爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

旧統一教会に解散命令請求、岸田内閣は本気なのか。

(このブログではだいたい一日に更新は二回までとしていましたが、このところニュースが盛りだくさんで収まり切れないほどです。書くネタがあるのは良いこと?)

 

統一教会の問題は政府はダラダラと質問権行使などでお茶を濁し世間の関心が薄れるのを待っているだけではないかと思っていましたが、政府は裁判所に解散命令請求をするということになりました。

www.yomiuri.co.jpこれまでに解散命令が出されたのは、オウム真理教と明覚寺(霊視商法詐欺事件で立件)の2件だけですが、どちらも命令までにはかなりの時間がかかりました。

 

この命令は宗教法人法に基づくものということで、上記2例は明らかな違法行為があったものですが、今回の旧統一教会はそこまでの証拠が得られたのかどうか。

 

さて、この件についての報道で我が家のとっている新聞では被害者側の声も掲載する一方、信者側として「2世でも真剣に信仰に取り組み活動している」という意見も載せていました。

たとえ99%が真面目な信者であってもごく一部が宗教の名のもとに人道に悖る行動をすればその宗教は存在価値が無くなると思いますが、このような両論併記をする意味があったのでしょうか。

 

さて、政府はこのような行動を起こしましたが、旧統一教会側は追い詰められればこれまでの自民党との癒着ぶりを明らかにするかもしれないと言われています。

本当はそれに期待なのですが、岸田政権は自民党に影響が出ることも辞さないということでしょうか。

実際のところどの程度の数の議員が癒着しているかは分かりませんが、岸田は自分の周りには少なく安倍派などに多いと見込んだのでしょうか。

 

政権の思惑通り、支持率アップにつながるかどうか。