このところ毎年の始めには「今年の予言」というものを掲載していますが、今年は大きな事件が起きており、そのようなものを予言することなど本当の予言者でもなければできるはずもなく、今年は「予言を振り返る」はもうやらずに済まそうかと思ってもみましたが、念のため見直してみると、その大事件はさすがに予言のしようもないのですが、それ以外の部分は意外に当たってるんじゃないのと思えてきました。
そこで、やはり「予言を振り返る」というものをやってしまいましょう。
コロナ禍については、まだ数回の大流行があるというのはまさに大正解。
そして多くの人々の中にはコロナ対策疲れが蔓延し「動き始める人たちを止められなくなる」というのも当たりです。
なお、まだ欧米が感染の中心というのははずれ。もう欧米では対策も止めました。
「世界に大事が起これば日本の平穏無事などは吹っ飛ぶ」というのも、ちょっとずるい書き方ではあるものの、「大事」が起きてしまったので吹っ飛びました。
まさかウクライナ戦争などが起きるとは思いませんでしたが、それで日本も大きく動いています。
「脱炭素」という言葉ばかりが暴走し、それを種に金儲けという風潮が強まるというのも大正解。
とはいえ、これは予言ではなく正確な観測というべきでしょうが。
世界では火種を振りまく国が多いといことまでは書いており、その中の一つのロシアが大きく火をつけたということで、まあ大甘で半分正解。
石油や食料品の値上げということは、すでにコロナの影響で始まっていたのですが、それがウクライナ戦争のためにさらに激しくなるということは、予測外。少し減点。
気象災害を温暖化のためという宣伝が強まるというのも正解なんですが、これも予言というよりは正確な観測というべきでしょう。
北京オリンピックの開催は無事行なわれ、日本選手も活躍というのも予定通り。
報道が過熱というのも予定通り。
なお、サッカーワールドカップがあるというのは考えてもいませんでしたが、その報道が過熱というのは予想外でした。
大谷の活躍も予定通り、怪我しなくてよかったね。
芸能もほぼ予想内。
ただし、コロナとは関係ないのですが、結構多くの死亡報道が続きました。
まあ、名前だけは売れている芸能人という人たちの数が増えたため、亡くなる人も多いというだけのことなんでしょうが。
遺伝子改変技術の広がりというのも結構出てきたようです。
やはり相当力が入れられているのでしょう。
これはまだまだ続きそうで、商品化実現というのも続きそうです。
ノーベル賞なしというのも予想通り。
ウクライナと安倍狙撃事件という大きなものはまったく予言の及ぶところではありませんでしたが、それを除けば世の中の動きをある程度見通せたと言えるかもしれません。
というわけで、今年の予言の採点は、「50点」でどうでしょう。