オミクロン株による感染急拡大で多くのところで「まん延防止措置」が取られましたが、そのほとんどは相変わらずの飲食店の時短営業程度の対策のみです。
これについて、国会審議で取り上げられたようです。
確かに感染蔓延の初期の頃には飲食店での会食が原因の感染拡大が目立ちましたので、そこに重点を置く対策というものが効果はあったかもしれませんが、このところの感染状況ではもはやかなり様相を変えています。
クラスター発生も飲食店でのものよりは、保育園や学校、介護施設が大部分となっているようです。
おそらく、今であれば「学校一斉休校」もある程度の効果が期待されるのでしょうが、あの初期の頃の安倍の思いつき休校の弊害が大きすぎたためにもう再度の実施は無理でしょう。
結局、またいつものように「何かやってますポーズ」の飲食店対策のみしかできることが無いということでしょう。
国会での野党の追求も当然なのですが、それに対する首相答弁が「飲食店が原因の感染も一部で見られる」というのは、無能ぶりを絵に描いたようなものでしょう。
まあ、野党も有効な対策などは持ち合わせていないでしょうが、政府の発想力の乏しさなどは元から期待もしていませんが、かなりの程度と言えるでしょう。
ワクチンの接種を急ぐというのもポーズだけで、実際には3回目接種の実施数を見ていればまったく進んでいないのは明白です。
どうやら、これまで通り、いや安倍菅よりさらに無能ということが明らかになりそうです。
昨年末の原因不明の感染の急激な低下が、あたかも政府の施策のためのように感じられたのでしょうか、異様なほどの内閣支持率上昇となりましたが、ようやくこれで化けの皮がはがれていくということなのでしょう。