爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

政治経済

「内田樹の研究室」より、「内閣についての、韓国紙からのインタビュー」

内田樹さんのブログ「内田樹の研究室」の最新記事は、「内閣についての、韓国紙からのインタビュー」と題されたものです。 内田さんは最近も韓国で相次いで著書を出版しているためか、日本の国情について韓国メディアからコメントを求められることが多いよう…

消費税増税前の駆け込み需要があまり無い?

消費税の増税まであとわずかとなりましたが、いつもの「駆け込み需要」がこれまでほど見られないようです。 gendai.ismedia.jp テレビのニュースでもやっていましたが、その要因としては、 1.8%から10%と2%増なので、それほど今買ってもお得感がな…

「復興〈災害〉 阪神・淡路大震災と東日本大震災」塩崎賢明著

著者の塩崎さんは、神戸大学名誉教授で都市計画などが専門。 阪神淡路大震災からの復興にも関わった方です。 その復興も完全には終わっていなかった間にさらに大きな震災が東北を襲いました。 著者が「復興災害」という言葉を最初に使ったそうです。 「災害…

小泉新環境相が前任者の発言を否定するあまりにトリチウム水の海洋投棄を完全否定

人気だけは抜群の小泉新環境大臣ですが、前任者の原田氏がトリチウム汚染水は海洋投棄もあり得るとした発言を完全否定しています。 gendai.ismedia.jp上記の高橋洋一さんの記事でも、原田前大臣の発言は個人的なものとはしながらも、トリチウムを含んでいて…

「日本人の性格構造とプロパガンダ」ジェフリー・ゴーラー著

戦後すぐに出版され大きな話題となった日本人論に、「菊と刀」という本があります。 これは、ルース・ベネディクトというアメリカ人女性が書いたのですが、実はそれに先行して戦時中に書かれた日本人論がありました。 それが、このゴーラーが書いた「日本人…

「資本主義って悪者なの?」ジャン・ジグレール著

著者のジグレール博士はスイスの社会学者で貧困と社会構造について研究をしてきました。 2000年には国連の「食糧に対する権利」の特別報告者も務めています。 世界各国に広がる貧困や格差は、資本主義というもの自体が引き起こしていると主張しています…

"賀茂川耕助のブログ”を読んで、No.1264香港の大規模抗議デモ

「賀茂川耕助のブログ」では香港で続く抗議デモについて触れられています。 kamogawakosuke.infoその論調は、すでに暴力的な行為に陥っているデモ側に厳しいものとなっています。 欧米や日本の報道では、香港当局や中国政府の強圧的な取締姿勢を批判的に扱わ…

「考える江戸の人々 自立する生き方をさぐる」柴田純著

1995年に起きた阪神淡路大震災の頃、テレビなどで「人を救うのは人だけだ」というフレーズが繰り返し語られるようになりました。 人々にボランティア活動への参加を呼びかけるものでした。 この言葉に接して、ボランティア活動をするかどうかというのは…

現代ビジネスに、佐藤優さんが日韓問題に北朝鮮を絡めて書いています

あの有名な佐藤優さんが、日韓問題は北朝鮮問題でもあるとして今後の大問題を書いています。 gendai.ismedia.jp 日韓だけに限れば現在の状況は、総理が長い間練ったらしい戦略が実を結び?優勢に進めているようですが、この先はどうなるか。 トランプはどう…

田中宇さんの「国際ニュース解説」より、「日韓対立の本質」

いつもある面では楽しみ?の田中宇さんの「国際ニュース解説」ですが、「日韓対立」について記事がありました。 tanakanews.com 田中さんの観察の基調にあるのは、トランプ大統領がこれまでアメリカの政治経済を牛耳ってきた、「軍産複合体」とまったく逆の…

「内田樹の研究室」より、「低移民率を誇る日本の瀕死」

内田樹さんの「研究室」で、アメリカのワシントン・ポスト紙が日本特派員からの報告として掲載された記事が紹介されています。 blog.tatsuru.com「トランピアンの極楽」とは、「トランプ的世界観の熱心な生徒である安倍晋三の極楽」を示します。 つまり、ト…

アマゾンの熱帯雨林で火災、大気中酸素濃度へ影響は出るのか。

アマゾン川流域の熱帯雨林で火災が頻発。 なかなか消火もできないので先進諸国が資金を出しても消火活動をさせようとしたらブラジル大統領が拒絶したという話も伝わっています。 どうやら、森林を燃やして耕地化を進めたいというのがブラジル政府の目論見の…

国民年金で生活はできない?

我が家の購読新聞、熊本日日新聞に、国民年金で暮らしているお年寄りが生活が苦しいという記事が載っていました。 月65000円の年金から介護保険料が取られ、それでは食費も出ない。 (元の記事を引用したくても、なかなかローカル新聞の記事はネットに…

日本はもはや後進国?だからどうだって言うの

ソフトバンクの孫正義氏が「日本はもはや後進国」だと言っているそうで、それを取り上げて論評している人もいるようです。 www.newsweekjapan.jp お前がそう云うか「孫」と言いたいところですが、それはさておき。 「先進」「後進」とは、どこかに向かって進…

「戦争の時代ですよ!若者たちと見る国策紙芝居の世界」鈴木常勝著

著者は日中の現代史研究者ですが、紙芝居にも興味があるということで、戦争前後の紙芝居と戦争との関わりも調べています。 戦争期には当時流行の紙芝居を使って、子どもたちに戦争への協力を教え込もうという、「国策紙芝居」というものが作られました。 敗…

