自らを「タリフマン」すなわち「関税男」と称してご満悦のトランプ大統領ですが、ロシアに対してもウクライナ戦争の停戦に応じなければ高額の関税を掛けると脅しました。
しかし、そもそもアメリカを始め各国はすでにウクライナ戦争の最初からロシアに対し制裁を科しているのでは。
そのため、米ロ貿易は激減しておりその額も小さなものになっています。
ロシアはこのように脅されてもほとんど脅威も感じないはずです。
タリフマンが脅して通じるのは貿易量がまだ相当な水準にある中国などに対してでしかありえません。
ロシアには脅しではなく利益誘導でウクライナ停戦を成立させるのではないかと思っていましたが、ここでも関税ではトランプの正気を疑うだけです。