爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

夢の話「バイオリアクタープラントを立ち上げる」

またもかつてやっていた仕事の夢。

よほど完成できなかった無念の思いが強いのでしょうか。

 

昔居た工場のようですが、今は無残に廃墟と化しています。

そこに「バイオリアクター」のプラントを建てるように指示されます。

細かいことは全く決まっていないので、メインの反応装置の形から考えなければいけません。

目的の物質もはっきりとはしていませんが、微生物はバクテリア、それを透水性の樹脂で固めて球状のビーズとして塔の中に詰め、そこに反応液を流すという形状だけは決まっているようです。

 

そういった細部はこれから検討していくとして、装置を配置する建屋は昔のものをそのまま使うつもりです。

使われなくなっているため埃だらけの建物の中を歩いています。

 

 

さて、現実との答え合わせ。

 

昔勤めていた工場では、アルコール部門と酒類部門がありその両方ともかつて勤務していましたが、夢に出てきたのはアルコール部門です。

しかし、それが操業を止めて「廃墟」などとはとんでもない話で、現在でもフル操業。

この前、現工場長に話を聞く機会があったのですが、昔の生産量をはるかに越えるような商売繁盛の状態だそうです。

ここで作っているアルコールは、消毒用ではありませんが、酎ハイやサワー類の売り上げは好調でそのための出荷が増えているとか。

 

「バイオリアクター」というものには、かなり若い時に携わったことがあります。

アルコール製造用でしたが、光硬化性樹脂を使って酵母を固め、流動型の塔に収めるというものでした。

しかし、実験プラントの試験で終わりそれ以上の展開にはなりませんでした。

夢に出てきたプラントのイメージはその実験の時のもののようでした。

 

「廃工場」には実はけっこう縁があり、30年以上空いていたところに装置を組み上げて操業という経験もありました。

最初の掃除が大変だったというイメージもあります。

 

そんなわけで、今回の夢はまあまあ納得のできる展開でした。