爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

政治経済

トランプ大統領訪日、東京は厳戒態勢、何をしに来るやら。

トランプ大統領が今日から3泊4日の長期間にわたり訪日するそうで、東京は厳戒態勢になっているようです。 新天皇に謁見するのは国家元首としては最初だとか言っていますが、本当の目的はなにでしょう。 www.nikkei.com安倍がアメリカに行っての朝貢では、…

「日本の死活問題 国際法・国連・軍隊の真実」色摩力夫著

著者の色摩さんは外務省に入省し外交官も務め、1970年代に赤十字国際委員会で戦時法規の改定作業というものをやった時には日本政府代表として参加したそうです。 (といってもその時にその分野の専門家であったというわけではなく、他の部署からの参加者…

日本学術会議が、津波に対する東電の姿勢を批判。「研究段階の危険性にも真摯に対応するべきだった」

日本学術会議が、東日本大震災と福島原発事故についての検証で、次のような報告書を出すということがNHKニュースで報じられました。 www3.nhk.or.jp これもどうせすぐにネットから消えますから多めに引用しておきます。 「まだ研究段階の学術的な成果であっ…

丸山穂高議員を別に擁護するわけじゃないけれど、ちょっと違和感

世論などが一色に染まるとちょっと違和感を感じて別の見方をしなくなる、天の邪鬼な私です。 「北方領土と戦争」の発言をしたということで、議員辞職も求められている丸山穂高議員ですが、以下の解説記事にあるように、その発言の仕方は非常に巧妙で言い逃れ…

「内田樹の研究室」より、「論理は跳躍する」

「内田樹の研究室」を見ていたら、学習指導要領が改定され「論理国語」という科目が登場するということを解説されていました。 blog.tatsuru.comちょっと油断していると、こういうおかしな変化にも気づかないままということがあるようです。 高等学校の選択…

「炎上とクチコミの経済学」山口真一著

「炎上」と「クチコミ」、どちらもネット社会特有の現象としてよく耳にするようになりました。 著者の山口さんは計量経済学がご専門ということですが、ネット関係にも詳しい方のようです。 あとがき、に正直に書いてありますが、以前に「ネット炎上の研究」…

日本政府がアメリカとイランの仲立ちになることはできないことを、イラン外相はようやく悟った。

アメリカのイラン敵視政策はさらに激しさを増しており、中東での戦争危機も予測されていますが、イランの外相が日本を訪れ、河野外相と会談しアメリカとの仲介を求めたようです。 www.nikkei.com しかし、これまでの核合意の履行と軍事的な自制を求めるだけ…

"賀茂川耕助のブログ”を読んで、No.1252「若年層の貧困化」

久しぶりに賀茂川さんのブログから、「若年層の貧困化」 kamogawakosuke.info南ヨーロッパでは若年層の失業率が高いという話は、かなり昔からありましたが、どうやらアメリカや日本でも深刻化しているようです。 賀茂川さんが取り上げているのは、アメリカで…

北方領土に関する維新議員発言。これは言語道断だが、ロシアがこれについて批判しているのはもっとひどい。

維新の衆議院議員、丸山穂高が、北方領土を取り戻すには戦争しかないと発言し、維新は丸山を除名、議員辞職も促すという事態になっています。 biz-journal.jpこの発言時には酔っ払っていたと、酒のせいにするというさらなる問題発言ですが、まあ日本の国会議…

米中貿易戦争について、筑波大名誉教授遠藤誉さんの解説

ニューズウィーク日本版には、筑波大名誉教授の遠藤誉さんが「鍵を握るのは日本」と書いています。 www.newsweekjapan.jp中国もどうやら本気で抵抗するつもりとのこと。 究極まで進めれば、世界各国もアメリカに付くか中国に付くかということになってしまい…

米中貿易戦争の行方は。田中宇さんの「国際ニュース解説」でも長文の説明が。

アメリカが中国からの輸入品への関税を25%とする件については、一報を書きましたが、田中宇さんの「国際ニュース解説」でも触れてありました。 米中の貿易戦争再燃か、アメリカは中国からの輸入品に対して25%関税、中国も対抗処置 - 爽風上々のブログ …

「内田樹の研究室」より、「小学校教員の採用試験の倍率低下について」

2018年の小学校教員採用試験の倍率が3.2倍となり、7年連続の低下で過去最低となったそうです。 blog.tatsuru.com 倍率3倍以下となると採用した教員の質の維持が難しくなる「危険水域」だとか。 文科省の見解というものも出ているようで、定年退職者…

米中の貿易戦争再燃か、アメリカは中国からの輸入品に対して25%関税、中国も対抗処置

アメリカと中国の貿易収支を巡る協議はまとまらず、アメリカは中国からの輸入品の関税を25%に引き上げるそうです。 www.nikkei.com 協議はまだ続けられるということですから、それに対する圧力という意味が強いのでしょうが、実際に関税が引き上げられて…

「図解 地方自治 はやわかり」松下啓一著

多くの自治体の長と議員を選挙する、統一地方選挙が行われたばかりですが、今回も低投票率、候補者の枯渇などの問題点が露呈しました。 とはいえ、自分自身がそういった地方自治というものについて、ほとんど知識がないのも確かですので、この機会に少し勉強…

IPBES(生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム)が報告書「動植物100万種が絶滅危機」

IPBES(略称も覚えられないが、正式名称はもっと難しい)が、「動植物100万種が絶滅危機」という報告書を発表したそうです。 www.asahi.comそれによれば、人間活動で世界の海域の66%が影響を受け、湿地の85%が消滅、16世紀以降に少なくとも680…

