沖縄、山口、広島の3県に「まん延防止措置」が取られましたが、実施される感染対策は相変わらず飲食店の時短営業程度のようです。
まあ「変異株になっても対応は変わらない」と言っていますから、それでいいということでしょうが。
もう実質的な感染防止というよりは象徴的な意味だけの対策で、人々の気持ちを引き締めるという以外のものではないようです。
スポーツも平常に戻りかけたと思ったらいきなり最初に戻ったかのような風景になりました。
高校サッカーのベスト4に残っていた関東第一高校の選手にコロナウイルス感染者(検査陽性者)が出たということで、急遽出場辞退ということになりました。
まあ検査陰性者が絶対に感染していないとは言えませんので、その対応はやむを得ないことなのかもしれませんが、初戦のあたりで判明したならまだしも、準決勝に進んでという時点での辞退は残念でしょう。
対戦相手の熊本大津高校も決勝進出で喜ぶという思いにもなれず、もやもやが溜まったままの決勝戦に臨まなければならないというのは苦しいところです。
オミクロン株の重症化率というものがどの程度か、早く分かってくれば良いのですがまだまだデータが揃わないでしょう。
最近の研究では、アジア人や北欧人は腸内細菌で特有の菌種があり、それがウイルスによる重症化を防ぐかもという学説が出ているようです。
本当にそうなら希望が持てるのですが。