爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

13日の成人の日を前に式典開催、しかしほとんどの自治体が「20歳を祝う式典」

成人の日は13日で、だいたいそのあたりに「式典」が行われるようですが、正月帰省の人たちもいるということで正月に開催されているところもあるようです。

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しかし全国でもほとんどの自治体で「20歳を祝う」式典となっているようで、「成人の日」の意味が全く通らないものとなりました。

 

18歳で成人となるように民法が改正されたのが2022年、その直後は数か所の自治体で18歳成人式も行われたということですが、もはやそういったこともなく、「20歳を祝う」ばかりとなっています。

 

熊本でも数か所で正月の式典が行われたようですが、その光景を報道するニュースでも参加者インタビューでは「これまで親に世話になったのでこれからは自立する」といった「成人祝い」風のコメントばかり。

18歳から20歳の間は何だったのでしょうか。

 

もともとほとんど内容の無い式典だったので、「成人の意識を問う」といった本来の内容などは問われないものだったのでしょうが、それにしても18歳成人という法改正の意義などは何も考えられていないようです。

 

まあ酒たばこの解禁年齢は20歳のまま、犯罪報道でも18歳19歳は名前も出さないといった中途半端な対応が続いていますので、実感もないのでしょうが、それでも18歳以上は成人という法規定は存在します。

何とか当人たちの自覚を促すことは必要なのではないでしょうか。