台湾のTSMCの熊本工場誘致のためにすでに5000億あまり、第二工場も含めると1兆円以上の補助金を支出するそうですが、日本企業のラピダスにも5900億円、今後最大9200億円の補助金を出す方針だそうです。
これについて野口悠紀雄さんが苦言を呈しています。
toyokeizai.netかつては世界をリードした半導体産業がどんどんと遅れていった1990年代以降、エルピーダメモリーやジャパンディスプレイに対し補助金支出が重ねて行われましたが、その技術力は遅れるばかり、結局は破綻してしまいます。
結局は補助金漬けになったからこそ弱体化したとも言えそうです。
今回のラピダス相手の補助金もそうはならないのか。
必要なのは「技術と投資と人材」だそうです。
投資も自らが行うことが求められており、政府から棚ぼたで貰えるようなものはダメなのでしょう。
遅れてしまった技術力を取り戻すための人材、それを育成するための投資、そういったものが必須なのでしょう。