爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

人々はなにを「リスク」と考えているか

「ワクチンのリスク」という問題で興味深い記事を書いていらしたリスク学研究者の永井孝志さんのブログを色々と拝見していますが、人々が何を「リスク」と感じているかを定期的に観察している記事がありました。

2020年の8月のリスク定点観測ということです。

nagaitakashi.netGoogletrend、YAHOO知恵袋、ツイッターなどで「リスク」という言葉の含まれている書き込みを検索し、どのような動きを見せているかを分析しています。

 

8月でもやはりコロナウイルス関連のものが多いのですが、特徴的なのは「温泉」と組み合わせて、検索されているもので、これは明らかにGOTOトラベルキャンペーンで温泉旅行に行きたいけれどそれのリスクはあるかどうかということに興味を持った人が多かったのでしょう。

 

これはYAHOO知恵袋の質問で寄せられたものでも同様で、TOP10のうち5個が「コロナ禍の下、○○しても大丈夫か」というものだったようです。

 

なお、ツイッターでは他より少し感染予防よりは「金儲け」に関することが増加しており、気の緩みが顕著だそうですが、少し関与する人々の性格に違いがあるのでしょうか。

 

この永井さんのブログ、なかなか興味深い内容です。

さらに以前の記事も読んでいきたいと思います。