前回(2015年)の8位から15位になったそうです。 かなりの衝撃だったためか、新聞でも大きな扱い、テレビでも報道されました。 headlines.yahoo.co.jp今回から出題…

「科学者が消える ノーベル賞が取れなくなる日本」岩本宣明著

この数年、毎年のように日本人のノーベル賞受賞者が出ており、だんだんとそれが当然のように感じられるほどになってきました。 韓国や中国ではなかなか受賞者が現れないということで、そちらでは焦りを感じていると言った報道も、(日本メディアが優越感を感…

「ながら運転厳罰化」とは言うものの。どうやって取り締まるのか。

12月1日より「ながら運転」の罰則が強化されるということです。 www.nikkei.com 実際、外を歩いているとこれをやっているドライバーを頻繁に目にします。 スマホを操作しながら交差点を曲がっていく大型トラックのドライバーなどという大馬鹿者も見たこと…

「もっと言ってはいけない」橘玲著

人種による能力の差ということを言うだけでも問題となるようです。 「黒人は足が速い」ということすら、公言することははばかられるようです。 「スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?」デイヴィッド・エプスタイン著 - 爽風上々のブログ しかし、この本では著…

女子ハンドボール世界選手権開幕、熊本大洋デパート火災とも関係が

いよいよ女子ハンドボール世界選手権が始まります。 熊本では、新聞やテレビなど多くのローカルニュースでそれに関連した記事が出ていますが、全国版ではあまり出ないんだろうな。 さて、こちらの新聞で取り上げられていた話に、11月29日という日に関連…

熊本地震最大の被災地、益城町の区画整理事業

ローカルニュースではしばしば取り上げられているのですが、なかなか全国には伝わっていない話でしょうから、少し取り上げてみます。 熊本県益城町は、熊本市の南東部に接する町ですが、なんといっても熊本地震で震度7が2回起きたという、これまで知られて…

大相撲の話、「かち上げ、張り手」は禁じ手か

どうでもいいような大相撲の話です。 日曜日で終わった九州場所は久々に横綱白鵬が優勝しました。 しかし、これまでもたびたび問題にされていた「張り手、かち上げ」を白鵬がまた使ったとして問題視する発言があります。 www.nikkei.com 特に「かち上げ」は…

大阪の女児不明事件、「子供のSNS使用に注意」の徹底にそのまま使える事例

大阪の小学6年生の女児が行方不明になった事件は、はるか離れた栃木県で本人が交番に駆け込むという形で解決しました。 headlines.yahoo.co.jpしかし、その発端から「SNS」問題が山積みの事例だったようです。 この女児は、行方不明になった時点での捜索の…

「『移民』で読み解く世界史」神野正史著

著者の神野さんは塾の世界史講師の他、さまざまな歴史に関わる活動を幅広くされているようです。 その語り口は分かりやすく、ポイントを強調しダメを押すといった、受験生相手の授業を彷彿とさせるような印象でつながっていきます。 本書は、今の世界で非常…

女子ハンドボール世界選手権がもうすぐ熊本で開催、って知ってます?

this.kiji.is女子ハンドボール世界選手権が熊本県内だけで開かれるというのが、あと数日に迫っています。 日本国内でもこの事実はほとんど知られていないのでは。 一応、聞いた話ですが2年に一度開催され、24チームが参戦するというものです。 ただし、熊…

「くらべる値段」おかべたかし文、山出高士写真

これまでにも、文章をおかべたかしさんが書き、山出高士さんの写真を配す「くらべる」シリーズは何冊か読みました。 今回は、「同じような品物だけれど値段が違うもの」を並べて比べようというものです。 ただし、とは言っても「高級品」と「安物」を並べて…

「進化は万能である」マット・リドレー著

著者のマット・リドレーはサイエンスライターとして有名なイギリスの作家で、前作の「繁栄」は大きな評判を得たそうです。 「繁栄」では「昔は良かった、それに引き換え今は」という感覚は間違っており、「これほどよい時代は無かった」と主張したという、ど…

「温暖化は憂うべきことだろうか」近藤邦明著

ネットのサイト「環境問題を考える」主宰の近藤邦明さんの著書で、おそらくこれが最初の出版の作品です。 上記サイトでは、二酸化炭素温暖化説の批判と並んで、いわゆる自然エネルギーと呼ばれる太陽光発電や風力発電の批判も精力的に為されています。 この…