「内田樹の研究室」より、「憲法の日に寄せて」

いつもお世話になっております、「内田樹の研究室」今回は「憲法の日に寄せて」と題されています。 blog.tatsuru.com内田さんは、加藤典洋さんという方の書かれた「九条入門」という本を読み、非常に感銘を受け、それに自論を付け加えて書かれたということで…

福島の水産物輸入禁止措置に不満は分かるけど、WTO改革って言い過ぎじゃ。

WTOの裁定で、韓国が福島県等で産した水産物に輸入禁止措置を取っていることの妥当性が認められたというのは大きな問題でしたが、それに不満の日本政府はアメリカなど各国に手を回してWTO改革につなげようとしています。 www.jiji.com 確かに、今回の韓国政…

「内田樹の研究室」より「涅槃状態に入った安倍政権」

涅槃(ねはん、ニルヴァーナ)とは、仏教で言う、煩悩を超越し悟りの境地に入った状態のことです。 ただし、本当に悟って煩悩を消滅させたのなら良いのでしょうが、どんなにひどい状態であっても「自分はこれで良いのだ」と自分で自分に言い聞かせ、それ以上…

「資料で読む 世界の8月15日」川島真、貴志俊彦編

終戦記念日といえば「8月15日」というのが当然のように感じますが、実はこの日を第二次大戦の日本戦が終わった日として認識しているところはあまり多くはありません。 それはこの日の意味を考えてみると分かります。 1945年8月15日に、前日にポツ…

「株式会社化する日本」内田樹、鳩山友紀夫、木村朗著

内田樹さんはその著書を何冊か読んで以来、非常に的確な社会情勢の判断に感服し、その後「内田樹の研究室」というブログを常に拝読し注目しています。 今回は、その内田さんが元首相の鳩山友紀夫さん、鹿児島大学の木村朗さんと鼎談したという本をたまたま訪…

「消費税率引き上げ」を止めるほど景気は悪いのか

安倍首相側近と言われる萩生田光一幹事長代行が「消費税率引き上げ延期」に言及したということで、波紋が広がっているということです。 jp.reuters.comこれは萩生田の個人的な意見という見方もありますが、安倍の何らかの意志が働いている可能性もあります。…

「保守派」全盛の現代、なにを「保ち守ろう」というのか。大変動に備えるには大改革をしなければ存続も危うい。(その3)

「シリーズその3」はつい最近まで注目を集めていた原発問題です。 いつのまにか、まったく話を聞かなくなりました。 忘却力というものがあるとすれば、日本人のその能力は素晴らしいものです。 その5 原発依存の回避 ①やがてくる激変 福島の危険除去もでき…

「地球的問題の政治学」中村研一著

現代の地球の懸案である問題は、どれもが地球的規模のものであり、小さな国がそれぞれ対応したとしても解決は難しいものです。 しかし、それに対して全地球的に対応しようとしてもその組織自体が存在しないことも多く、何もできていない状態であると言えるで…

社会の裏読みは面白い アサンジ逮捕はトランプの策略?

田中宇さんの「国際ニュース解説」には、ウィキリークス事件の首謀者アサンジが匿われていたエクアドルの駐英大使館から追い出されて逮捕されていた件について書かれています。 tanakanews.com この裏には、当然ながらアメリカ政府が絡んでいるとは思いまし…

「スフィンクスと日本刀」ヒシャム・バドル著

著者のバドルさんはエジプトの外交官であり、2003年から2007年の間は駐日大使でした。 この本は大使を退任し帰国した直後の2008年に書かれたものです。 2001年のニューヨークなどでの同時多発テロ以来、イスラム教徒をテロ集団と見なすよう…

「現代日本の歴史認識 その自覚せざる欠落を問う」中塚明著

1931年(昭和6年)の満州事変から日中戦争の深みにはまり、さらに各国との戦争に陥って敗戦したという、昭和の前半に時代はよほどの国家主義者でなければ「誤った時代」「軍部の暴走を招き無謀な戦争をした時代」というのが通常の認識でしょう。 しかし…

「保守派」全盛の現代、なにを「保ち守ろう」というのか。大変動に備えるには大改革をしなければ存続も危うい。(その2)

他にも社会への影響が避けられない大変動について、例をあげそれに対する取るべき態度とその対処で起きる社会の変化を予想してみます。 その3 日米安保体制の崩壊 ①やがてくる激変 アメリカの世界支配一極体制がまもなく崩壊し世界の秩序が激変すると言われ…

韓国の福島産水産物輸入禁止措置をWTOが認める

福島原発事故以降、韓国は福島県などの水産物の輸入を禁止していますが、これは不当としてWTOに日本が提訴していた件につき、日本の敗訴が決まりました。 headlines.yahoo.co.jp 日本側はこれまで継続して実施している放射能検査の結果から韓国の輸入禁止措…

「保守派」全盛の現代、なにを「保ち守ろう」というのか。大変動に備えるには大改革をしなければ存続も危うい。(その1)

選挙の結果を見ても、現在の政治状況は自公などの政権与党ばかりでなく、野党すらほとんどが「保守派」と言えるようです。 今の状況をできるだけ守っていきたいというのが「保守派」とするならば、現在の日本はそのままで良いと言うことでしょうか。 実は、…

”賀茂川耕助のブログ”を読んで No.1249「費用プラス50」実行すれば

「費用プラス50」とは、アメリカが米軍駐留の海外基地の所在国に対し、「駐留経費の100%にプラス50%を加えて払わせる」という政策です。 日本の他にも韓国やドイツなどが対象となりますが、日本以外は了承する見込みは全くありません。 kamogawakos…