爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

政治経済

「偽りの経済政策」服部茂幸著

2014年に出版された服部さんの前著「」を読み、アベノミクスが華々しく登場した直後にすでにその虚構性と破綻の予測が述べられていることに感嘆しました。 本書はその3年後にアベノミクスの虚構が完全に明らかになったとして、続編のように書かれたものです…

ミャンマー最悪の事態へ、デモ隊に無差別発砲、死者多数

ミャンマーではクーデターで権力を握った軍部に対し市民のデモが続いていますが、デモ隊に対して治安部隊の発砲が相次ぎ、数十人の死者が出るという最悪の事態に向かっています。 www.nikkei.comクーデター当時も書きましたが、ミャンマー軍などといってもも…

「グローバル恐慌」浜矩子著

恐慌といってもこの前の、リーマンショックの話です。 そろそろ次が起こるかもしれませんが。 その直後、2008年末に書かれたもので、まだ現在進行形であった状況です。 恐慌とは、その字の通り「恐れて慌てること」だそうです。 そのような心理に多くの人が…

小島正美さんの「フードニュースオンライン」で「ファクトチェック」の重要性が指摘されています。

小島正美さんが主に食品問題について書いている「フードニュースオンライン」ですが、ここ数回は食品から少し離れています。 今回の話題は、報道が不正確な発表をしたときにどうするかという問題について、「ファクトチェック」というものを取り上げています…

「別人格」の長男でも首相の息子であることが大問題。

スガ首相の長男が、総務省の官僚の接待を繰り返していたという事件が問題となっています。 しかし、官僚側は官職更迭といった事態になりつつありますが、当の首相の長男については何も動きがないようです。 mainichi.jp安倍政権での構図がまたも再現、しかも…

世界全体の債務総額が3京円。どういうことになるのか。

日本でもコロナ対策として多額の財政負担が国債を財源として行われていますが、世界各国でも同様でしょう。 そういったものも含め、債務総額が世界で3京円になったということです。 news.yahoo.co.jp1年間で10%近く増加。 国家財政ではコロナ対策費用がか…

「日本の税金 第3版」三木義一著

私もサラリーマン時代にはほとんど税金について考えることもなく、退職して確定申告をするようになって初めて知ったことがたくさんあります。 とてもエラそうなことを言える筋合いではないのですが、本書最後に「その国の税制こそ、その国の主権者の自律度を…

お笑い「株価高騰、30年ぶりに2万9千円台」

何の期待があるのか分かりませんが、株価が高騰し日経平均で30年ぶりに2万9千円台になったそうです。 finance.yahoo.co.jp現在が好景気という状態ではないということは誰でも分かっていることでしょう。 コロナ禍での倒産がすでに分かっているだけで1000件…

ダボス会議はオンラインで、ただし米英は参加せず。「国際ニュース解説」より

田中宇さんの「国際ニュース解説」で、先月行われたというダボス会議について触れていました。 tanakanews.com 1月末にオンラインで行われたダボス会議ですが、中国の存在感が大きかったようです。 「誰が不参加か」というのが重要だということですが、アメ…

”賀茂川耕助のブログ”より、No.1312 SNSの検閲と排除

賀茂川耕助さんのブログでは、アメリカの情勢について語られています。 kamogawakosuke.info バイデン大統領が無事に就任式を終えたということで、一安心かのようですが、どうもそう簡単な話ではないようです。 就任式には軍隊を動員して警備にあたったので…

緊急事態宣言を1か月延長、経済対策などと言ってももう不可能なところも。

2月7日までとされていた東京などの都府県の緊急事態宣言が1か月間延長されるようです。 www.jiji.com この対策としては主に飲食店などの時短営業でした。 経営状態もかなり厳しくなり、さらに1か月というのはもう限界を越えるという声も多いようです。 この…

ミャンマーで軍部がクーデター、軍政を敷き民衆を圧迫するだけの軍部。

ミャンマーで軍部がクーデターを起こし、実権を握ったようです。 www.nikkei.comバイデン米大統領をはじめ、諸国はこれを非難しています。 日本政府は「重大な懸念」と評しており非難の姿勢は若干弱いのでしょうか。 それにしても、かつてインドシナ半島各国…

「仮定の問題」と政府公式発表

オリンピック開催をめぐる話ですが、「政府公式発表のあり方」の方向から考えてみます。 国民の大多数が今年夏のオリパラ開催には疑問を持っているにも関わらず、相変わらず政府や東京都、オリンピック組織委員会、IOCなどは開催以外の可能性はまったく考え…

「敗北を抱きしめて 下」ジョン・ダワー著

太平洋戦争での日本の敗戦から、占領時代に何が起きたのか、豊富な資料と洞察力で明らかにしたダワーさんの「敗北を抱きしめて」上巻に続いて下巻も読みました。 上巻では、敗戦当時の人々の心情や生活などをまとめていましたが、この下巻では占領軍と天皇が…

「内田樹の研究室」より「中国はこれからどうなるのか?」

内田樹さんの「研究室」では、月刊日本という雑誌?からの取材のインタビューで答えたものを掲載されていました。 何でも、本に収められたものは編集されたものだということで、自分で記録していたロングバージョンの方を披露するということです。 その内容…

やっぱりワクチン接種は大幅に遅れる?

