爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

債務問題は日本だけではない。世界各国がそれで苦しむ。

国の債務が増え続けているということは日本の大きな問題ですが、実はコロナ禍対策もあり世界各国で国の債務が増え続けています。

その総額は1.5京円だとか。

CNNの記者のレポートです。

www.cnn.co.jp国債増加に完全に思考が摩耗しきっている日本ではもう敏感な反応はありませんが、各国ではかなり大きな問題と化しているようです。

 

コロナ禍の直接間接の対策で各国の財政支出が大幅に増えたことが大きな原因となりました。

終わりようのないインフレもその現れなのでしょう。

そして債務返済を迫られながらも各国ともに大きな選挙を抱えて緊縮財政や債務返済といったことを政府や政党が表明することができなくなっています。

 

フランスでの政権危機、さらにイギリスでは政権交代

交代した政権も打つ手があるはずもなく、支持率が急落するのも目に見えています。

アメリカもほぼ決まったかのような政権交代

日本もいつまでも大丈夫かどうか。

 

欧米の高金利国債の返済額の上昇につながっています。

アメリカの1年間の国債金利分だけで8920億ドル、国防費を上回る金額となっています。

各国の債券返済も厳しい状況で政府の基本的支出がさらに圧迫されます。

 

どうやら、温暖化による気候変動などよりはるかに早く世界中が壊れていくことになりそうです。