爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

賞味期限、消費期限に限界期限? 食品表示はどこまでするのか

Yahooニュースというところで、食品問題のジャーナリストという井出瑠美さんという方が面白い記事を書いていました。 news.yahoo.co.jp 題にかかげた「賞味期限」「消費期限」そして普通は使わない「限界期限」の3つを表示してくれという新聞への投書があっ…

東名あおり運転事件の判決迫る 法律のきめ細かさが仇となるか

東名高速であおり運転を繰り返した挙げ句、停止させた車に後続車が追突して死亡させた事件の公判が行われ、判決が迫っています。(14日予定) headlines.yahoo.co.jp その結果が出てから書いても良いのですが、この問題点はすでに明らかですので判決前の今の…

「労働ダンピング 雇用の多様化の果てに」中野麻美著

本書出版は2006年、小泉内閣による規制緩和という名のもとに労働条件の悪化が進められていた頃でした。 雇用の多様化という美名を用いながら実際は望まない条件に追い込まれる人々が相次ぎました。 まさに、「労働ダンピング」と呼ぶのがふさわしい状況…

「岡田英弘著作集Ⅰ 歴史とは何か」岡田英弘著

岡田英弘さんの著作は、若い頃に「倭国」という本を読み、その東アジア全体に視線を送りながら日本の状況を見るという姿勢に大きく影響を受けました。 sohujojo.hatenablog.com その岡田さんの著作集全8巻が、いつも行く市立図書館にありましたので、その第…

マイクロプラスチックの有害性が強調される レジ袋とストローだけ目の敵にすれば良いの?

マイクロプラスチックと呼ばれる、廃棄されたブラスチックの破片が人体にも有害であるということが強調されています。 marineplastic.net その対策?として、レジ袋の制限やレストランなどでのプラスチック製ストローの廃止といったものが話題になっています…

”低温調理”のレバーでカンピロバクター食中毒発生

「低温調理」の牛レバーなどを食べた人がカンピロバクター食中毒で、ギランバレー症候群を発症したというニュースです。 レバ刺し食べた2人が食中毒、1人は重体 茨城の飲食店 | クリップ どうやらこの店は「低温調理」をしたレバーと言うものを売り物にし…

夢の話「文化祭でプリンを売る」

このところ少々睡眠が乱れていまして、夢を見ても支離滅裂となりがちなのですが、今朝はかなりはっきりとしたものでした。 夢の中で、文化祭のような状況に入っています。 自分はどうやら何らかの福祉施設に所属しているようですが、メンバーなど細かいとこ…

「移住・移民の世界地図」ラッセル・キング他著、竹沢尚一郎他訳

ヨーロッパ全体が移民により揺り動かされ、アメリカでも移民圧力が強まり、日本でも移民に扉を開けるかと言われています。 このような世界の情勢を、移民の軌跡から見ればどうなるか。 現在の世界の動きだけでなく、歴史的な移民の動きまで、詳細な地図の上…

「内田樹の研究室」より、「空虚感を抱えたイエスマン」

内田樹さんが、某学者の会のニューズレターに依頼されて書いた文章ですが、ほとんどひと目に触れないところなので、もったいないと感じて再録したそうです。 現代の若者を評した文章です。 blog.tatsuru.com 世代論というものがあり、「全共闘世代」であると…

水道法改正について、自信ありげに説いている都議会議員のブログ

移民法案の影に隠れ、大きな変化となる改正水道法も成立させるという、国会終盤の状況ですが、それについて解説しているブログ発見。 都議会議員のおときた駿という人が書いていますが、改正案支持の論調です。 blogos.com 野党議員などが「国の根幹を外資に…

「それっ! 日本語で言えばいいのに!!」カタカナ語研究会議監修

意味が分かっているのかいないのか分かりませんが、カタカナ語という言葉があちこちで飛び交っています。 その特に目立つ状況が、本書の区分けにもなっているように「ビジネス現場」「意識高い系パーソン」「IT業界」「メディア業界」でしょう。 本書には取…

熊本空港アクセス 知事はJRからの延伸案推進を表明

熊本県の樺島知事は懸案であった熊本空港へのアクセス改善案として、JR豊肥線の三里木駅から第3セクター路線を空港まで伸ばす案を優先して検討することを表明しました。 https://kumanichi.com/news/744673/ 他地域の人には事情が分かりにくいと思います。 …

入管法改正案の問題点 国会の論戦以外にも大きな点があった

穴だらけの入管法改正案が国会通過に向けて山場となっていますが、「現代ビジネス」というサイトに下地ローレンス吉孝という社会学者の方が書いている記事が非常に分かりやすく問題点を指摘しているので転載します。 世界第4位の移民大国・日本で注目されな…

ソフトバンクで大規模な通信障害 

昨日午後から、ソフトバンクで全国的な通信障害が起きたということです。 k-tai.watch.impress.co.jp 昨日の夜のニュースではまだ原因は不明、復旧も見通しが立っていなかったようですが、どうやら原因判明し復旧したようです。 エリクソン製交換機のソフト…

「私の好きなお国ことば」小学館辞典編集部編

方言はだんだんと少なくなり、また変質しているようですが、この本は全国各地の方言について、その地方の出身者に少しずつ語ってもらうという趣旨で編纂されているものです。 書き手に選ばれているのは作家の人が多いようで、まあ妥当な人選でしょうか。 そ…

