爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

日本人の祖先は3重構造、全ゲノム解析から。

理化学研究所静岡県立大学東京大学の共同研究で大規模な全ゲノム解析を行ったところ、日本人の起源が三重構造と言えることが分かったということです。

univ-journal.jp全国7地域の3000人以上のゲノムデータを解析したところ、三種に大別されるということです。

それがK1沖縄、K2東北、K3関西です。

さらに周辺時代、地域のものとして縄文人、中国(主に漢民族)、北東アジア民族のものと比較したところ、K1は縄文人、K3は漢民族、K2は縄文人と古代韓国人と親和性が高いということです。

 

これまで、日本人の遺伝的構造としては縄文人弥生人の二重構造と言われていましたが、実際にはさらに複雑な三重構造と言えるものだということでしょうか。

 

ただし、これもせいぜい4万年前以降の話であり、それ以前は新人は同一集団であったと考えられますから、それが別れて少し変化があった後に再び出会ったということなのでしょう。

上記の検討でも縄文人というものを一つに考えているようですが、そこも難しいところではないでしょうか。

 

まあ私はどうやらK3の先端部分でK2と混血したあたりではないかと思います。