爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

三重県伊賀市が「18歳で成人式」という極めて当然の方針、市民は反発

昨日朝のニュースで取り上げられていたことですが、三重県伊賀市で成人式は18歳で行なう方針というこですが、市民からの反発が大きいということです。

 

選挙年齢を引き下げたのに続き、多くの法的な成人年齢が今年中には18歳に引き下げられます。

しかし、成人式の挙行年齢はほとんどの自治体で20歳のままとするということは、先日の成人の日あたりで報道されていました。

 

ところが、三重県伊賀市では来年から成人式は18歳、今年のうちに移行措置として現在の19歳、18歳も2回に分けて成人式を行うということです。

www.city.iga.lg.jp

 

これに対し、当の対象者やその父母などと中心に反発が広がっているという話です。

 

しかし、その声を聞く限りでは、「今までそうなっていたから」以上の理由はないようです。

 

それに対し、方針を打ち出した伊賀市の市長の説明は理路整然、極めて当然の話と感じました。

それによれば、

「法的な権利義務を初め、多くの規定で18歳から成人ということになるので、それをしっかりと認識してもらいたいので18歳で成人式を開く」ということです。

 

まあ、そのような市長さんの意図も理解できず、成人式などというものはきれいな着物を着て昔の同級生と会うのが楽しみだというだけのことしか考えていないのというのがありありと見えます。

そのような市民にはもったいないほどの市長さんと言うことでしょうが、次の選挙は厳しいかも。その程度の民主主義ということです。