爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

国民民主の閣外協力で決まりか。

過半数割れした自公勢力が国民民主党の閣外協力で政権維持となりそうです。 www.asahi.com連立政権入りは拒否した国民民主党ですが、その政策を自公政権に取らせることを条件として石破の首相指名に協力する見通しです。 これで指名選挙は乗り切れるのでしょ…

「学術書を読む」鈴木哲也著

京都大学学術出版会の理事という鈴木さんですが、最近学生からの相談を受けました。 自分の専門外の学術書が読めない。何を読んだらいいか分からないというものです。 鈴木さんは1970年代の終わりころに学生時代を過ごしたといいますから、私とさほど変わら…

夢の話「こころ旅のピンチヒッターになる」

NHKBSの人気番組「こころ旅(日本縦断こころの旅)」は、火野正平さんが自転車で視聴者からの手紙で紹介された場所を走るという、もう10年以上も続いている番組ですが、今年の春の旅の途中で火野さんが骨折で休場、そのまま放送も中止。 秋の旅は火野さんの…

「世界史の中の蒙古襲来」宮脇淳子著

元寇として知られる蒙古襲来ですが、日本側からの視点だけでは見落としや間違いもありそうです。 本書冒頭に書かれているように、日本人が書いたモンゴルなどを扱った小説ではモンゴル人が聞いたら驚くような描写も数々あるようです。 やはり各国が関係する…

自公過半数割れ、しかし混迷が深まることになる。

衆院総選挙で自民公明ともに議席を大幅に減らし、過半数を割ってしまいました。 立民、国民が議席を増やしたものの過半数に達する政党はなく今後の政治情勢は混迷を深めることになりそうです。 www3.nhk.or.jpまず問題となりそうなのが、特別国会で行われる…

「証言 雪崩遭難」阿部幹雄著

雪崩による遭難は起き続けています。 特にゲレンデ以外で滑ることを楽しむバックカントリースキーというものが流行しているため、それが雪崩を引き起こしてしまうということも多くなっています。 本書著者の阿部さんは北海道大学山とスキーの会出身、その後…

再生医療を受けた患者が感染症、細胞増殖の過程でコンタミ?

東京の医療機関で再生医療を受けていた患者が重い感染症を発症しました。 その細胞にその原因菌が含まれていたそうです。 www.yomiuri.co.jpこの医療機関は東京都中央区の「THE K CLINC」というところで、がんの予防医療を希望する患者の免疫細胞を採取し、…

「人生を棒に振る スマホ・ネットトラブル」久保田裕、小梶さとみ著

2014年の出版ということで少し古い本ですが、そこに書かれていることは今でも変わらずに起こり報道されているようなことばかりで、こういったトラブルに対する処置が全く動いていないばかりか悪くなる一方のようにも見えます。 描かれている事件・トラブ…

一応、選挙はしてきました。

政治制度の中ではかなりひどいものの、それでも一番マシと言える民主制度の根幹である選挙に行ってきました。 まあ、ほぼ無風状態の田舎選挙区で、投票前から当選確実のような自民党候補に入れる気もないまま、対立候補に投票してきました。 しかし対立候補…

私の入院体験

記憶書留のシリーズ。 いつも拝見しているよんばばさんのブログで「お産以外では人生唯一の入院体験」という言葉があったので、それで思いついたのが「私の入院体験」 hikikomoriobaba.hatenadiary.com人様のブログからネタを頂くという、いつもの手法でやら…

東京新聞で「イギリスで石炭火力発電完全廃止」の記事、しかしあまりの底の浅い内容には驚くほど。

「イギリスで石炭火力発電所が閉鎖され、石炭火力は完全廃止」というニュースが流れましたが、それについて東京新聞が講評していました。 www.tokyo-np.co.jpお決まりの「海外では・・・しかし日本では・・」という構成のものであり、いかにも陳腐という感触…

「天空の舟 下 小説・伊尹伝」宮城谷昌光著

商(殷)王朝初期の伝説の名宰相伊尹の一生を描いた作品も佳境に入ってきます。 いよいよ主人公摯を迎えようと商の湯王が動き出します。 最初は臣下を向かわせますがそれでは全く摯の家に近づくこともできず、湯王自ら赴きます。 それでも三度通ってようやく…

「非公認」であっても自民党員ではあるのだろうが。

自民党が支部などに活動費を支給しましたが、それが今回の選挙で「非公認」とした裏金関係議員にも行ったということで批判を集めています。 news.yahoo.co.jp石破は色々と言い訳をしていますが(言い訳などと言うおとなしいものではなく居丈高にも見えますが…

「スコットランド通史」木村正俊著

イギリスの各地域は独立性が強いという話は聞きますが、それがどの程度のものなのか、よく分からないところもあります。 スコットランドと言う地域は独自の歴史を持っているのだろうとは思いますが、それが実際にどういうものか、それを把握するには良い本で…

電力供給は大丈夫なのか。日本の場合

アメリカではデータセンターの電力消費が増加しているため、巨大IT企業が自ら原発建設に向かうという報道もあります。 日本ではどうなのか、WEDGEで解説されていました。 news.yahoo.co.jp九州電力、関西電力は老朽化した石油火力発電所の閉鎖を決めました。…

「アフリカ音楽の正体」塚田健一著

アフリカ音楽といえば、ポリリズムとかトーキングドラムといった言葉が思い浮かぶくらいでほとんど聴いたこともありません。 そういったアフリカ音楽について、現地でのフィールドワークを主に音楽と人類学との境界領域で研究を重ねてきた塚田さんが紹介して…

国民民主党が自公政権入り?

