「イギリスで石炭火力発電所が閉鎖され、石炭火力は完全廃止」というニュースが流れましたが、それについて東京新聞が講評していました。
www.tokyo-np.co.jpお決まりの「海外では・・・しかし日本では・・」という構成のものであり、いかにも陳腐という感触がします。
これについてはすでに今月初めにこのブログでも感想を述べています。
自画自賛のようですが、これと比べれば上記の東京新聞の記事は通俗極まる内容であるということは歴然でしょう。
「イギリスではすでに石炭火力がかなり減少しており、実質的にはほとんど運用していなかった」点については触れていません。
さらに「自然エネルギーが50%」と称していますが、それが電力に限った話であって、エネルギー全体から言えばまだ石油や天然ガスが大部分ということには目をつむっています。
しかも電力でも実質的にはイギリスの石炭火力の代替は天然ガス火力発電であり、化石燃料脱却ということはしていないということも触れていません。
「海外にくらべ後ろ向きな日本、このままでよいのか」としていますが、その「海外」が西欧の一部の国であるという現実はどうなのでしょう。
もしかしたらその「海外」は世界の孤児になるかもしれません。
アメリカはすでに「脱炭素化」などからは抜け出しそうです。
中露は完全に方向を変えました。
没落の西欧がさらにその速度を速めるばかりなのが、この脱炭素化強行です。
その沈没船に日本も乗り込もうというのが「海外に追いつく日本」でしょう。