爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

愛子さま天皇即位の雰囲気が出てきたのに焦る産経新聞

皇位継承順位は秋篠宮から息子とほぼ定まっているはずですが、どうも最近は天皇息女の愛子さまに継がせた方が良いという世論が徐々に強まっているようです。

それに焦るのは保守系の中でも最右翼、産経新聞のようです。

www.sankei.com「古代より紡いできた男系継承」などと文学的修飾で述べています。

それが本当なのかどうか分かりませんが、せいぜい2000年にも満たない「伝統」がどれほど守る価値のあるものかも分かりません。

 

ここでおそらく忘れたふりをしているのが「臣籍降下」が無数にされてきたということです。

いったん皇族を離れるともう即位できないというのも「伝統」なのでしょうが、もしも「男系」でありさえすればよいのであれば、臣籍降下した者でも皇族に戻してやればいいだけなのでは。

とにかく子作り可能な天皇候補は一人だけという非常事態です。

こうなれば何でもあり。

近いところでも元皇族というのがいくらでもいますし、遠くても良ければ源氏平氏などすべて該当します。

もしかしたら、日本人男子の数十%は先祖に天皇を持っているのでは。