爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

開き直りもここまで来るか。自民党総務会長が「どこが悪いか分からない」

自民党議員が選挙の際などに統一教会の支援を受けたという事例がどんどんとあがってきていますが、もうほとんど開き直りばかりです。

しかし自民党総務会長の福田達夫が次のように発言したというのはもはや呆れるしかありません。

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どうも日本の政治家は自分の頭の悪さや能力の乏しさを恥じるどころか堂々と主張し開き直ることに何の抵抗もないようです。

 

この福田達夫という男は、あの福田赳夫元総理の孫、福田康夫元総理の息子という、文句なしのサラブレッド政治家で、総務会長というポストにも就くほどですが、その内容というのはお粗末極まりないようです。

 

統一教会についてはもう忘れかけている人やそもそも若い人は初めから知らないということもあるのかもしれませんが、かつては違法行為も繰り返し大きく騒がれたことも多かったものです。

それらの被害が解決したとも言えないようですし、その組織も名前だけ変えて維持されているようです。

 

オウム真理教も最後は暴走し大事件を起こしましたが、ある時期までは統一教会よりはマシとも言える程度だったように思います。

 

そのような組織が徐々に政治家を籠絡し、いわば手懐け、その実態は変わらないまま勢力を維持しているとは、どこが「どこが悪いか分からない」のでしょうか。

 

こういった自民党議員たちの開き直りを許しているのも、国民の意識にあります。

コロナ禍の中でパーティーを(おそらく自費で)開いただけでも辞任を余儀なくされたジョンソン英首相を思えば、あまりにも腐敗だらけの日本政界とそれを支持し続ける日本人に落胆するばかりです。