11日に岐阜市で行われた天然アユの初セリでkgあたり35万円という史上最高値がついたということです。
これまでの最高値は6万円だったということで、これでもご祝儀価格なのでしょうが、それを一気に6倍に更新というものです。
有名な正月の豊洲市場でのマグロ初セリでは今年は5億円という値が付いたそうですが、こういった話は全国あちこちで頻繁に出ています。
こういったご祝儀価格というものは、その商品の販売活性化を願ってということなのでしょうが、明らかなのは社会全体完全な「カネ余り」現象だということでしょう。
こういった状況は不動産売買を見ていても分かりますし、テレビのグルメ番組に出てくる高級料理(だけでなく普通の料理でも)の価格を見ても感じられます。
もうカネ余りのバブル状態だということは、前回のバブルを見聞きしていた身としては確かに感じます。(儲かりはしませんでしたが)
専門家(いわゆる、あるいは自称)が「まだバブルではない」などと言うこともありますが、取ってつけたような理屈はどうあれ、行き場を失ったカネがあちこちに噴出している状況はバブルとしか言えないでしょう。
前回のバブルとかなり違うのが、その担い手の多くが外国勢だということでしょうか。
噂の中国人富裕層ばかりでなく、アメリカなどの投資ファンドといった輩が見え隠れします。
その陰にはアメリカでのバブル状態というものが関係しているのでしょう。
アメリカのバブルはAIバブルでしょう。
本当にAI化で儲かるのかどうかもはっきりしていない中、データセンターなどへの大量投資が続きそこにカネが集中しています。
そのあおりで日本にもバブルが押し寄せているという感覚かもしれません。
さて、バブル経済というものは必ずいつかは破裂するというのがこれまでの常識です。
今度だけは違うなどという解説も毎回されていますが、やはり破裂します。
どこでそのバブル破裂が起こるのか。
アメリカの場合はやはり「王様は裸だ」ということに皆がいつ気付くか。
すなわち「AI化などは無理」ということに気付き、投資を引き上げるかどうかでしょう。
AI化というのは多少の利益はあるのは間違いないのでしょうが、それに対して巨額の投資をするほどのものかどうか。
今は大手の言われるがままにその路線に社会のすべてが乗っていますが、そうではないことにいつ気が付くか。
日本の場合はそれ以外に「首都圏直下地震」「南海トラフ地震」「富士山大噴火」の危険性があります。
そのいずれが起きても、それにより東京や大阪という土地がとんでもない危険地帯だということが外国人にも身に染みて理解された時、投資の総引き揚げにつながりそうです。
ただし、これらはまだ少し発生までの時間がかかりそうです。
その発生による日本発のバブル崩壊より早く世界中の崩壊がやってくるのか。
今のカネ余り現象は、日本人のほとんどが関係ない状況でしょう。
ごくわずかな富裕層、投資家だけが恩恵を受けていますが、もしもバブル崩壊となればその影響は日本全体に及び、今良い思いをしていない人たちにも降りかかります。
そういうものだということも前回のバブル崩壊で判りました。
しかしその知識が何も活かせないまま、この次の崩壊を迎えそうです。