爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

トランプはロシアが停戦に応じなければ関税を大幅アップと脅し。しかしそもそも「米ロ貿易」はもう存在しないのでは。

自らを「タリフマン」すなわち「関税男」と称してご満悦のトランプ大統領ですが、ロシアに対してもウクライナ戦争の停戦に応じなければ高額の関税を掛けると脅しました。

www.bbc.com

 

 

しかし、そもそもアメリカを始め各国はすでにウクライナ戦争の最初からロシアに対し制裁を科しているのでは。

そのため、米ロ貿易は激減しておりその額も小さなものになっています。

forbesjapan.com

ロシアはこのように脅されてもほとんど脅威も感じないはずです。

タリフマンが脅して通じるのは貿易量がまだ相当な水準にある中国などに対してでしかありえません。

ロシアには脅しではなく利益誘導でウクライナ停戦を成立させるのではないかと思っていましたが、ここでも関税ではトランプの正気を疑うだけです。