総選挙は自民党の敗勢だという情勢分析がされていますが、それを受けて?選挙後に国民民主党を連立政権に取り込むのかといったことが話題になっているようです。 topics.smt.docomo.ne.jp玉木代表は「それはありません」と答えたようですが、それでも「部分…

「物価と賃金の好循環」のうさんくささ。

衆院選挙の候補者で、「アベノミクスの効果」などと言っている自民党候補者がいます。 あのマイナス効果だけの政策があたかも日本のためになったかのような言い方を聞いていると、嘘もつき続ければ本当に思えるということが分かります。 空前絶後の金融緩和…

NHKファミリーヒストリー、西田敏行さんの再放送

西田敏行さんが亡くなったということで、NHKファミリーヒストリーで2017年に放送されたその番組が再放送されました。 テレビ番組の感想など書いたことはほとんど無いのですが、これにはかなり心が動かされました。 news.yahoo.co.jpファミリーヒストリー…

「人口学への招待」河野稠果著

少子化の進行、人口減少など人口についての話題はあれこれと尽きません。 しかし「人口学」という学問は日本ではそれほど人気が無いようです。 それについて学究的に解説した書物もほとんどありません。 そのためか、人口について述べているものでもあちこち…

やつしろ全国花火競技大会開催、時々雨で少し条件は悪かったけど。

19日夜に八代の花火大会、やつしろ全国花火競技大会が開かれました。 www.8246hanabi.com朝のうちはかなり激しい雨でどうなるかと思ったのですが、夜には上がるということで開催決定。 それでもずっと雨模様でした。 夜にはほぼ雨は上がりドンドンと音が聞…

アクリルアミドの現況、畝山智香子さんが指摘。

FOOCOM.NETの専門家通信で畝山智香子さんが書いた記事です。 foocom.netアクリルアミドは発がん性もあると指摘されるものですが、天然物を加熱すると発生することが知られています。 これが食品中にも高濃度で含まれていると指摘されたのが2002年でした…

フードロスが問題化する中、「食べ残しの持ち帰り」のガイドライン作成とか。

フードロスというものが大きく問題化されていますが、飲食店での食べ残しを持ち帰るためのガイドラインが検討されています。 mainichi.jp飲食店で食べきれずに残してしまうのはもったいないとは思いますが、それで食中毒を起こす危険性もあります。 そのため…

「きょうだいの日本史」『日本歴史』編集委員会編

兄弟というものは肉親として助け合う場合もあれば競争相手として争う場合もあります。 歴史の中でそういった兄弟の話は色々とありますが、吉川弘文館の発行する「日本歴史」という本の編集委員会の人々が古代から現代まで様々な兄弟についての話を書いてまと…

各党選挙公約、バラマキばかり。

衆院選投票まであと1週間ばかりとなりました。 各党の選挙公約も出ていますが、どれも「バラマキ」ばかり。 news.yahoo.co.jp自民党のみは「財政健全化」という言葉だけは挙げていますが、どうやってそれを行うかと言うことには触れずバラマキ政策ばかりが目…

世界の水循環が崩壊の危機にあるのか。その影響は計り知れないほど大きい。

温暖化や誤った土地使用、水管理の失敗などの影響で世界の水循環システムが崩壊の危機にあると報告されたそうです。 www.cnn.co.jp「水の経済学に関するグローバル・コミッション」と題されたプロジェクトでまとめられたものです。 地球は水の惑星などと言わ…

ノルウェーのサバ資源管理は日本と何が違うのか

ノルウェー産のサバは品質が良いと評判ですが、それはなぜなのか。 日本の漁業の資源管理というものがいかにおかしいのか。 片野歩さんという方が詳しく解説していました。 toyokeizai.net この記事の最後の方に箇条書きで要点がまとめられています。 ① 科学…

運動会の思い出

薄れゆく記憶を書き留めておくシリーズ、今回は運動会。 日曜日は近くの小学校の運動会が開催されたようです。 もはや縁も無くなった小学校ですので見に行くこともありませんが、小学生やその家族の人たちはそれぞれ楽しんだりしたことでしょう。 さて、運動…

SUPの事故で夫婦が溺死、ライフジャケットを着用していても。

13日、静岡県の湖でSUP(Stand Up Paddleboard)をしていた50代の夫婦が溺死したというニュースがありました。 夫婦ともにライフジャケットを着用していたとも言われましたが、それでなぜ死亡したのか疑問に感じました。 やはり専門の人たちもそれには敏…

「万博の歴史」平野暁臣著

来年開催となる大阪万博は大方の国民の冷ややかな視線をものともせず準備が進められていますが、その何が問題なのか、この「万博の歴史」を読むと見えてきます。 著者の平野さんは小学生の時に1970年の大阪万博を見て感動し、博覧会というものと関わる仕…