爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

もしもバイデンが撤退を決めたらどうなるのか。複雑な米大統領選。

バイデン大統領が再選を目指している米大統領選ですが、テレビ討論会の惨状にバイデンに撤退を促す動きもあるという混乱した状態になっています。 ただし、ほぼ1年かけるという大統領選に向けた手続きの中、すでに半分以上が進んだ今、撤退ということが起き…

「図説 日本の辞書100冊」沖森卓也編

辞書というものは日本に文字が伝わってきた当初から作られてきました。 そのような辞書について、その図版も示しながら説明していきます。 古い時代のものは数も少ないのですが、近世以降は非常に多くのものが知られています。 そのため、近世は節用集、唐話…

グリーンウォッシュにもならない「アルミ屑から水素を取り出しリゾートホテルで発電」

ユーチューブニュースで流れたものですが、富山県の企業が作り出した「アルミ屑から水素を取り出しそれで発電する」というシステムを千葉県のリゾートホテルが採用したという会見が大掛かりに行われたというものです。 www.youtube.comアルミニウムは酸でも…

「人口知能プロジェクト 『ロボットは東大に入れるか』第三次AIブームの到達点と限界」新井紀子、東中竜一郎編

本書編者でもある新井紀子さんの本はなかなか興味深く衝撃的な内容でした。 sohujojo.hatenablog.comそこで扱われていた「東大入学ロボット」のプロジェクトと「全国読解力調査」プロジェクトの、詳細な技術的背景を説明したのが本書です。 その内容はかなり…

絶滅しかけていた新聞の鉄道輸送が復活?とはいっても号外だけとか。

「新聞の鉄道輸送」なんていっても知らない人が多いでしょう。 昔々、私が高校に通学していた頃は郵便車併設の列車があり、そこに新聞も載せていたようなことがありました。 各駅で荷物扱いをするのですが、そう簡単に終わるはずもなく少しずつ時間が遅れ気…

「調べるチカラ 『情報洪水』を泳ぎ切る技術」野崎篤志著

インターネット接続が当たり前となり、様々な情報に触れることができるようになりましたが、その情報というものが実際にはどういうものなのか、それがはっきりとはしていないようです。 そのような「情報過多時代」の中で、 「検索エンジンで色々なキーワー…