毎年200冊以上の本を読んでいますが、これまでその中でどれが気に入ったかといったことは考えていませんでした。
しかし、少なからぬ時間を費やして読書していますので、それくらいのことはやってもいいか。
というわけで、「今年の本のベスト5」選定です。
著者の岩村さんは家庭の食卓の実情を調査するという活動を長く続けていますが、「家庭崩壊」「夫婦離婚」といった結末をたどる家庭が多数見られたそうです。
それと食卓の食事とどういう関係があるのか。
非常に考えさせられる内容でした。
個人の名前というものには関心を深く持っていますが、比較的知っているつもりだった江戸時代の名前というものの概念がかなり違っていたということを教えてくれたという意味では貴重な本でした。
「長谷川平蔵宣以」などと言うと「宣以」が本名で一番大切な名前だったように思いますが、実際にはほとんどそれは他人には知らせず、ほぼ「平蔵」とのみ称していたということです。
アベノミクスについては私もさんざんここで批判していますが、専門家がそれをきちんと見せてくれたという意味ではこの本は有益だったと感じます。
内容的には私にとって新しいものは少なかったのですが、人類史をビジュアルに見せてくれて非常に分かりやすいものとなっています。
図書館で借りた本ですでに返却していますが、購入し手許に置いても良いかと思えるものでした。
この本は強烈ですね。ごく最近読んだということもありますが、それだけでなく内容が最近自分が感じていたものとピタリとあっていると思います。
AIが社会を乗っ取るかのようなことが言われますが、AI自体がそういうものかどうかはともかくとして、まず「電力不足」が大問題となるということは想定外でした。
しかし少し考えればそれが正しいだろうことは分かります。
デジタル社会もそう長くはないと思わせられるものでした。
他にも同じレベルと感じられる本も数冊あったのですが、この5冊に絞りました。
まあなかなか充実した読書ができた一年だったと言えるかもしれません。