爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

電力供給逼迫、長崎県の石炭火力発電所で重油燃焼対応

強い寒波の影響で電力使用が急上昇、供給が逼迫し危険な状況となっています。

昨日は関西電力で99%まで行ったとか。

供給不足となると突然の停電が大規模に広がる危険性もあります。

 

そんな中、九州電力(九電ではなく電源開発でした、訂正します)の長崎県にある石炭火力発電所で、重油を燃料とする緊急対応で発電するというニュースがありました。

www3.nhk.or.jp

また例の「石炭火力発電所二酸化炭素温暖化の主因」という魔女狩り(トランプがよく言っていますが、こちらが本来の使い方)かと思いましたが、そうではなかったようです。

 

この発電所では石炭を砕きながら投入する方式と言うことですが、その破砕装置が故障したために停止していたそうです。

 

しかし、電力供給が不足する危険性が出たために急遽重油を燃料として燃焼させて運転するという対応をするということです。

 

石炭を燃焼させるより出力が50%程度減るようですが、それでも供給不足の危険よりはましということでしょう。

 

ようやく寒さのピークは越えたようで何とか最大の危機は通り抜けたのでしょうか。