爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

もう何の歯止めも無くなった国家予算、いつまでも続くはずもない

コロナのニュースばかりで、そこに埋もれてしまったかのような来年度の国の予算ですが、大幅な税収減にも関わらず支出も大幅増、新規国債の大量増発ということになっています。

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緊急事態であり何か方策をと考えているのかもしれませんが、中身を見ればあれもこれも増やす一方で何の歯止めもありません。

 

大量の国債保有でも一見なんの問題も無さそうに見えている日本の状態をあれこれプラスに論じる輩もいますが、「こんなことがいつまでも続くはずもない」というのがまともな感覚でしょう。

 

結局は少なくなったとは言え国民の貯金や資産、企業の資産などを当てにしているだけの幻でしかないでしょうから、いずれは崩壊に向かうのでしょう。

 

それが何時になるかは分かりませんが、このような赤字を増やすだけの行為をやっていれば破滅への時間が短縮されるばかりでしょう。

 

数十年後、数百年後の歴史家は(そんな余裕がある社会が残っていればですが)この日本の国家というものをどう評すでしょうか。

「あまりにも愚かな政府と国民」とでも言うのかもしれません。

ともかく、コロナが国の破滅を早めるというところでしょうか。