「沖縄と核」松岡哲平著

2017年にNHKの番組「NHKスペシャル 沖縄と核」が放送されました。 本書はその番組のディレクターの松岡氏が、放送では使われなかった部分も含めて本としてまとめたものです。 沖縄には現在は無いと言えるのでしょうが、日本返還前には確実に核兵器が存在…

トランプが押し売りしたトウモロコシについて

国内で害虫の新たな被害が確認されたたため、と書いてありますが、ツマジロクサヨトウ のことですよね。まだ九州で見つかったくらい。これを現段階での輸入の理由にするのは詭弁でしょう。こういう詭弁を弄するから、国は信用されなくなる→https://t.co/4Wt0…

「こうして店は潰れた 地域土着スーパー『やまと』の教訓」小林久著

「やまと」は山梨県韮崎市で大正元年に創業した鮮魚店「小林商店」から食品スーパーとして発展しました。 著者の小林さんは、創業者の孫で2代目社長の叔父の経営失敗で傾きかけたスーパーの3代目社長となり、色々な再建策を実施して一時は盛り返すのですが…

日米貿易交渉妥結、トランプに言われるままに飲んだのか。

G7の場でいきなり日米貿易交渉妥結の記者会見です。 blogos.com 詳しい内容はまだ発表されていないようですが、農業分野で多くの譲歩を日本に強いた割には、自動車の関税については継続審議をするというだけのもののようです。 牛肉、豚肉の関税は劇的に下…

「江戸の経済事件簿」赤坂治績著

著者は江戸時代の歌舞伎を研究対象としているそうですが、それを見ていくとどうしてもその頃の経済というものが話の裏に密接に関わっているのがわかるそうです。 そこで、今回はそのような江戸期の経済と庶民の暮らしといったところに焦点を当ててみることに…

フランスでG7サミット開幕 トランプは「時間の無駄」

フランス南西部のピアリッツというところでG7サミットが開幕しますが、アメリカとヨーロッパの対立は激しく、ほとんど成果も期待できない中、トランプ大統領は「サミットは時間の無駄」と語ったそうです。 www.jiji.com この見解については、珍しくトランプ…

韓国が日韓軍事情報包括保護協定を破棄、そこまでやるとは思っていなかった日本やアメリカはあたふた

日韓の摩擦が激しさを増す中、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の更新をしないことを韓国政府が発表しました。 徴用工問題から激化している日韓相互の報復ですが、安保問題には触れないだろうという日本政府の思惑を外すような大幅な処置をしてきたようで…

「レシピ公開『伊右衛門』と絶対秘密『コカ・コーラ』、どっちが賢い?特許・知財の最新常識」新井信昭著

知財、すなわち知的財産というものが大事だということは誰でも理解できるでしょう。 しかし、それが「特許を取る」ということだと考えている人が企業の中にも多いのが日本です。 著者は弁理士として特許事務所も開いていますが、そこに特許出願の手助けを依…

久々にトランプネタ、「グリーンランド購入を断られてむかついたから会談中止?」

トランプ大統領が、デンマーク領グリーンランドを金で買おうともちかけ、デンマーク首相が「馬鹿げている」と断ったことに対して、「無礼」だとしてデンマーク訪問と首脳会談も中止してしまったということで、周辺各国も呆れ果てているようです。 www.jiji.c…

「ここがヘンだよ 日本の選挙」小沢隆一、志田なや子、小松浩、井口秀作著

私もこのブログで、現在の日本の選挙制度が犯罪的と言えるほど歪んでいることを指摘していますが、それを憲法学者や弁護士といった専門家の方々がまとめた本です。 言うまでもなく、現在の間接民主制というものの中では選挙制度というものが政治の在り方とい…

田中宇さんの「国際ニュース解説」より、「対米従属と冷戦構造が崩れる日本周辺」

田中宇さんの「国際ニュース解説」で「目くらましとしての日韓対立」という興味深い記事がありましたが、その続編として今回の記事が掲載されました。 これも会員以外にも全文公開ですので読むことができます。 (もうそろそろ会員になってもいいのかもしれ…

「中国化する日本 日中『文明の衝突』一千年史」與那覇潤著

いささかぎょっとするようなタイトルですが、著者の與那覇さんもその効果を十分に考えて付けているようです。 「はじめに」に書かれ、その後もたびたび触れてあるように、次の考えによります。 「尖閣諸島から始まり中国軍の侵略が始まり日本が占領される」…

「内田樹の研究室」より「民主主義の時代」

内田さんがある雑誌からインタビューを受け、その時の話に関連して「民主主義」というものの文章を書いて「内田樹の研究室」に掲載しました。 blog.tatsuru.com「民主主義」というものは、太平洋戦争以前には無かったといえるものですが、それが敗戦により一…

終戦の日に

このところ毎年8月15日周辺に戦争というものについて書いていますが、今年はまたガラリと様相が変わってきましたので、一言だけ。 sohujojo.hatenablog.com 本日は台風の来襲で、戦没者追悼集会が開けないところも出ているようです。 東京では開かれるでしょ…

とてもいい大人のやることじゃない。トランプが安倍と文の訛りのある英語を真似して揶揄

トランプ絡みのニュース報道というものは、どれを見ても唖然とする思いがしますが、これぞ決定版。 www.nikkei.com選挙資金募集のパーティーというからおそらく身内だけということでリラックスしたのかもしれません。 また、日韓の泥沼化した争いに辟易して…