リスク学者永井さんの「リスク定点観測」、ネット上で「リスク」という言葉などがどういう風に検索されているか、どういう記事が書かれているかを分析します。
nagaitakashi.netGOOGLE検索履歴、Yahoo知恵袋、NewsAPIといったところで「リスク」を含む検索や記事などどのようにネット上を流れているのかを分析していきます。
これまでも長期にわたり続けられており、コロナ禍の間はコロナ感染やワクチンのリスクなどで一色といったものでした。
どのサイトでも見事にコロナという文字が消えてしまいました。
わずかに「5類になったけれどどうしよう」といったものが残っている程度です。
そしてその代わりに永井さんも何かよく分からないといった関係のものが上位を占めてします。
ゲームやアニメ関係などが大幅に上位に復活。
風俗関係なんていうものもあり、「既婚男性、風俗に行きたいがバレた場合のリスクが怖い」なんていうものもあります。
世間はまったく平常に戻ったのでしょうか。
多いのは猛暑、原発処理水、PFAS、生成AIといった所で、特にAI関係は広がっているようです。
なお、それ以外に永井さんが興味をひかれたというものもあり、「引退サッカー選手の認知症になるリスクが高い」というのもありました。
どうやらヘディングを繰り返すことが脳機能に関わっているかもしれないということです。
また、涼しい地域ほど熱中症になるリスクが高く暑いところでは少ないというのも重要なものかもしれません。
世間がリスクというものをどうとらえているのか。
それは本当のリスクとは違うものかもしれませんが。