野球少年の身体の障害は予想以上に多い

少年野球全国大会出場チームの選手を調査した結果だそうです。 www.asahi.com全国大会に出場の51チームの選手にエコー検査と問診で調査したそうですが、エコー検査では野手でも半数以上、投手・捕手では70%以上に障害歴が見られたそうです。 なお、問診…

「街の公共サインを点検する 外国人にはどう見えるのか」本田弘之、岩田一成、倉林秀男著

「公共サイン」とは、街角で見かけるような、公共用の看板や案内表示を指します。 駅名表示や道路案内、そして「禁煙」や「ポイ捨て禁止」といったものです。 こういったサインを扱った書籍というものは、多くはデザイナーなどが作る側から書いたものが多か…

給食の全メニューからアレルゲン除去 事故防止のためだろうが少し引っかかる

NHKのニュースを見ていたら、大阪で市内の学校給食のメニューすべてから7つのアレルゲンを無くしたということが報じられていました。 引用する記事はそのNHK報道内容ではありませんが、同じものを朝日新聞が報じたものです。 www.asahi.com箕面市では小中学…

「スポーツは体にわるい 酸素毒とストレスの生物学」加藤邦彦著

この本はある意味で非常に問題を抱えた本です。 とは言っても、内容が不正確であったり、商業主義に毒されていたりと言った意味ではありません。(そういった問題本はいくらでもありますが) 逆に、この本の内容は、非常に的確に問題点を指摘しているにも関…

「文明退化の音がする」デーブ・スペクター著

著者のデーブ・スペクター氏は現在でもあちこちのテレビ番組に出演し、辛口のコメントをしていますが、1972年に上智大学に留学、その後アメリカに帰国して新聞や雑誌に寄稿するという活動をし、ABC放送の番組プロデユーサーとなって再来日。 その仕事もこな…

韓国の徴用工問題解決の策

韓国との間の徴用工問題は何とか対話の細い糸はつながっているものの、ほとんど有効な策は出てこないようです。 先日、内田樹さんの文章に触発されて一文を書きましたが、ほとんどどなたからも反響もないので(まあ当たり前か)再度強調しておきたいと思いま…

「避難の科学 気象災害から命を守る」古川武彦著

今年も気象災害が相次ぎ、台風や集中豪雨で多くの被害が出ています。 警報などが発表されても避難をしなかったり、遅れたりして被災する人も多いということから、避難情報の出し方も変えられたりと、いろいろな対策が行われています。 本書は、長く気象庁に…

「誰も答えない! 太陽光発電の大疑問」近藤邦明著

ネット上で「環境問題を考える」というサイトを運営し、自然エネルギーや二酸化炭素温暖化といったものについて、科学的な考証をしている近藤さんの書かれた著書です。 この本では、特に「太陽光発電」を中心にその欺瞞性を取り上げています。 太陽光自体は…

「犯罪者」を量産するのは制度自体の不備

「持ち帰り」のつもりで食品を購入し、8%の消費税を払ったものの、気が変わって店内の「イートイン」コーナーで食べると、「イートイン脱税」になるそうです。 mainichi.jp ごくわずかな金額とは言え、決められた通りの消費税を払わなかったということで、…

「田中宇さんの国際ニュース解説」より、「人類の暗い未来への諸対策」

人類の未来が暗いということは、ほとんどの人が薄々とは感じているでしょうが、田中宇さんの「国際ニュース解説」に説かれていることは、薄々どころではなく、すぐにでも現実化しそうな事態についてのことです。 tanakanews.comなお、この記事は「国際ニュー…

”賀茂川耕助のブログ”を読んで、No.1268 16歳の怒りのスピーチ

16歳のスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさんの行動については、これまであまり触れていませんでした。 しかし、賀茂川耕助さんがブログで取り上げましたので少し書いておきます。 kamogawakosuke.infoまあ、その前フリではあの日本の環境大臣の…

「笑える日本語辞典」KAGAMI&Co.著

著者は書籍制作に関わるかたわら、日本語や日本人についての研究をされているという方で、ネット上でも「笑える国語辞典」というものを発表しています。 本書はその中から厳選したものを掲載したということです。 それ以上のことはわかりませんが、書かれて…

「少子化」の何が問題なのか

少子化の動きはさらに大きくなり、人口減少が現実に目に見えるほどになるということで、その危険性を声高に叫ぶ人が多くなっています。 jbpress.ismedia.jp 上記記事のように、少子化が進めば「日本消滅」の危険性もあるといった論調ですが、さてどうでしょ…