「学校で教えてくれない音楽」大友良英著

著者の大友さんは、ギタリストや作曲家として活躍されていますが、学校の時は音楽の授業が大嫌いだったということです。 その大友さんに名古屋の東海中学の生徒さんが、「学校で教えていない自由な音楽の授業」をやってくれと依頼し、そこで大友さんや知り合…

山手線新駅名称、何?「高輪ゲートウェイ」 馬鹿か。

山手線の田町品川間に建設中の新駅の名称が、なんと「高輪ゲートウェイ」となったということです。 www.yomiuri.co.jp 「ゲート」がどうやら「門」の意味らしいということは、大人の多くは知ってはいるでしょうが、「ゲートウェイ」がどのような意味かという…

水道民営化?なんでこんな最悪の方向に進もうとするのか

移民法にばかり目を奪われていたら、いきなり「水道民営化」法案可決とか。 www.tokyo-np.co.jp このような生活の根幹に関わるような事業を、収益ばかりを考えるような民営化というのは、野党の指摘を待つまでもなく非常に危険なことになる可能性もあります…

「重金属のはなし 鉄、水銀、レアメタル」渡邉泉著

金属というと、鉄やアルミを始め多くの元素のことを指します。 その中でも比重の重いものを「重金属」と呼びます。 定義としては鉄より比重が重い金属元素ということですが、アルミやナトリウムなどの軽金属以外のものを指すということです。 これら重金属は…

「漢字と中国人 文化史をよみとく」大島正二著

漢字は中国で生まれ、その言葉を書き表すものとして発展してきました。 日本でもそれを使って言葉を書き表してきましたが、中国での状況とは違いがあります。 漢字には「形」(かたち)と「音」(読み)、「義」(意味)の三要素があります。 実は、漢字の辞…

”賀茂川耕助のブログ”を読んで No.1238 移民政策推進なぜ

政府のゴリ押し国会で焦点となっている、「移民政策」です。 賀茂川さんも疑問を呈しています。 kamogawakosuke.info 政府は「人手不足がひどい」と言っていますが、それがどのような業界かと言えば賃金が低くその割に重労働という、「働き方改革」をしよう…

「なぜ本番でしくじるのか プレッシャーに強い人と弱い人」シアン・バイロック著

ここ一番という大舞台で実力が発揮できる人と、できない人。 スポーツや芸術のプロ、政治や学問の場でもそういった実例がいくらでも見つかります。 それがなぜなのか、そしてどうすれば防げるかということを、心理学の一線級の研究家のバイロックさんが、最…

F35購入は「貿易赤字解消」の意味だけ? 防衛方針も何もあったもんじゃない

G20サミットに出かけていったアルゼンチンで、日米首脳会談を行いまた高価なおもちゃを売りつけられたようです。 www.yomiuri.co.jp トランプが「感謝」したそうですが、その文脈はあくまでも日米間の貿易収支の改善の意味での話のようで、防衛についての話…

「介子推」宮城谷昌光著

小説はあまり読まないのですが、ひさしぶりに宮城谷作品です。 内容についてあまり細かく書くとネタバレになりますので、話の背景だけにしておきます。 時代は中国古代の周王朝の後半、王朝の威厳は衰え諸侯の国がそれぞれ勢力を競っていた頃です。 中原北部…

”賀茂川耕助のブログ”を読んで No.1237 中国との関係構築に希望

田中宇さんの「国際ニュース解説」などでは、安倍政権が対米従属に見切りをつけ中国との関係重視に転換していると言われていましたが、「賀茂川耕助のブログ」でも賀茂川さんが同様の観測を出しました。 kamogawakosuke.info 田中宇さんの主張も同様ですが、…

「ゲノム編集」が実施され子供が産まれたというニュース。ほとんどの人は理解できないだろうな。

中国で、HIVウイルスに感染した父親の子供???の受精卵にゲノム編集を施し、出生したというニュースが流れ、大きく扱われています。 www.buzzfeed.com ゲノム編集技術というものについては、私も数回ここで記事にしていました。 sohujojo.hatenablog.com …

夢の話「大学の試験で追試」

大学の試験で不合格という夢は何度も見ているような気がしていましたが、この「夢の話」では書いていなかったようです。 今日の夢の中では、大学4年ですでに就職内定。 であるにも関わらず、最後の試験で合格点に届かず追試というものです。 しかも、授業出…

「サピエンス全史 下」ユヴァル・ノア・ハラリ著

翻訳物の長編で、上下巻があるものはたいてい上巻だけでもういいやとなるのですが、この本は上巻の出来がかなりのものと感じたので、続けて下巻も読んでみました。 しかし、ちょっとがっかり。 人類の歴史というものを、細かな史実などは取り上げずに大きな…

外国人労働者の受け入れ拡大は慎重に

あまりにも拙速な衆議院通過には驚きますが、その法案の内容が何も決まっていないというのには、もっと驚きました。 後から、官僚の連中が適当に決めますというのですが、そんなもの法案でもないだろうに。 もちろんのことながら、多くの評論家も批判をして…

「世界を揺るがすトランプイズム」池上彰著

いつも鋭い視点と正確な分析で世界の情勢を説明している池上さんですが、これは2017年2月、アメリカでトランプ大統領が就任した直後に書かれた、トランプ政治についての観測です。 それから2年弱経過していますが、この本で語られていることはいくつかは違う…