熊本では工業用水も地下水頼りであるため、今回熊本北部に進出する台湾の半導体メーカーTSMCの新工場やその周辺にできる関連会社の地下水使用の増加が資源減少につながらないか懸念されています。
その対策として周辺の水田に常時水を貯めることによって地下への水浸透を進め、地下水涵養を行う活動が開始されました。
www3.nhk.or.jp工場進出は隣の菊陽町ですが、その上流にあたる大津町で6.7haの水田に来年3月まで水を張ることでTSMCの年間の水使用量の3分の1にあたる100万トンを浸透させるということです。
いろいろと知らなかったことがあり、驚きました。
TSMCの年間水使用量が300万トンというのもすごいものです。
そりゃ、心配になります。
一方、わずか6.7haの水田に半年間水を張るだけで100万トンというのも、「本当かいな」と思うところです。
その涵養効果というのは確かなんでしょうか。
なお、熊本県ではこの「地下水涵養」の「涵」はひらがなで書くことにしているようです。
このくらい漢字で書いても悪くないと思いますが。