爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

イスラエルとイラン、報復の連鎖が広がり続ける

イランが支援していたハマスヒズボラ、フーシなどがイスラエルに対する攻撃を続けているとして、イスラエル軍はシリアのイラン大使館を空爆し多くの人を殺傷しましたが、それに対してイランはイスラエルをミサイルや無人機で攻撃しました。

それに対してさらにイスラエルは報復を行うとしていますが、アメリカはそれには加わらないということです。

 

jp.reuters.com何かあればすぐに報復、それに対してまた報復と、報復の連鎖は止まりません。

 

イスラエルへの攻撃はイスラエル軍と共にアメリカ軍も防御したために被害は少なかったということですが、それでも緊張は高まり続けるでしょう。

 

石油価格の高騰も危惧されましたが今のところはそこまで上がり続けてはいないというところでしょうか。

しかし戦闘が広がれば当然ながら石油供給にも影響は出るかもしれません。

 

アメリカの支援だけが頼りのようなイスラエルだと言われてきましたが、このところどうもアメリカによる圧力をイスラエルは嫌っているのではないかとも見えます。

ガザ地区に対する攻撃で民間人に多数の死者がでることをアメリカが制限しようとしていますが、イスラエルハマス攻撃を口実に民間人を殺傷しそれでエジプトに難民を追い払ってガザ地区問題の最終解決を図ろうとしているのでしょう。

イスラエルに勝手にやらせればもう解決していたというのがネタニヤフの思いかもしれません。

アメリカの政策がいつまで変わらないか。

「もしトラ」になればユダヤびいきということでイスラエル支持は強化されるかもしれません。

いずれにせよ当分は薄氷を踏むような情勢が続くのでしょう。