爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「内田樹の研究室」より「ポスト日米安保の時代」

久しぶりに内田樹さんのブログ「研究室」からです。

題が「ポスト日米安保の時代」

blog.tatsuru.comいよいよ「もしトラ」が迫ってきました。

これでどうなるのか、内田さんがとあるビジネスマンの会合で話をしたそうです。

 

トランプが前に大統領だった時にも世界的な安保体制の見直しと言いだしていましたが、それが現実になる可能性(危険性?)も無いわけではありません。

 

アメリカ側から」言い出して、日米安保体制の破棄、在日米軍基地からの撤退ということも「最悪の場合」あり得るということです。

 

もしもそうなったらどうなるか。

日本では政治家も官僚も「日米同盟基軸」ということしか考えてこなかった。

それ以外のことは完全に思考停止でした。

だからどうしようもない。

 

仕方なく自衛隊にすべてお任せとなると、彼らは国家予算の半分よこせ、人数が足りないから徴兵制にするなどと言いだすかもしれません。

 

このような思考停止状態はやはり「日本の病は深い」と言わざるをえないものなのでしょう。