政府が第7次エネルギー基本計画なるものを発表しましたが、ほとんど何も役に立たないものだという、アゴラ研究所所長池田信夫さんの意見です。
電力需要が2割増というのも甘すぎるものだと思いますが、それを再エネ2倍、原発も2割に増やそうという基本方針です。
そんなことができるはずもなく、またやっていくとしたら大変な電力料金となってしまう。まあ何の役にも立たないという計画でしょう。
再エネ倍増というのも、もうすでに新規が伸びを失っているのにそれがさらに増えることなどあり得ないようです。
ここまでの勢いはFITが高額すぎてそれにつられて欲の亡者が大量参入しただけであり、徐々にFITが下がってきていればそれも途絶えるのは明らかでしょう。
電力会社はもう原発にも火力にも投資をしようとはしないというのも恐ろしい予測ですがありそうなことです。
そのために停電が頻発することとなり、電力料金も高騰するというのも目に見えるようです。
最大の問題は電力ではないというのも、常々私が言っていることと同じです。
電力の最終エネルギーに対する比率は25%に過ぎず、後は熱利用や運搬に使われる化石燃料だということをこの方以外の論者はほとんど触れませんが、実情はそうです。
これに二酸化炭素賦課税を掛けるならばガソリン税は385%となるとか。
もう使わせないための罰則税のようになってしまいます。
ということで、電力料金も燃料代も高騰し、産業は逃げ出し空洞化という結論です。
政府計画には全く理論も先の見通しもなく、ただただつじつま合わせに過ぎないというのはその通りでしょう。
しかし先の見通しそして何をどうすれば良いかという意見が何もないというのも、政府だけでなく論者たちも一緒です。
エネルギー依存をできるだけ減らしていくという基本姿勢があれば先も見えるはずなのですが。