日本で現在準備が進められているのはファイザー社製のワクチンのみですが、その契約が結ばれたものの以前の基本合意からはかなり遅れるようです。 www.bloomberg.co.jp基本合意では6000万人分を6月末までにということであったのが、本契約では7200万人分と数…

バイデン大統領就任式、一応無事終了のようで。

アメリカのバイデン大統領の就任式は、一部の情報でデモが騒乱状態になる危険性もあるということで、厳戒態勢で実施されましたが、一応無事に終了したようです。 無事終了だけで喜ぶというのは、民主主義の総本山を自認するアメリカとしては非常に情けない話…

東京都は大手企業にも時短営業協力金支給、しかし1店あたり6万円って。

これまでの時短営業協力金は中小企業だけに支給ということで、大手企業からはかなりの不満が表明されていました。 そこでというか、なんというか、大手にも支給するということを東京都が表明しました。 www.tokyo-np.co.jp しかし、中小と同様に「1店あたり1…

特措法、感染症法を変えて罰則強化というのは方向違い。

通常国会が開幕しますが、これまでの対応遅れを取り返そうとするのか、新型コロナウイルス特措法と感染症法を変えて罰則を強化しようとしています。 それについては、我が家の購読新聞、熊本日日新聞でもハンセン病と絡めて批判の社説が掲載されていました。…

大学入学共通テスト始まる。どう変わったのかよく分からない。

初めての「大学入学共通テスト」が始まりました。 見ている限りではこれまでの「センター試験」と何が違うのかよく分かりませんが、どういったものなのでしょう。 プレジデントオンラインで、経済学者の橘木俊詔さんの著書「大学はどこまで公平であるべきか…

ガースー首相の何が問題なのか、東京新聞望月記者が語る

国民に語り掛けるどころか、記者会見すらまともにやろうとはしないガースーですが、その問題点について東京新聞の望月衣塑子記者に作田裕史さんと言う方がインタビューした記事が、AERAdotというサイトに掲載されていました。 dot.asahi.com ほとんどまとも…

「敗北を抱きしめて 上」ジョン・ダワー著

先日読んだ「新現代歴史学の名著」という本の中で紹介されていたものです。 それに惹かれていつもの市立図書館の蔵書を調べたらあったので、借りてみました。 著者のダワー氏は1938年生まれのアメリカの歴史学者で、終戦時にはまだ7歳、終戦後の日本と…

野党諸君、政権を取りたければどうしたらよいか、教えてあげよう。

ガースー政権も支持率が急落、政権の存続すら危うい状況になってきました。 野党も急に色気づいたようで、立憲民主党の枝野氏も政権獲得への意欲などを語っているようです。 しかし、誰もが認めるように、今の野党が政権を獲得できる可能性はほとんどありま…

緊急事態宣言、って言っても飲食店時短要請、テレワーク推進だけかい。

東京など1都3県に緊急事態宣言。 あまりにも遅すぎるという声が多数ですが、対策は限定的であり、「飲食店の時短営業要請」「テレワーク7割」など非常に限られたものしかありません。 mainichi.jp 経済の冷え込みの方がはるかに怖いという政権の思いは間違い…

アメリカ大統領選の最後に来てまだ混乱が続く。民主主義は(もしあるなら)危険な状態。

アメリカ大統領選挙の最後の形式的な確認に過ぎないはずの手続きに、トランプ支持派が抗議を続け国会に乱入というひどい事態になっているようです。 www.nikkei.com トランプが選挙の不正ということを言い続け、いまだに敗北を認めないということからその支…

「憎しみに未来はない 中日関係新思考」馬立誠著

著者の馬さんは中国の人民日報の論説委員であった2002年に「対日関係の新思考」という意見を発表し、中国国民から激しい非難を浴びました。 その中では、硬直した反日意識を改めて中国と日本とで新たなアジアの体制を作るべきだとしたのですが、それが反日感…

緊急事態宣言を発することになるのか。しかしどの程度のことができるか効果も不明。

東京都など1都3県の知事からの緊急事態宣言発出の要請がありましたが、政府側からは飲食店営業の時短の強化を言われ、それに沿って東京では午後8時までの時短ということで応えました。 これで政府からの緊急事態宣言の可能性が強くなったようです。 www3.nhk…

傑作、スガ総理10年前の野党時代の発言

スガ総理の発言内容についてはあれこれと批判がされていますが、文春オンラインでプチ鹿島という方が書いていた内容には感心しました。 「お答えは差し控える」のは「国民を冒涜する」ことではないのか? 10年前と今年の菅首相の言葉を読む (msn.com) 最近の…

2020年を振り返る その3 7月~9月

今年の出来事その3、7月から9月までです。 7月 ★7月1日、香港で国家安全維持法が施行。デモ参加者などを拘束。 香港の状況はますます悪化する一方です。 民主主義を求めるということがこれほど厳しいことだとは、日本人は理解できるのでしょうか。 せっかく…

2020年を振り返る その2 4月~6月

2020年の出来事その2、4月から6月までです。 4月 ★4月1日、120年ぶりの民法改正 ★7日、安倍首相は改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の緊急事態宣言を発令した。 最初は誰もが緊張感をもっていたけど。 ★8日、中国では武漢周辺の封鎖を解除…