爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

イスラエルとイランの戦争の停戦はイランがアメリカの攻撃で打撃を受けたからではないのか。

イスラエルとイランの間の戦闘は、アメリカが直接介入をしてバンカーバスターという深度破壊爆弾によってイランの核施設が破壊されたため、イラン側が戦闘継続の意欲を失ったというのが一般的な理解でしょう。

しかしそれとは全く違った見方をした記事が「賀茂川耕助のブログ」に紹介されていました。

Mike Whitney という署名があります。

kamogawakosuke.info

イスラエルはイランからのミサイル攻撃を受けましたが、その被害状況は伝わりません。

公式発表がないばかりか、被害を受けた建物などの画像等を公表することも禁止されており国民が自らの被害すらSNSなどに出すことも処罰の対象としているということです。

そのため、イスラエルの真の被害状況は対外的に隠されていますが、実際にはかなり大きな被害を受けているという推測がされています。

市街地だけでなく重要な軍事拠点も大きな被害を受けているのだとか。

 

そのため、アメリカに形だけでもイラン攻撃の事実を作らせ、それでイランとの停戦に持ち込んだのだという主張です。

 

本当のところはどうなのか、まったく分かりませんが、欧米側の報道もすべて政府にコントロールされているものであり、それ以外の事実は明らかにされません。

 

イスラエルは停戦により軍の立て直しをするための時間稼ぎをしたにすぎず、今後必ず戦闘再開に進むというのがWhitney氏の予測です。

そして、その時にイスラエルの取る方策は、1,米軍地上部隊を投入させる、か2,核兵器を使うことしか残されていないということです。

そのどちらになるのか、いずれにせよ中東の戦乱はさらに大きく拡大しそうです。