爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「お年取」の風習

何度も書いていますが、私の両親はどちらも長野県南部の出身なので色々な風習もその影響が強いようです。

 

今年もあとわずかとなりましたが、就職して家を出るまで過ごしていた実家では大みそかに「お年取」といって独特の料理を食べていました。

特徴的なのがブリの切り身、うちではたいてい焼いていました。

そして里芋やら昆布などを煮たもの。

そして「年越しそば」というものは食べませんでした。

 

熊本出身の家内はそういった料理とは全く無縁で、結婚してからは大みそかの食べ物もまったくその時の気分次第になりました。

 

しかしどうも気になるので調べてみたら、「お年取」というのは長野独特の風習だったんですね。

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さらに、「年取り魚」も長野の中でもサケ地域とブリ地域が二分されているとか。

それで家庭内争議に発展する家もあるらしいです。

 

最近では寿司など豪勢な料理を食べるという風になっているようです。

まあうちの実家の料理の記憶というのは父も母も早くに郷里を離れていますので、昔の料理だったのでしょう。

 

まあ母も亡くなってしまった今ではその味も再現はできませんが。