爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

トランプ再選後の世界、田中宇さんの国際ニュース解説より。

トランプ銃撃事件でもはや米大統領選はトランプ再選で決定したかのようです。

それについて田中宇さんがその「国際ニュース解説」で書いています。

tanakanews.com

まずいろいろな報道がされているトランプ銃撃事件について。

犯人のクルックスが会場近くの建物の屋根に登るのは多くの人が目撃しており、通報もされていました。

しかしそれに対して彼を押さえるような行動はされず、それでいながら狙撃部隊は彼を狙える位置に陣取ったそうです。

そしてクルックスが発砲するのを待って数秒後には狙撃部隊が確実に彼を射殺しました。

ちょっと腕のある狙撃手ならば外すはずもない距離からの狙撃はトランプの耳をかすめるだけで外れ、それがこの事件を裏で操っていた者たちの誤算だったそうです。

 

民主党側のトランプ対策はこの銃撃事件の失敗で終了、もはやトランプ再選はほぼ決定となりました。

 

トランプ就任後はどうなるのか。

 

トランプはハンガリーのオルバン首相と仲が良く、プーチンとも同様ですが、さすがにすぐにプーチンのために停戦とはやりにくいようです。

しかしオルバンがプーチン、ゼレンスキーと会談を行い、ウクライナは停戦の方向に向かうでしょう。

 

トランプはNATOとの関係は薄くなるようで、アメリカの関与を頼ってきたヨーロッパ諸国は政府の力が低下し、右派が勢力を伸ばすとか。

 

トランプは中国とは関係が悪いが、戦争を目指すのか。

そうではなく経済上のつながりを弱くする方向に向かうそうです。

中国を製造業の下請けとして使うことを止め、米国内に製造業復活を目指すのですが、これはうまく行きません。

かえって米国内産業の衰退を招くという予測です。

 

日本についてはこの記事内では触れていませんが、他の記事によると米駐留軍撤退を持ち出してそれを取引材料にしてさらに日本からの金を引き出す方向に動きそうです。

それでも日米同盟以外に選択肢の無い日本政府は従わざるを得ず、さらに上納金増額をしなければならなくなりそうです。

 

さて、田中さんの予測通りに動いていくのかどうか。

トランプ再選濃厚というところまでは間違いないように思います。

その先も見えてきそうです。

 

なお、本記事で触れていないのは日本関係の他にもイスラエル・ガザがそうですが、これはイスラエル寄りの姿勢が強いトランプとしてはイスラエル支援以外には動かないかもしれません。

 

トランプ再選が固まったようですので、他の論者も「もしトラ」ならぬ「やぱトラ」の記事が増えそうです。